2019-06-27

物質と生命1~万物は外圧適応体であり、分散力と統合力のバランスで成り立っている。

16446_blackhole先日の実現塾において、生命と物質の境界を巡る議論から、宇宙の起源に遡る仮説が提起されたので紹介したい。

写真は先日、初めて撮影に成功したブラックホール
http://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/10584_blackhole

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生命の条件として「外圧適応体」という理解があるが、それは物質世界にも当てはまるのではないか?そもそも外圧が加われば内圧が生じてバランスするという外圧=内圧の原理は、広く物理現象に適用できるものである。

にもかかわらず、学会は熱エネルギーが拡散していく現象や、物質が崩壊していく現象だけに着目して、エントロピーの増大(=無秩序化)こそが物理世界の法則だと説く。

しかし、物理世界にはまぎれもなく秩序化の法則(惑星の自転・公転運動が安定的に保たれていることや、地球表面を覆う電離層が宇宙線量を安定化させている仕組み等)も存在しており、エントロピーの増大(=無秩序化)とは逆ベクトルの法則も存在する。

改めて「エントロピー」といういかがわしい概念を捨てて、自然界を見てみると、物理世界は「分散力」と「統合力」のバランスによってなりたっている、と理解するのが、今のところ、最もまともな世界観であり、宇宙観ではなかろうか。それは陰陽のバランスで世界は成り立っているとする東洋人には非常になじみの深い、古代の先人たちが自然観察の中から見出した「自然観」でもある。

そして、その「力」の中核は電磁力あるいは電磁波力であろう。

佐野千遥教授の単極子理論によると、物質は究極的にはS単極子とN単極子でできている。一般的には、磁石というものはS/Nはセットで、Sだけの物質、Nだけの物質は存在しないとされてきたが、近年単極磁石の存在を証明する現象が実験によって証明されつつある。

おそらくS単極子が「統合力」を生み出し、N単極子が「分散力」を生み出しているのではないか。

そのように理解することで、現代物理学が解き明かせない「ブラックホールの謎」も解けるのではないか?ブラックホールとは統合力を極限まで突き詰めるとできあがる現象であろう。しかし、統合力が集中し過ぎると極限においては統合力が働かなくなり、一気に爆発してしまうのではないか?そしておそらく逆もありえるのであろう。そうやって宇宙は渦を巻き、循環構造を作り出しているのだろう。

縄文時代からの智恵であるとされる「カタカムナ理論」では宇宙は渦巻だと理解されていた。観念論の隘路に迷い込んだ現代宇宙論を突破するには、むしろ「直観」を重視すべきであろう。その点で「赤ん坊はみんな天才」で「探求心の塊」であるのだから、そうした探求心を失わないでいる(受験脳に侵されていない)子供たちの自主追求の中から、新しい宇宙論が生まれる可能性がある。

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なお佐野千遥教授の「単極子理論」の概要を以下に示す。
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=307679
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=323647

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アインシュタインが相対性理論を発表して以来、重力、電気力、磁力(そして誤謬の現代量子核物理学は「強い作用」、「弱い作用」とか呼ばれる原子核内の核力を、重力、電気力、磁力とは異なった第4、第5の力と考えた)の個々の力を超えて、全ての力とそれを支える単一の場の理論が無い物であろうかと、アインシュタインを初め多くの物理学者達が腐心して来たが、その努力は一つとして実を結んでいない。

そこに彗星の如く現れたのがロシア科学アカデミーのアナトリー・パヴロビッチ・スミルノフ博士と佐野千遥博士である。アナトリー・パーヴロビッチ・スミルノフ博士は原子核内の核力も電磁気力であると主張した。そしてスミルノフ学派は単極磁石を電磁気的に出現させるのに成功した。

佐野千遥博士は、電子、陽電子は基本的にそれぞれS極単極磁石とN極単極磁石であって、それ等が自転する為に単極誘導が起こる為、その表面にそれぞれマイナスとプラスの電荷が浮いて来て表面を覆うので、その際磁気のエネルギーは電気のエネルギーに変換されて、電子/陽電子は電荷を持っていると看做されるが、実は内部に単極磁石が存在していて、それは通常見えなくなっている。

この単極磁石の磁気が電気に転化されるのならば、磁気が重力に転化される事も有るのではないか?何故なら、重力場、電場、磁場全てが共通に逆二乗の法則に従うから、と佐野千遥は考えた。逆に地球が自転するとき北極/南極に流れ込んでいくエーテル重力繊維が捩られてエーテル磁気糸となり地磁気が発生する、つまり如何なる物体も自転すればN極、S極を生じると学説を立てた。

あらゆる物体は自転すれば若干の双極磁場を生成するものであり、太陽表面から生まれたばかりの惑星は、そのように自転により生成された双極磁場の軸部分が北極の穴、南極の穴を貫く負の誘電率・負の透磁率の円筒空洞となった。
惑星のこの負の誘電率・負の透磁率の円筒形空洞が生命を進化発展させる上で多大の役割を演じた。

土はSiが主であるが、負の誘電率・負の透磁率の地中円筒空洞はSi → C + Oの分解を行い生物の体を造るのに必要な炭素Cと呼吸するのに必要な酸素Oを大量に生成し、また土壌中に有るカリウムと円筒空間へと還流して来た海水に含まれるカリウムをK → Na + Oの反応で海水と、生物の血液のNaClを作り出し又呼吸するのに必要な酸素Oを創り出した。

又、この北極の穴、南極の穴を貫く負の誘電率・負の透磁率の円筒空洞から北極の穴、南極の穴から発したS極N極磁気単極子から成るオーロラが地表全体に広がって電離層を創り、その電離層が放射能帯域であるバンアレン帯の放射能が地表まで降りて来ないように遮蔽している。その他、太陽からの距離が適切である為に、地球は暑すぎる事もなく、寒すぎる事もない。

このように地球上に生命体が誕生し、生活できる為にあらゆる環境整備が自然の仕組みにより行われている。S極磁気単極子の集まりである太陽の黒点から飛来したS極磁気単極子が元で、地球上に生命が発生し、その生命は益々秩序が高度化する合目的的進化により植物界を創り出した。

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「あらゆる物体は自転すれば若干の双極磁場を生成するもの」であり、より大きな回転体からより小さな回転体へ(銀河系→太陽系→地球)へと統合力を伝え、階層的に秩序を生み出していっているのが、大きな回転体から飛び出して小さな回転体に飛び込んでくるS単極子の働きであるという仮説である。なお佐野氏は、この単極子は微小生命体であるソマチッドでもあると説いている。この回転体のイメージが生命体の仕組みにつながれば仮説としての完成度は非常に高いといえるだろう。

実現塾では、更に「物質と生物の違い」「生命体はなぜ死ぬことを選んだのか?」「私たちはなぜ飯を食うのか?」といった究極の謎にも迫っていきました。その報告はまた次回!

List    投稿者 tutinori-g | 2019-06-27 | Posted in C01.宇 宙, G.市場に絡めとられる環境問題No Comments » 

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