2018-08-28
”意識”は物質や確率に影響を与える ~精霊信仰(≒観念原回路)への新たな科学的アプローチ~
画像は「Collective Evolution」より引用
以前のエントリーでも紹介した「ポスト物理(質)主義科学」。現在「物質だけではなく”意識”との関連性も含めた新たな科学」の有り方として世界中で注目を集めています。
※近代(現代)科学はもう旧い!物質世界に傾斜した近代(現代)科学に替わる新たな”ポスト物理(質)主義科学”とは?
そんな中、このポスト物理(質)主義科学の立場から、とても興味深い研究発表が成されました。
それは、【意識は物質や確率に影響を与える】という大発見です。
今回の発見は、従来「祈り」や「願い」など、古来の原始人達が行ってきたであろう、「精霊信仰(≒観念原回路)」に対する、現代における科学的アプローチといっても良いのではないでしょうか。
ポスト物理(質)主義科学の科学者たちは以下のように、既存の現代科学を糾弾しています。そのスタンスは至極真っ当だと筆者は思います。
物質主義に寄った科学者や哲学者は、物質的に解明できない現象を否定する。そういった非物質的現象は彼らが持つ排他的な世界認識と相容れない。しかし、これらの現象を否定したり、ポスト物質主義を支持するような科学的発見の公表を差し控えることは、科学的探求の精神に反する。従来の科学の理論や信念に合わないデータが排除されてはならない。そのような態度は科学ではなくイデオロギーである
今後、”意識”の解明が進むことにより、既存の(近代)科学が再構築されていくことを望みます。
それでは記事を紹介します。
以下、「意識は物質や確率に影響を与える」プリンストン大学実験で判明していた! 科学で解明できない集合意識の“本当の作用”とは?/TOCANAより引用
観念機能の低下から観念体系の崩壊へ。⇒突破口は”観念ではなく”言葉以前の本能・共認機能をいかに再生できるかにかかっている
みなさん、お盆はどうお過ごしだったでしょうか。
各地で続くゲリラ豪雨や猛暑でお出かけ先でも苦労した人も多いのではないでしょうか?
見知らぬ土地で、どこかに行く場合に欠かせないのはスマホですよね。私もスマホ無しでは、もう旅行はいけません
今やスマホが手放せない、いわゆる「スマホ依存症」なんていう言葉まで出てきてしまっていますが、そんな中、行き過ぎた現代人のスマホ依存症が、”長文を読めずに言語能力は2歳児レベルにまで達してしまっている”という驚きのニュースが入ってきています。
※画像はコチラから引用
★ ★ ★ 人々の言語能力=”観念機能”の低下が超絶進行中
危険すぎるスマホ依存 長文読めず、言語能力は2歳児レベルに より引用・抜粋
調べるときに、手に取るのは紙の辞書だろうか、それともスマホだろうか。
後者と答えた人は、じわじわと脳をむしばまれる危険性がある。
川島教授は脳機能の働き方について計測実験をしたことがある。
相手の顔を見て話すなど、人を相手にコミュニケーションをしたときの脳を近赤外線分光装置で測ると、前頭前野は活発に動いた。だが、同じ人物と電話やテレビ会議で話をした場合、脳は全く動かない。囲碁についても同様で、人と対面して打つと前頭前野が活発に動くが、コンピューター相手だと動かない。
「前頭前野はリアルなコミュニケーションによって活動することがわかりました」(川島教授)
ペンと紙を使って文字を書いてみよう。漢字を思い出し、書き順にならって丁寧に書くだろう。すべての過程で脳を働かせる必要がある。一方、パソコンやスマホを使う場合はどうか。漢字を忘れていても、ひらがなを入力して変換キーを押せば、自動的に漢字が表示される。人の脳がやるべき作業はITが肩代わりをし、人間がやるべき作業は、漢字が正しいかどうか判断するだけだ。
文字を入力しない、AIによる音声操作が浸透してきたが、この状況に川島教授は一層の危機感を持っている。川島教授によると、フェイスブックの長い文章を読めない人が増えているそうで、LINEやツイッター上の2~3語で構成される文でなければ読むのがつらいのだという。
実は、この2語、3語といった長さの文は2歳児の言語レベル。「その2語文でさえAIの音声操作が代行し、人の行動を補完していくならば、そのうち人が口にするのは『ウー、キー』で済んでしまう。脳を使わず退化した人類は猿以下になるのでは、と本気で思っています」(同)
このように、人々の言語能力、すなわち「観念機能」が超絶低下中なんです!
