2012-12-31
もっと科学を身近に☆New Stream 「食」を考える2~粗食、自然食の効用~
旬の話題から自然の摂理が学べる!もっと科学を身近に☆NewStreamです。
前回は、
市場原理のために、人工物質により食を犯され、健康を害している。
それにもかかわらず、人は、健康になることを人工物質に求めている。
そんな、市場原理に絡め摂られた現代人の矛盾を紹介しました。
現代において健康でいるための「本当の食」とは何なのでしょうか?
今回は、改めて現代人の食生活を見直してみようと思います。
人工物質とは正反対の位置づけである粗食、天然食の効用について紹介します。
【時代認識】1 ~いま、社会の基底部で何が起きているのか~
◆ ◆ ◆ 3.11を経て、皆は何を感じただろうか
左:コチラ、右:コチラから画像はお借りしました。
昨年の3.11を契機に、これまでの「市場拡大を絶対とする自由経済」、「人類を破滅へと向かわせる原発を生み出した近代科学」、そして、それらを導いてきた「近代思想」にもいよいよ疑問や限界を感じ始めたのではないかと想います。
・「市場はもうウンザリ」⇒市場からの脱却が始まった
・科学の発展を無防備に受け入れていると殺される時代になった ~全文明史を覆すほどの大転換期~
・「自由自在」とは意味不明な言葉である
今までの常識が全く役に立たないほどの外圧状況の中で、皆が「本当にこの社会や生活で良かったのか?」などの想いを感じ、そういった中で、はっきりとした像を結ばないとしても、“今までの社会ではダメだ、変わらないといけない”⇒“自分達で新しい社会を創っていく”といった時代の転換を予感させたのではないでしょうか。
しかし、今はどうでしょう。
先の選挙で云えば、(大衆の意識が反映されなかったにせよ)景気を建前にした新自由主義の安倍が政権をとったことや、3.11後の政府の対応は大量生産・大量消費を加速させる政策(→市場拡大→環境問題悪化)にしかなっていないこと(リンク、リンク)が示しているように、現在では新たな社会への可能性は摘まれていき、閉塞する社会に戻りつつある状況だということを、みなさんも薄々感じていることと想います。
では、このモヤモヤを突き破るような“本当の安定”には一体何が必要なのでしょうか?
もっと科学を身近に☆NewStream 「食」を考える1~市場に絡めとられ不自然な方向に向かっている現代の「食」
旬の話題から自然の摂理が学べる!もっと科学を身近に☆NewStreamです。
近年、がんによる死亡率の上昇や糖尿病、高脂血症やメタボリックシンドロームのような生活習慣病患者の急増。また原発事故による、農作物、海産物の放射能汚染より、食の安全への期待が高まっています。
一方、我々の身近な「食」はというと外食やコンビニ弁当など、便利なものが増えてきました。これらの多くは、「安い、早い、美味い」をウリにしており、ついつい食べ過ぎてしまうのも事実です。
その結果、気付けばブクブクと太ってしまうということも・・・。
そこで今回は年末年始特別企画として隔日で計6投稿の「食」を考えるシリーズをお贈りしたいと思います。
何かと食べ過ぎてしまう、年末年始。このシリーズを通じて、改めて「食」と向き合ってみませんか?
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【太陽系を出たと思ったらまだ太陽系だった!?】科学を身近に☆NewStream
旬の話題から自然の摂理が学べる!科学を身近に☆NewStreamです。
地球から打ち上げられたボイジャー1号がまもなく太陽系の果てに到達するというニュースが世の中をワクワクさせました((o(´∀`)o))
そして、12月3日にNASAは以下の発表をしました。
CNN NEWS
(CNN)米航空宇宙局(NASA)は3日、1977年に打ち上げられた無人探査機「ボイジャー1号」が、太陽系の果てに近い新たな領域に到達したと発表した。
ボイジャーは現在、太陽から約180億キロの距離にあって、NASAのこれまでの説明によれば、間もなく太陽系の果てに到達するはずだった。
しかし磁力線の方向が変わっていないことから、NASAではボイジャーがまだ太陽系内にいると判断した。星間空間に到達すれば、磁力線の方向が変わると予想している。今回到達した領域は、太陽系の磁気粒子と、太陽系外の星間空間の磁気粒子が合流する地点とみられる。
太陽系を抜け出すと思われていた位置に達しても太陽からの磁力線は変わらずボイジャーに届いていたということです(; ・`д・´)
「がん」を考える4~がん利権の構造(医者、製薬会社、外資系保険会社そしてその背後にアメリカがいた!)
現在がんの治療費は年々増え続け、しかしその治療の中身は一向に効果の上がらない「抗がん剤治療」や「切開手術」が中心であるということを見てきました。
このような治療を実際に施術するのは医者ですが、ではなぜ医者はこのような明らかに「効果の無い」治療を繰り返すのでしょうか?
