螺旋思考のススメ~答えのない時代で前進感を生み出すための生命原理への回帰~
現代では螺旋構造の有用性について多くの自然現象で判明しています。
アンモナイト貝の形状やひまわりの種の配列など自然の中でより効率よく・安定性を高めるための構造となっています。
螺旋は他にも意味をもっており永続的な運動や成長・進歩などとりわけ前進感を生む言葉にもなっています。
しかし現代の人類は全世界が共通して停滞感を感じざるを得ないのはなぜでしょう。
経済・政治・市場で活力が見いだせない時代に突入し、誰も答えを提示してくれません。
それぞれの人間が進むべき道を探し、実践するための前進感はどこから生まれるのでしょうか。その答えは螺旋思考にありそうです。
〇生物界の螺旋
生物界で螺旋運動を行う事例としてはバクテリアの鞭毛を使った移動が有名でした(リンク)。さらに近年は魚の表皮細胞であるケラトサイトが車輪のように回転運動を行う細胞(「“車輪細胞”見つけた! – 魚類皮膚の細胞が移動する原動力とは(リンク))や精子の回転運動などが判明されており、特にミクロな生物界では事例が多そうです。また宇宙の惑星なども螺旋運動をしています。
〇回転によって推進する
それぞれの事例の共通点は環境として粘性が高く、重力の影響が少ないという点があると思います。
そこで最も有効なのが螺旋運動ではないかと考えます。自らを回転させながら、周囲の粘着性を推進力に変え進んでいくのです。
これらはまだ立証されていないため、今後の追求課題です。
〇不全突破のためには生命原理への回帰⇒螺旋思考
もともと人類の祖先である単細胞から可能性探索で試行錯誤しながら進化を続けてきました。
しかしそれは新しい思考方法ではなく、原初生命から培われてきた特性です。
螺旋と思考の関係性は今後も引き続き追求していきます。
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