スミルノフ物理学をより深く理解するために①~対数螺旋構造とは?黄金比とは?
本ブログではスミルノフ物理学①~⑤をこれまで書き進めてきました。
スミルノフ物理学①~物理学(宇宙論)と生物学(生命の誕生・進化)が繋がってくる
スミルノフ物理学②~生命誕生を実現するのが負の透磁率空間であり、海(水)は負の透磁率空間となっているという事実がある
スミルノフ物理学③~導かれる重要事項:原子核として一つにまとまるのはS極系の力が優勢となるから
スミルノフ物理学④~導かれる重要事項:核の無害化も可能となる
今回からそれをよりスミルノフ物理学をより深く理解するための追求に入っていきます。
>⑤全宇宙はS極系エーテル繊維が対数螺旋構造を成して繋がっており、それが万有引力の基となっている。そして、全ての星の中枢にはS極磁気単極子が存在し、宇宙を貫くS極系エーテル繊維に繋がっている。
今回は「対数螺旋構造」とはどんな螺旋なのか?に迫ってみたいと思います。
対数螺旋は、自然界によく見られる螺旋の一種です。
【自然界における対数螺旋】
対数螺旋は、自然界のさまざまなところで観察され、多くの人が美しいと感じる構造となっています
具体的な「対数螺旋構造」を挙げてみると・・・
・歴史上、初めて渦巻銀河と確認された銀河―M51は対数螺旋構造
・台風(熱帯/寒帯低気圧)は対数螺旋構造となっています。
・オウムガイの殻はきれいな対数螺旋構造
・牛や羊の角、象の牙など、硬化する部位で、本体の成長に伴って次第に大きい部分を追加することで成長するような生物の器官において、対数螺旋が観察されます。
・隼が獲物に近付くとき、対数螺旋を描いて飛行する。その理由は、獲物を一定の角度で視認するためと考えられます。
・蜂が花に向かって飛ぶ軌跡も対数螺旋に近いとされています。
【参考】対数螺旋
【対数螺旋の特性】
対数螺旋の自然指数関数は、何度微分しても係数が出てくるだけで、関数としての形は変化せず、元の自然関数のままとなります。自然指数関数は連続実数値なので微分が適用されますが、離散値(離散値とは、連続していない(非連続な)状態である値のこと)の世界で微分に相当するのは差分です。そして、離散値の世界で何度差分しても変わらない数列がフィボナッチ数列となります。
【参考】フィボナッチ数列
・フィボナッチ数列:1、1、2、3、5、8、13、21、・・・・・
・差分:2-1=1、3-2=1、5-3=2、8-5=3、13-8=5、・・・・・
→何度微分しても変わらない連続実数値の世界の自然指数関数には、何度差分しても変わらない離散値の世界のフィボナッチ数列が対応します。
宇宙中のS極磁気単極子は、S極系エーテル繊維が対数螺旋構造を成して繋がっており、全ての星の中枢にはS極磁気単極子が存在し、宇宙を貫くS極系エーテル繊維に繋がり、対数螺旋構造の星雲を形成しています。それが、フラクタル分割で反映される離散値の世界においては、星や電子の軌道比の様々な面で、隣り合う2項の比(1/1、1/2、3/2、5/3、8/5、13/8・・・)が黄金比に収束するフィボナッチ数列が登場するのです。
【参考】黄金比とは?
上記の対数螺旋で提示した事例画像のほぼ全てか黄金比画像と近いことに気づくと思います。
だからこそ、私たちは自然界に存在する対数螺旋構造を美しいと感じるのでしょう。
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