2021-09-23

数学が生んだブラックホール(ブラックホール解明に向けて)

●●ブラックホールはどうやって発見されたのか??皆さんどう思われますか?●●

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(この写真は国立天文台より引用させて頂きました。)

ブラックホールの歴史的なことを調べてみました。
今までは、宇宙に何か不思議な天体が発見されて、それを追求したらブラックホールだった。と解明されたと思っていたのですが、実はそうではないのです。

ブラックホールは、紙の上で考えられたものだそうです。
つまり、数式を計算したら、おかしな値が出てきてしまったが始まりで、実際に、それらしき現象が発見されたのはずっと後の事だそうです。

アインシュタインが1916年に発表した一般相対理論(空間の歪みに関するもの)がありますが、これをドイツのカール・シュバルツシルトと言う人が、この一般相対理論の方程式を解いたところ、その数式が、あるところで発散した(式が成立しなくなる)。天体の半径が、ゼロのところと、半径が2GM/C^2の値の時に、天体に何かおかしいことが起きている。

この方程式は、空間の歪みを計算するものなので、天体がこの2つの半径を持つ時、空間が歪み過ぎて破けてしまう。この半径のことを、シュバルツシルト半径と呼び、その半径の内側からは、光すら脱出出来ない(そのため黒く見える)、中がどうなっているか不明ということで『事象の地平面』と名付けました。
これを後に、1967年、ジョン・ウィーラーという学者がブラックホールと呼んだそうです。その後、他の学者も、おかしな解は無いだろうかと、一般相対理論の方程式を計算してみたところ、もう3種類もおかしな解=ブラックホールが出てきたそうです。

そして、2019年、銀河M87でブラックホールがあると観測されました。(国立天文台さんより引用させて頂きました。)

では、ブラックホールを見つける元となった、アインシュタインの相対性理論とは?調べてみました。例えば、特殊相対性理論(重力が働かない特殊な空間の理論)。
これも、以下の2つの仮説から成り立っています。
①相対性理論
②光速度不変の原理を前提として導かれた原理だそうです。
だから、光の速度を超える現象がみつかったとしても、アインシュタインが間違っていたわけでは無くて、厳密にいうと、その理論となっている前提が間違っていたということのようです。

今や、ブラックホールも学校の教科書に載るまでになりましたが、これらの成立過程を通じて分ることは、まだまだ仮説の域を脱しておらず、これらの理論を全面的に事実して固定観念化しない必要がありそうです。

調べて見ると、ブラックホールの発見以降、その後も世界各地でブラックホールの観察が相次いでいます。その中で、以下の内容に書かれているように、今までのブラックホールでは解明できない観測事実も出てきているようです。

変化を迫られる旧来のブラックホール観(北村さん 引用させて頂きました。)・・・・・・・・・・・・・・・・・・

>また従来のブラックホール観を大きく転換させる事象が観察されている。
128億年前のブラックホールを観察し結果、ブラックホールが500光年にわたり光を吐き出していたことが判明した。この現象は「ジェット」と呼ばれている。太古のブラックホールではこのジェットがよく見つかる。筑波大学の大須賀健は100億年前のブラックホールの活動をシミュレーションした。その結果、ガスの回転で強い磁力が生まれ、磁力線が巻かれエネルギーをため込み、磁力線が逃げ場を求めて上下に跳ね上がるとした。ブラックホールは吸い込むだけではなく、大量の物質を吹き出す天体でもあったのだ。

> オーロラ・シミオネスクは、今最も注目を集めるブラックホール研究者。オーロラは、「X線天文衛星 すざく」を使った観測で、元素の比率が宇宙のどこでもほぼ同じであることを発見した。オーロラは、ブラックホールがその役割を果たしていると考えている。
ブラックホールから発生した。ジェットの長さは180万光年。バーンズは11種類の元素を追跡した結果、ジェットの流れに乗って銀河の中心部からはるか彼方まで送り届けられていることが確認できたという。

>他方スミノロフ学派の佐野博士はブラックホールに対して次のように考えている。
ブラックホールとは、ダークマターのS極系エーテル繊維で全て繋がった左巻S極磁気単極子同志が互いに他の自転速度を遅め合う結果、重力で引き合って一所に徹底して纏まって出来た星である。

>しかしブラックホールの傍には必ずホワイトホール(N極磁気単極子の集まり)が対応して存在し、ブラックホール・ホワイトホールの対を成して双極磁場トーラスを形成している、とする。

> いずれにせよブラックホールとは、吸引、収縮という統合の極みであると同時に、「拡散」を同時に実現している存在であるということになる。
ビッグバン説に対する疑問が各所から提示されているが、これはその疑問を更に補強する、観察事実ではないだろうか。

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いろいろ調べると、ブラックホールそのものに対しても、異を唱えている学者も多くいるようです。例えば以下です。

ブラックホールは存在しない(破壊学事始 引用させて頂きました。)

事実解明は今からです。重要なことは、現在の理論が矛盾を含んでいるという現実を直視すること。そしてより全体を説明できる論理の構築=整合性が求められているのだと思います。

List    投稿者 hirosige | 2021-09-23 | Posted in C01.宇 宙No Comments » 

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