カタカムナの世界観を知る2~ヒビキ(対象との共鳴→一体化)によって潜在思念(アワ)に立脚した観念(サヌキ)を生み出していく
人類は本能→共認→観念という進化を通じて、(最先端機能である)観念に先端収束する。しかし、現実を看守する本能から遊離した観念を肥大させた人類は、観念遊戯によって自滅する可能性を持つ。昨今のコロナ騒動は、まさにWHOが発表する数字のトリックやマスコミが垂れ流す断片的な情報によって思考が一面化し、まさに滅亡へまっしぐらとなりかねない一例である。カタカムナが登場したのは、縄文末期であろうか?一定の観念(サヌキ)とそれによる豊かさを得た人類が、生存本能or適応本能(アワ)を見失わないように、原始人類の思考法を伝統的な歌謡(ウタイ)の形式として後世につないだものである。絵文字も併用されているが、コトバ(観念)を生み出した時の潜在思念が宇宙と共鳴したその動き(ヒビキ)をいかに後世に伝えるか に重きがあるのだろう。
現代でも、対話によって、コトバを自然や他者に届け、対象と共鳴or一体化することによってこそ、コトバの確かさはうまれる。ヒビキすなわち対象との一体化を実践することが、思考をまっとうに保つためには非常に大事であるということをカタカムナは教えてくれる。
以下、http://blog.livedoor.jp/k12345kk-12345678910/archives/cat_188304.html?p=14 より引用
********************
人間は、なまじ進化した脳がある為に、何をするにも、「アワ(※潜在思念or本能)が感受して脳に指令を出させる前に」、いち早く、脳から「サヌキ」(※思考or観念)を出すクセがつき、感受性のチカラ(アワ)を、いちじるしく劣化させてしまったのである。その為に、我々現代人は、進化した脳の「落し穴」に陥り、自然の生物が皆知っている「アワ」を、最もわからないものにしてしまったのである。
カタカムナのサトリは、後代の聖人賢者のように、自分の体験した(ワカリ)真実(サトリ)を言葉(コトバ)にして教えただけのものでは無かった。カタカムナ人も、自分たちの発見した(ワカリ)根本原理(サトリ)を、コトバ化し(図象符や表象物にして)示しているが、それだけでは無く、更に、それを教え(ウツシ)られた者が、そのサトリ(ヒビキ)を、自分のもの(アシア)として、実現(マツル)することが出来なければならない。その為の方法(マノスベ)を、彼らは、八十首のカタカムナウタヒとして示した、と言っている。
あらゆる生物は(鉱物も植物も動物も)、生まれながらの固有振動をもっている。その振動数は、個体としては一生変わらぬものであるが、長い目でみれば、(元素にも同位元素があり、原子転換があるように、)あらゆるものは、変遷し、還元するものである。あらゆる生物は、固有振動を、一生変えることは無いのに、人類だけが、自分の生命の波動量の高調波をもつことが出来るようになったのである。
要するに、我々の思想は、その、自分自身の波動量なりのものである。(たとえ、他人の思想や学問や智識をいかに多く取り込んでも、感受が無ければ波動量は高まらない。)人間の思考力(サヌキ)は、脳の生命力(潜在アワ量)から出る。
「カタカムナ」を知りたいと思う気持ち(モトメ)を、楢崎氏は、人間の持つ「カミ感覚」といっていた。それは、生命が皆もっている、自分の生命の根源(カミ)に共振(ヒビキ)したい(感受したい)という生命本能(カン)である。
あらゆる生物は、カムアマの始元量の変遷物であるから、つねに、生命の根源(カミ)に共振(感受)して、生命力(イノチ)の補給(ウツシ)を受けなければ、生存を保つことは出来ない。
「カタカムナ ヒヒキ マノスベシ」とは、要するに、「宇宙のあらゆる万物万象は、すべてカタカムナの相似象であるという、宇宙のあらゆるチカラの時間・空間の統一場の表明である。
カタカムナ第一首「カタカムナ ヒビキ マノスベシ アシアトウアン ウツシマツル カタカムナ ウタヒ」でカタカムナ人の言いたい気持ちは、次のようなものであろう。
「「人間のあるべきスガタは、「 カタカムナ ヒヒキ マノスベシ」という天然宇宙の根本原理(サトリ)を知って、自分(アシアトウアン)の生命をマノスベに生き(ウツシ)、そしてそれを他に伝える(マツル)ことである。伝えられた者は、又自分がアシアトウアンになり、ウツシ マツル。このようにして、親から子へ、人から人へと、めいめいが、カタカムナのヒヒキとなり、マノスベの生命をウツシ マツル。これが、人間(ヒト)の生命の、本当の、あるべきスガタである。
このサトリを知った(サトッタ)「アシアトウアン」が、マノスベの「カタカムナ ウタヒ」を示しますから、それに照らして、めいめいの生命力(ヒビキ)を養い、感受性(ウツシ)を鍛えて、よいおマツリをして下さい。」
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.sizen-kankyo.com/blog/2020/05/4702.html/trackback