2016-11-22

11.22 福島沖地震 ~NZ→日本の地震発生法則とスーパームーンとの関連性~

本日2016年11月22日午前5時59分ごろ、福島沖でマグニチュード7.4の地震があった。今のところ死亡者発生の情報は無いが、津波の恐怖もあり、現地の人達は東日本大震災の記憶が呼び起こされた辛い一日だったに違いない。JISIN_MAP_20161122061226

 

★ ★ ★ ニュージーランド→日本の地震法則

このところ大きな地震の連鎖が続いている。とりわけ、今月13日ニュージーランド地震(M7.8)が起き、そして今日22日の福島沖のM7.4。ここには大きな法則があるように思えてならない。

リンクより、

■やはり「ニュージーランド→日本の法則」が発動!

今月13日、ニュージーランドで発生したM7.8の地震はトカナでも報じ、「リング・オブ・ファイア(環太平洋火山帯)」の活動が活発化していると指摘するとともに、近年注目されている「NZ→日本の法則」が発動する危険性を訴えた。ニュージーランドと日本の地震発生には相関関係があるとされており、ニュージーランドで大きな地震が発生した数日後~2ヵ月後にかけて日本でも大きな地震が規則的に起こっているのだ。2011年2月22日、ニュージーランドで発生したM6.3の「クライストチャーチ地震(カンタベリー地震)」のおよそ2週間後(3月11日)には「東日本大震災」が発生している。今回の福島県沖で発生した地震(11月22日)も、ニュージーランド地震(11月13日)からわずか9日後だ。

 

2009/07/15 ニュージーランド(M7.8)

2009/08/11 駿河湾(M6.5)

 

2010/09/04 クライストチャーチ(M7.0)

2010/09/29 福島県(M5.8)

 

2011/02/22 クライストチャーチ(M6.3)

2011/03/11 東日本大震災(M9.0)

 

2011/06/13 ニュージーランド(M6.0)

2011/06/23 岩手県沖(M6.7)

 

2011/07/06 ニュージーランド・ケルマディック諸島(M7.6)

2011/07/10 三陸沖(M7.3)

 

2011/11/18 ニュージーランド北島沖(M6.0)

2011/11/24 浦河沖(M6.1)

 

2011/12/23 クライストチャーチ(M5.8)

2012/01/01 鳥島近海(M7.0)

 

2013/06/15 ニュージーランド(M6.0)

2013/08/04 宮城県沖(M6.0)

 

2014/01/20 ニュージーランド(M6.1)

2014/03/02 沖縄本島北西沖(M6.5)

 

2015/09/07 ニュージーランド(M6.3)

2015/11/14 薩摩半島沖(M7.0)

 

2016/02/14 クライストチャーチ(M5.8)

2016/04/14 熊本地震(M6.5) 16日にM7.3

 

2016/09/02 ニュージーランド北島沖(M7.1)

2016/10/21 鳥取県中部(M6.6)

 

2016/11/13 ニュージーランド(M7.8)

2016/11/22 福島県沖(M7.4) NEW

 

今月の始めに井口和基サイトで11月後半(26日)に巨大な地震が発生するとの予報があったが、

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※11月の地震予報波形

そこでも、

東日本大震災が2011年3月11日に来る約一ヶ月前、2011年の2月22日にニュージーランドのクライストチャーチの大地震が来たことはよく知っているだろう。

ニュージーランド、クライストチャーチ大地震

「クライストチャーチ大地震を予想した日本人」:アルパイン断層の大地震

こういった経験から、「大地震の時計回り連鎖説」というものが登場した。

これは、環太平洋の巨大地震は、南米のチリ、オセアニアのニュージーランド、アジアのスマトラあるいは極東日本という時計回りの順に生じるのではないかという経験則である。

したがって、次は我が国の可能性が高い。

という分析が行われており、それが現実のものとなった形ではないだろうか。

 

 

 

★ ★ ★ スーパームーンとの関連性は?

そして、今月はなんといってもスーパームーンのあった月。実は東日本大震災の時もスーパームーンだったのである。「スーパームーン」とは、月が地球に最接近することで通常よりも大きく見える現象で、この際の月の引力が大地震を引き起こす可能性があるといわれている。そのため、スーパームーン前後、あるいは満月・新月前後には地震リスクが高まるとして科学分野でも研究が続けられているのだ。

リンクより

今月14日にはスーパームーンよりさらに月が大きく見える「エクストリームスーパームーン」が69年ぶりに訪れ、その前日、ニュージーランド地震が発生している。こうした「スーパームーン」と地震の相関については、トカナの執筆ライター百瀬直也氏が作製したリストをご覧いただければ明らかだ。(【エ】はエクストリーム・スーパームーン、【ス】はスーパームーン、【満】は満月、【新】は新月を示す)

 

・ 【新】1854/12/23 → (翌日)12/24 安政南海地震(M8.4)

・ 【新】1946/12/19 → (2日後)12/21 昭和南海地震(M8.0)

・ 【エ】1948/01/26 → (前日)1/25 フィリピン、パナイ島(M8.2)

・ 【新】1960/05/23 → (前日)5/22 チリ地震(M9.5)

・ 【新】1994/10/05 → (翌日)10/5 北海道東方沖地震(M8.2)

・ 【満】1995/01/17 → (当日)1/17 阪神・淡路大震災(M7.3)

・ 【新】2003/09/26 → (当日)9/26 十勝沖地震(M8.0)

・ 【ス】2005/01/10 → (2週間前)2004/12/26 スマトラ島沖地震(M9.3)

・ 【ス】2010/02/28 → (1日前)2/27 チリ・マウレ地震(M8.8)

・ 【ス】2011/02/18 → (4日後)2/22 ニュージーランド、カンタベリー地震(M6.1)

・ 【エ】2011/03/19 → (8日前)3/11 東日本大震災(M9.0)、(7日前)3/12 長野県北部(M6.7)、(同)3/15 静岡県東部M6.4、(5日後)3/24 ミャンマー(M6.8)

・ 【エ】2014/08/11 → (8日前)8/3 中国雲南省(M6.5)、(前日)8/10 青森県東方沖(M6.1)

・ 【ス】2015/07/31 → (3日前)7/28 ニューギニア(M7.0)

・ 【エ】2016/11/14 → (前日)11/13 ニュージーランド(M7.8)

・ 【エ】2016/11/14 → (8日後)11/22 福島県沖(M7.4) NEW

 

今回の地震は14日のエクストリーム・スーパームーンから8日後に起こった。ここで注目して頂きたいのは、2011年3月11日の東日本大震災。ちょうど前回のエクストリーム・スーパームーンの8日前に発生していたのだ。この空恐ろしい一致は偶然と考えるにはあまりにもできすぎてはいないだろうか……。

恐怖を煽るつもりは毛頭無いが、今後も巨大な地震が来る恐れがあると防災意識を高めて、巨大地震に備えておくべきではないだろうか。

 

 

 

 

  投稿者 tutinori-g | 2016-11-22 | Posted in D.地球のメカニズム, D03.地震No Comments »