2018-06-22

地球の回転速度が減少していることが、昨今の大規模地震増加に影響しているのではないか?

forbes-2017-1120

18日の朝に起きた大阪北部地震。震度6弱の大規模地震によって、都市インフラはほとんとがストップし、多大な影響を受けました。被災された方々にはお見舞い申し上げます。
この大阪地震の前日17日には群馬でも大規模な地震があり、このところ中~大規模の地震が頻繁に起きている状況です。

これらの原因は一体どこにあるのでしょうか。

昨年(2017年)末のアメリカの地質学会で、「地球の回転速度が低下」しており、それが地震の頻度に関係しているとの研究発表がありました。

概要としては

・回転速度が 1日に数ミリ秒それが遅くなり続けている
・調査により約32年ごとに世界の大規模な地震の数が増加していた。
・地震発生数の上昇と強い相関関係を示した要因の「ひとつ」として、「地球の自転の回転速度の減速」だった。

しかしこの、地球の回転速度の低下が地震を引き起こす”メカニズム”までは解明できていないようですが、数的傾向と現象事実は一致しているとのこと。

そして、この研究発表は2017年の発表ですが、これらの法則からすると、今年の2018年には大規模地震が増加することがわかるとの予想をしており、今回の地震の増加も予測しているという事実

それでは、どういった内容か見ていきましょう。

以下、「地球の回転が《謎の速度低下》を起こしている」 :アメリカ地質学会の衝撃的な発表。そして来年、大規模地震の発生数は大幅に上昇するという予測も公開 /In deepさんより引用・抜粋

 

(さらに…)

地球のジェット気流が崩壊している中で、その大気の循環異常のメカニズムがアメリカの日本人科学者によって突き止められる

最近、急に暑くなったり、そうかと思えば寒くなったりと、異常気象が続いていると思いませんか?少し前までは、都市の局所的なヒートアイランド現象であったり、エルニーニョ現象によるものかと思っていましたが、ここ数年の異常さはそれまでと比べ物にならないと実感的に思います。

この異常気象はどうやら全世界中で起きており、「地球規模の現象の異常」が引き起こしていると考えられ、これらは、地球全体の「ジェット気流のブロッキング現象」というのが引き起こしているということが、数年前から研究がさかんに行われていたそうです。

そして、今回アメリカの研究で、”日本人の”研究者がこの「ブロッキング現象のメカニズムを明らかにした」というニュースが入ってきました。この研究が進めば、今より正確な気象予測が可能になるかもしれません。

>「これは、私の研究人生の中で思いがけない啓発的な瞬間の時で、神からの贈り物に他なりません」と教授は言う。

>今回の発見について、気象の研究者たちは、これにより短期間の天気予報が直ちに改善されるというわけにはいかないかもしれないが、洪水や干ばつの発生が予想される地域を含む場所での長期的な気象パターンを予測することに役立つだろう

上記は日本人の研究者(ノボル・ナカムラ教授)の言葉ですが、この謙虚さを忘れずに、研究を進めていくことを願います。

以下、お馴染みのIn deepさん より引用します。

 

(さらに…)

  投稿者 tutinori-g | 2018-06-05 | Posted in D.地球のメカニズム, D02.気候, D05.自然災害の予知No Comments »