2014-05-20

【花粉・アレルギーの原因は清潔志向にあり!?】科学を身近に☆NewStream

旬の話題から自然の摂理が学べる!科学を身近に☆NewStreamです。
今週の科学ニュースを紹介します。

                                                     鯉のぼり

 (写真はこちらからお借りしました。)

花粉に悩まされる人が増えるこの季節、その原因が 『 清 潔 志 向 』 にあることは皆さん既にご存知かとおもいます。

今日は、東京医科歯科大学名誉教授の藤田紘一郎氏が提唱する、 驚 く べ き 解 決 策 をご紹介しましょう。

気になる方法は、続きをご覧下さい!

 

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東京医科歯科大学名誉教授の藤田紘一郎教授は『アレルギーの9割は腸で治る』(大和書房)の中で、アレルギー症状を改善させるために、免疫力を高めることの重要性を主張しています。

ダ・ヴィンチNEWS 「回虫を飼えば、花粉症にならない!? 驚きのアレルギー対策術」より。

 春風が黄色く見えるほどに、花粉の恐怖に怯える。この季節になると、クシャミや鼻水が止まらない。昔は何ともなかったのに、気づいたら花粉症になっていたという人も少なくはないだろう。現在、日本人の約30%が花粉症やアトピー性皮膚炎、気管支ぜんそくなどアレルギーの病気を持っている。とくに子どもたちにその傾向が顕著に見られ、「9歳までの子どもの40%が、何らかのアレルギー症状に苦しんでいる」というデータもある。花粉症をはじめとするアレルギーを少しでも軽減させるには、一体どうしたら良いのだろうか。

 東京医科歯科大学名誉教授の藤田紘一郎教授は『アレルギーの9割は腸で治る』(大和書房)の中で、アレルギー症状を改善させるために、免疫力を高めることの重要性を主張している。藤田教授によれば、近年、様々なアレルギーが急増している背景には、「社会の清潔志向化」がある。「抗菌」を謳った製品に囲まれ、虫も食べないキレイな野菜や抗生物質を投与しながら育てた家畜ばかりを食べている現代人は「バイキンはすべて悪者」という偏見を持ち過ぎている。その傾向が逆に免疫力を弱め、さまざまな病気を生み出してしまっているのだと藤田教授は論を強める。彼に言わせれば、人に住みつく「常在菌」を殺さぬように生活することが免疫力を高める方法なのだという。赤ん坊は、落ちたものを拾って口に入れたり、手当たり次第に掴んで舐めたりするが、それも腸内細菌を増やすという意味では、必要なこと。藤田教授は「子どもの食べものは主として床に落ちたものを食べさせること」、そして「食事中に必ず足の指をなめさせること」という驚きの説まで提唱し、「私の言っていることが常識であって、それを笑うみなさんのほうが非常識」とまで付け加えている。

(中略)

 では、日常で腸内細菌を増やし、免疫力をつけるためにはどうしたら良いのだろうか。実践的な方法とはヨーグルトや漬物、納豆などの発酵食品から乳酸菌やビフィズス菌を摂取することが必要だ。穀類、豆類、野菜類、発酵食品などバランス良い食生活に気をつける必要も出てくる。抗菌剤や防腐剤などが使われている人工的な食べ物を避け、日本の伝統食に象徴される食事をするのがベストだ。

 近年、花粉症の人が増えてきたが、それはスギ花粉などのアレルギー物質が増えてきたことばかりが原因ではない。アナタの体がアレルギーになりやすい身体であることが一番の大きな原因なのかもしれない。腸と向き合いながら、あまり潔癖になりすぎない生活を心がけ、アレルギー症状に打ち勝とう! 

いかがでいしたか?

私たちの世代が幼少期に当たり前のようにしていた泥んこ遊びや、田舎の畑で取った苺をそのまま食べるといった、自然と密接に触れ合う機会は、生きていく為に必要な菌を取り入れる行為でもあったのです。

それにくらべ、都市化が急速に進むと同時に、現代の子供達は自然環境と切り離された環境で育っています。その結果、花粉やその他のアレルギー・病原菌に対する抗菌が備わっていないのです。

家庭菜園で実際に土に触れさしたり、日曜日には遠方に出向いて魚釣りや山登りに行ってみたり、身近に出来るところから始めてみるのもいいかもしれませんね。

 

List    投稿者 honda-group | 2014-05-20 | Posted in G.市場に絡めとられる環境問題No Comments » 

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