宇宙に「ダークエネルギー」など存在しないことが証明された! 物理学の常識が崩壊寸前!~事実(=自然)を見下し、意識のベクトルが非現実に向っている近代(西洋)科学は狂っている~
※写真はPixabayより
前回の記事で、”宇宙膨張率を示す、ハッブル定数が間違っている”という主旨のエントリーを投稿しましたが、その中で、ダークエネルギーもまた、宇宙膨張説を補強する為の後付けの仮想概念であり、根拠の無いものだと指摘しました。
これまで、科学界はこの”宇宙が膨張している”という前提を崩さぬよう、ダークエネルギーという未だ観測できていない仮想概念を持ち出したりと、後付け後付けで論理を付け足し、今や訳のわからない状態になっている、というのが現在の宇宙論の実状です。
宇宙の概念が根本的に間違っていることを示す”ある数字”とは? これまでの物理学が無意味になる ~科学界全体のドグマ(固定観念)的思考では事実は解明できない~
その指摘の通り、今度は最新の研究で「ダークエネルギーが存在しないこと」が証明されたというのです。しかも、かなりシンプルな方法で。
これにより、宇宙膨張説の根拠(初めから無いですが)が、ボロボロになってきたのですが、当ブログでは数年前から宇宙膨張説が間違っていることを指摘(※)しています。
(※)宇宙は膨張していない!?~科学的認識はすべて仮説、その神格化が創造の壁~
そもそも、ダークエネルギーやダークマターなどは、かつては無かったものですが、実際に観測される宇宙の現象が、それまでにあった宇宙論(ここでいう宇宙膨張説のことですが)と合わないので、無理矢理作ったという架空観念そのものです。
もっとわかりやすく言うと、自分達の都合で創った説だと、観測された現象が説明できないから、逆に「説明できるものを作ってしまえば良い」ということで、出来た概念なんです。
相当、傲慢ですよこれ。
要するに、「自然現象の方が間違っていて、自分達の創った数式や法則の方が絶対正しいのだから、自分達でその法則をつくってしまって構わない」「自然ごときが、自分達の科学に反するなんてけしからん」ということを平気でやっているのです。
明らかに、自然(=事実)を見下した西洋科学の傲慢さが伺えます。
しかも、自分都合の概念を勝手に創り上げながら、”専門家”だとして、その内容に対して誰からも圧力は掛からず、権力を保持できる。これはダークマターだけの話では無く、現代の近代(西洋)科学に共通した致命的な欠陥です。
事実(≒自然の摂理)を解明するのが科学者の使命のはずですが、この真逆に向かっているのが西洋科学です。事実(≒自然)を見下し、非現実(=自分達の都合)ばかりに意識のベクトルを向けている”近代(西洋)科学は狂っている”と言っても過言ではありません。
それでは、「ダークマターが存在しないことを証明した」という記事を引用します。
以下、TOCANAより
宇宙空間の約27%は「ダークマター(暗黒物質)」、約68%は「ダークエネルギー」が占めているとされる。実に宇宙の95%が未知の物質とエネルギーに支配されていると物理学では想定している。我々が知っている世界はほんの僅かしかないのである。
だが、ダークマターもダークエネルギーも科学的にその存在が予想されているものにすぎない。どれもまだ見つかっていないのだ。その可能性は2つある。探し方が間違っているか、そもそも存在しないかだ。
科学ニュース「engadget」(8月26日付)によると、最新の研究でダークエネルギーは第5の力ではない可能性が高いことが明らかになった。
物理学の標準モデルでは、世界は4つの基礎的な要素(重力、電磁気力、弱い力、強い力)で構成されていると考えられている。だが、この4つの力では宇宙が膨張している原理を説明することができない。そこで物理学者はダークエネルギーなる負のエネルギーがその原因だと考えた。ダークエネルギーが優勢であるから、宇宙は収縮ではなく膨張しているというわけだ。
この度、インペリアル・カレッジ・ロンドンの研究者らは、ダークエネルギーが本当に第5の力かを実験によって確かめた。しかもたった1つの原子で。
重力など4つの基礎的な力は、周囲に物質があると、よりその力が強くなる性質がある。では、負のエネルギーであるダークエネルギーは、周囲に物質があれば反対に弱まるはずだ。
研究者らは原子に働く力を測定する「原子干渉計」と呼ばれる装置を使い実験を行った。もし上記の仮説が正しければ、真空の中とビー玉ほどの金属球をその中に入れた時とで、原子に働く力が変わり、原子の軌道に変化が生じるということだ。
結果、軌道に変化は見られなかった。第5の力の存在を証明することはできなかったのだ。ダークエネルギーを第5の力として想定している大量の宇宙モデルがこれで無効となった。これ以降、物理学者は、他の方法でダークエネルギーの探求を続けるか、ダークエネルギーそのものを放棄するかどちらかの選択を迫られることになるだろう。
実験方法が極めてシンプルだというのも今回の研究の強みだ。研究リーダーのエド・ハインズ氏は興奮気味にこう語っている。
「宇宙の進化に関する事柄をロンドンの地下の小規模実験で発見できたのはとてもエキサイティングです」(ハインズ氏)
ハインズ氏を始め、今回の実験は「ダークエネルギーは第5の力ではない」ことを証明したとしているが、先述したように間接的にはダークエネルギーの存在を否定する理由にもなるだろう。
(引用ここまで)
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みかん | 2022.01.05 9:42
ダークエネルギーが存在しないとなると宇宙論が乱れませんかね…?真空の相転移とか