これだけでもヤバイことはわかりますが、加えてそれに呼応するかのように、今までの定説や常識が崩壊している現象がいくつも起きているようなのです。
電気的宇宙論のススメ2~銀河の螺旋運動は宇宙を構成する気体プラズマがつくりだすピルケランド電流が生み出している
電気的宇宙論の最大の利点は、電界と磁界が作り出す渦の構造で、物理世界の祖型というべき螺旋運動を説明できてしまう点です。特に電気的宇宙論では、銀河の回転運動とカタチを宇宙空間を流れる「電気伝導性の気体宇宙プラズマ」がつくりだすビルケランド電流で説明してしまうことができます。対して、ビッグバン宇宙論では銀河の回転を説明するためにダークマターという架空の存在を仮定してしていますが、いくら観測を重ねてもダークマターは見つかっていません。
以下、ビルケランド電流について説明しているあるブログからの転載です。https://blog.goo.ne.jp/sonokininatte55/e/c1e93c91bd3270c5618f23c5f7947bc9
写真はピルケランド電流の写真・巨大な送電線を描いている。これは白鳥座ループの超新星残余をクローズアップしたものである。秒速約170kmで画像上方向に動いている巨大な衝撃前線の一部分である。宇宙にはこのようなフィラメント構造が多く存在し、その内部にはビルケランド電流と呼ばれる電流が走っている。大規模構造、銀河系、太陽系、太陽フレア、オーロラなど宇宙のあらゆるスケールで確認されている。
電気的宇宙論のススメ1~観測事実が近代科学の虚構を突き壊し、科学革命が始まろうとしている
「破壊学事始」のブログ主である三浦一則さんが「プラズマと電気でよみ解く宇宙と地球の本当のしくみ」という本を書かれた。三浦さんは1958年生まれの電子機器製造販売を手がける在野の探求者。電気的宇宙論をベースに、地震理論にも取り組んでおられる。
まずは、「はじめに」を紹介したい。著者は「科学は大きく変わろうとしています。世界的な科学革命への関心が寄せられることを願います。」と書いているが、賛同する。
近代科学の思考パラダイムが、生命の起源・進化の追求を妨げてきた
紹介する記事の「鉱物は生物を変え、逆に生物も鉱物を変えるという共依存関係にあり、岩石圏と生物圏は共進化を遂げてきた」という内容は納得する。同時に、近代科学の思考パラダイムについて考えさせられた。
記事の内容は、自然の物質と生命は別物ではなく「一体」であって、自然を同一視しその「背後に精霊を見る」思考に立脚してこそ出る発想であり、それがあってこそ理解できる。それがこれまで無機と有機の概念区分で両者は別物で無関係とする発想になっていたのは、近代科学の「二元論」「自然支配」の思考パラダイムに立脚していたからだ。
近代科学の思考パラダイムが、生命の起源・進化の追求、科学の追求を妨げてきた主因であろう。
(※画像はリンクよりお借りしました。)
近代科学は、生命は「海(水)と大気と太陽」の関係で誕生する物語に終始し、実験成果としてはアミノ酸など簡単な「生体分子」の合成までは成功した。しかし、アミノ酸と核酸塩基などの生体分子を重合(結合)するには至っていない。
約40億年前の凄まじい地球環境下では、水と大気と太陽の関係で生命の基となる「生体分子」が生成されたとしても、強烈な紫外線照射などによってすぐに分解する。結合反応の速さと分解反応の速さが同じで、極小の生体分子同士が結合を繰り返して複雑な構造になるのは不可能だったに違いない。
炭素を基本骨格とする「無機分子」から「有機分子」を誕生させ、有機分子を重合(結合)しタンパク質を構成するアミノ酸などの「生体分子」を生成し、そこから分解することなく生体分子が重合(結合)してタンパク質や核酸などの高度に組織化された「高分子」に進化するには、海底火山が噴出する熱水孔のある海底で、鉱物によって構造化された水=『構造水』が不可欠で密接に関係している。(※参照:当ブログ記事)
そして、高分子を重合し酵素・RNA・DNAを経て組織化して「生命体」に至るには、水に溶け込んだ鉱物の必要成分を選択して生体分子に取り込む『細胞膜』が不可欠で密接に関係している。(※参照:当ブログ記事)
つまり、鉱物が、無機分子を集め固定して有機分子→生体分子→高分子を生成する機能としてはたらき、更に鉱物そのものが生命の一部分となることによって生命体は誕生した。
そして、その後の歴史も、鉱物と生物は「一体」関係で、鉱物は生物を変え、逆に生物も鉱物を変えるという共依存関係にあり、岩石圏と生物圏は共進化を遂げてきた。
以下、紹介記事より引用