そもそも医者はがんと診断したときに、どのようにして治療方法を選択するのでしょうか?
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【気候シリーズ】気象を操作したいと願った人間の歴史2~偏西風を操作して気象を操作~
(画像はコチラからお借りしました)
前回のエントリーでは、ロシアの気象操作技術について扱いました。発生した雲の水分を薬を散布して凝縮させ、強制的に雨を降らすという方法を紹介しました。
今回のエントリーでは、もっと大胆に気象操作するを紹介します。それはアメリカのテレビ番組で紹介されたHARRP(高周波活性オーロラ調査プログラム)を使った気象操作です。HAARPと言えば、ネット界では地震兵器や気象兵器と噂されていますが、その仕組みについては未だはっきりしていません。
これまで当ブログで追求してきた気候に関する知識からHAARPの気象操作の仕組みを読み解くと、実は偏西風を変化させることで操作が可能ではないかという新たな切り口で記事をかいていきます。
では、偏西風を使ってどのように気象を変化させているのでしょうか?
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地震予知の現状(8)・・・「地震予知のこれから」(最終回)
地震予知の現況を押さえてきた本シリーズも、今回で最終回です。2007年に刊行された『地震予知の科学(東京大学出版会)』を参考に、7回にわたり、現況の地震予知について調査・報告してきました。
地震予知の科学(東京大学出版会)
第1回 地震予知の現状(1)・・・地震予知とは?
第2回 地震予知の現状(2)・・・これまで何が行われてきたのか(地震予知研究の歴史)
第3回 地震予知の現状(3)・・・日本、海外の地震予知の歴史について
第4回 地震予知の現状(4)・・・この10年で何が明らかになってきたのか~「アスペリティ」は「水」がつくる?
第5回 地震予知の現状(5)・・・地震観測網・シミュレーションモデル ~地震予知の進歩と壁~
第6回 地震予知の現状(6)・・・地震予知のリスクマネージメントと東海地震説
第7回 地震予知の現状(7)・・・科学だけで地震を予知していいのか?
最終回は、地震予知のこれからと題し、今までのまとめと今後の課題をお送りしたいと思います。
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【2012衆議院総選挙直前企画!】8~TPPの嘘を知り、農村共同体の再生可能性を探る その2
いよいよ明日は衆院選ですが、意外にもTPPをめぐる議論は、各党本部の方針とは無関係に、都市部で「賛成」、地方で「反対」という大きな傾向が浮かびあがってきています(参照)。それくらい政治家にとっても、大衆にとっても実態が見えにくくなっている問題なのかもしれませんね。
さて、前回の記事では、TPP推進の嘘を切開し、農業分野における問題とその突破可能性をご紹介しましたが、今回はTPP参加が農業以外の分野に与える影響を整理すると共に、今後の社会再生を考える上での萌芽が今の政界にないのか?を探っていきます。
※こちらからお借りしました
明日の投票の参考にして頂けると幸いです 😛
【2012衆議院総選挙直前企画!】7~自然エネルギーでどこまで可能なのか?
2012衆議院総選挙直前企画第7弾!原子力発電に替わる代替エネルギーの可能性を探るシリーズ2本目。今回は、過去の記事から自然エネルギーが持つポテンシャルを探ります。
日本は四季に恵まれた自然豊かな島国です 😀 しかしその一方で、日本は太古の昔より、台風や地震、そして火山の噴火などの自然外圧に晒されてきた島国でもあります。しかし見方を変えれば、これらの自然外圧とは地球の巨大な運動エネルギーそのものでもあるのです。
その自然外圧=自然エネルギーを資源として有効利用することできれば、日本のエネルギー資源の可能性は大きく開かれます。
今回の総選挙において、未来の党、共産党、社民党、新党大地、新党日本が脱原発を掲げ、その流れで自然エネルギー、再生可能エネルギーの活用を掲げています。
しかし、マニフェストを見ると各党ともお題目が並ぶだけで、ほとんどが具体的な政策とはなっていません。
新党日本がオーランチオキトニウム(藻から作る石油)実用化を上げているくらいでしょうか。
脱原発に消極的な意見を見ると、経済性や技術的問題で自然エネルギーは原発よりも現実性が低いという評価になっています。
本当にそうなんでしょうか?
今回はそのあたりを見て行きます。
続きが気になる方はポちっとね♪
『2012衆議院選挙直前企画』(6)~あのとき感じたことを思い出してみよう!~
左:瓦礫の前で涙があふれ出てくるおばあさん 右:街頭演説に精を出す政治家たち
画像は、こちらとこちらからお借りしました。
2012衆議院選挙を前に、露骨な「『脱原発』叩き」を展開している読売・産経の2社。そして、それを後押しに原発推進を行おうとする人たち。
『いったい誰のために?』というのが普通の人の感覚なのでしょう。
なんでこんな議論になってしまうのでしょうか?
こんなときこそ、今一度、
あのとき感じたことを思い出してみよう!