データから見る、地震は岩石に溜まった”歪の解放(プレートテクトニクス論)”はおかしい。⇒岩石の逆圧電効果による変形エネルギーという可能性
大地震時には決まって地表からの発光現象が目撃される。
先日のエントリ でも、その発行現象が地震の普遍現象の一つとして考える必要があることを説明しました。
その際に、
>地震現象は、地殻内の閉じられた空間で、マグマの熱で水が解離した酸水素ガスが充満してマグマと接触することで爆縮反応が起きて、爆縮で再生された水がマグマと接触して起きる水蒸気爆発により地殻が振幅する現象である。
>爆縮による水の形成されるときに酸化反応で発生する熱は、水蒸気爆発で拡散する水蒸気を再度解離する。この繰り返しが地殻の振幅と比例する。
>地震発生後、残存する「酸水素ガス」が地表から出て燃焼する。酸水素ガスが地表から出て燃焼する現象は、山火事でも起こり得る。
>地震時の地鳴りは、沈降部分の側壁の崩落時の音である。発光現象は、「酸水素ガスの空間の自由電子が大気に放出される現象」で、雷の現象の逆である。
というのが現象事実から整合するのはないかと思っていますが、一方で「岩石に高電圧がかかることによる逆電圧効果によって岩石が変形すること」が地震エネルギーの原因だという説もあります。
紹介する記事の論点は、”プレート論(岩石に溜まった”歪の解放”)批判の根拠”として優れている記事ですが、「岩石に電圧→逆電圧効果による変形→運動エネルギー→地震エネルギー」という説としても、上記の爆縮説にも組み込まれるのか、まったく異なる形で地震に関係しているのか。引き続き、追求してみたいと思います。
以下、破壊学事始 様より引用
■地震は岩石に溜まった歪の解放??
いまだに地震の原因が岩石に溜まった歪の解放で、それはプレートの移動により生まれる、と考えている人は下の図を見てほしい。
この図はHI-NET が捉えた過去30日間に起きた日本列島周辺での地震をプロットしたものだ。通常では公表されない微小地震が含まれている。びっしりと震源があることに気がつくだろう。
もし、プレートが移動して地震を起こすなら、歪が大きくたまる前に、小さな地震が起きて、歪は解消されてしまう。じっさい、HI-NETの震源マップは無数の微小地震を捉えている。これでは大地震が起きるほどのひずみがたまることはないだろう。
地震の原因は誘電体でもあり圧電体でもある岩石が高電圧を受けて、逆圧電効果で変形するからだ。
動画
この動画では玄武岩に高電圧、40kVをかけると岩石が割れる様子を示している。岩石が割れるのは、逆圧電効果で変形するためだ。逆圧電効果による変形は、非常にわずかだが、広範囲にわたって電圧がかけられると、変形する量が増える。また、岩石にひびが入っていたとしても、電圧をかけられると一斉に変形するので、変形の量は変わらない。逆圧電効果によるアクチュエーターも実用化されている。小さな部品でも大きな力を発揮できるという特徴を持つ。地震の大きな力は逆圧電効果で説明できる
岩石がバネのようにたわんでエネルギーをためるというのは、妄想にすぎないことがわかったはずだ。それでも地震はプレートの移動が原因と考える人は、科学ではない単なる信仰を抱いているだけだ。
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(以上、引用終わり)
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