2018-08-13

電気的宇宙論のススメ1~観測事実が近代科学の虚構を突き壊し、科学革命が始まろうとしている

711pdrU1-oL「破壊学事始」のブログ主である三浦一則さんが「プラズマと電気でよみ解く宇宙と地球の本当のしくみ」という本を書かれた。三浦さんは1958年生まれの電子機器製造販売を手がける在野の探求者。電気的宇宙論をベースに、地震理論にも取り組んでおられる。

まずは、「はじめに」を紹介したい。著者は「科学は大きく変わろうとしています。世界的な科学革命への関心が寄せられることを願います。」と書いているが、賛同する。

 

 

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夜空の星ぼしは電気で輝いている、といったら驚きますか? 宇宙には空気がなく真空だということはほとんどの人が知っていると思います。
でも真空では電気が簡単に通って、うすいガスが光るということは、あまり知らないのではありませんか?
また、岩石の内部に電気がたまると次第にぼーっと青く光るのです。まるでガスが噴出していると勘違いすることもあります。空気がないと思いもかけないことが起きます。それが真空の宇宙です。
宇宙の99.9%はプラズマという電気を帯びたガスです。

本書ではプラズマが渦巻く宇宙の姿と電気で見た地球を紹介していきます。
20世紀が終わろうとする90年代中ごろから、宇宙観が変わってきました。ボイジャーをはじめとする探査衛星が太陽系の真実を地球に伝えてきたからです。
土星の輪、木星の大赤斑、太陽系に渦巻く、太陽を中心とした磁場、吹き荒れる荷電粒子、太陽風、火星に刻まれた深い溝などの実態がわかってきました。とくに彗星に向けて飛び立った探査機は、まったく思いもかけない出来事に遭遇します。

彗星の尾は、氷とチリの塊である彗星の核から放出されるガスが、太陽風によってたなびいていると考えられてきました。しかしじっさいの彗星に探査機が近づくと、彗星の核は比較的なだらかな表面をもつ小惑星であることがわかりました。
そして探査機が放った小物体が彗星にぶつかる瞬間、大きな放電現象が起きました。彗星の核は強力な電気を帯びていたのです。そう、彗星の尾は、ガスではなく電気による放電で明るく光っていたのです。

電気的宇宙論は彗星の尾からはじまり、太陽のエネルギーは電気であることを解明します。プラズマの放電が太陽コロナの正体でした。
また火星の表面に深く刻まれた溝は、惑星規模の巨大な放電、カミナリによる結果であることを示唆します。銀河間に流れる電流の流れは、ダークマターがなくても、銀河の回転が説明できるのです。

電気的宇宙論は、宇宙の姿だけでなく、人類の過去にも影響が及びます。地球上の各地に残された石器時代の遺跡、その壁画に共通するパターンは、プラズマ放電の姿でした。1950年にヴェリコフスキーが書いた「衝突する宇宙」は真実だったのです。

さらに電気の視点から地球を見ていくと、そこには巨大な電流の流れが見えてきます。太平洋火山帯から地震へと話が進みます。
電気的宇宙論は、アメリカのIEEE(米国電気電子技術者協会)で認められているプラズマ宇宙学会でさかんに議論されているテーマです。本書は、電気的宇宙論への入門書として、thunderbolts.info、The ElectricUniverseなどを参考にそのエッセンスを紹介しました。

教科書的科学からはかなりかけ離れた結論も書きましたが、現在、科学は大きく変わろうとしています。世界的な科学革命への関心が寄せられることを願います。

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るいネットにもブログ記事が転載されているが、電気的宇宙論、あるいは電磁気学そのものの基礎から追求してみたい。

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