2009-06-30
リサイクルの本質を考える(3)~家電リサイクル法って何?~
先月から始まった 『リサイクルの本質を考える』 シリーズ。
みんなの中で、現在の環境対策は本当に良いの?という疑問が顕在してきているのではないでしょうか?
今回はシリーズ第3弾、 『家電リサイクル法』 に焦点を当て、リサイクルの本質を考えていきたいと思います。
続きはクリックしてからのお楽しみ・・・。
【人口問題】7~個体数とアポトーシスの関係は?「生き残る為の死」~
[アポトーシスを起こす細胞]
人口問題シリーズ「【人口問題】2~本能態の単一種が増殖し続ける事はない~」では、本能動物は、個体数密度が高くなりすぎると、餌の確保や生殖が困難になるという環境適応の限界を迎えるため、個体数が増加し続けることはないということを書きました。
つまり、「生きられる環境と餌は無限にはないため、個体数は無限には増えない」という、
感覚的に理解しやすい内容だったと思います。ただ…なんかモヤモヤする …いまいちスッキリできないのは何で:o?!
ということで今回は、「ひょっとすると、生物は個体数を調節する為に自殺してるんではないか?個体数を調節する機能が本能として備わっているのではないか?!」という、ミクロな視点からの分析として、アポトーシスという機能に着目してみようと思います 🙂
アポトーシスって何?
「アポトーシス」(apoptosis) とは、多細胞生物の体を構成する細胞の死に方の一種で、個体をより良い状態に保つために積極的に引き起こされる、管理・調節された細胞の自殺すなわち「プログラムされた細胞死」(狭義にはその中の、カスパーゼに依存する型)のこと。
(他に、「遺伝子に支配されたプログラム細胞死」http://www.fucoidanya.com/apo.htmや、「細胞の自然死(自発死)」http://www.naoru.com/apoto-sisu.htmと定義されているサイトもあります。)
Apoptosis の語源はギリシャ語の「apo-(離れて)」と「ptosis(下降)」に由来し、「(枯れ葉などが木から)落ちる」という意味である。
アポトーシスの具体例
①生体変異システムとしてのアポトーシス
おたまじゃくしがカエルへ変態する時に起こる尾の吸収や、指間の細胞を除去しながら胎児の手足の指が形成されるように、成長過程でプログラムされたもの。
②生体維持システムとしてのアポトーシス
免疫細胞(白血球)がウイルス感染した細胞やがん化した細胞を死滅させるためのものや、紫外線や活性酸素によってDNAが損傷した細胞が自滅するなどの生体維持(防御)のために日常的に働くもの。
①はプログラム(DNA)に異常が無い限り、あらかじめ決まった時期、決まった場所で正確に働くため「プログラムされた(計画的)細胞死」というのがしっくりきますが、②は生態が持っている免疫細胞による日常的な防御システムであるため、「プログラムされた」というには違和感があります。一般的には①と②の両方ともアポトーシスとされているようですが、ここでは②のアポトーシス、つまり生体維持システムとしてのアポトーシスに着目してみようと思います。
今回は、この生体維持システムとしての細胞のアポトーシスが、生物の個体数維持(調整)にまで関わっているのではないか?!という疑問の解明に挑戦してみたいと思います
まず基礎知識として、「アポトーシスのしくみ」をどうぞ
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日本人は何を食べてきたか 第三部 part2 ~梅干~
ごはんとともに食されてきた副食。その第二弾は漬物に続いて梅干です。 😀
梅干も発酵食品ですが、その存在は非常に古く、奈良時代以降では日常的生活のなかで多くの役割・効用を果たしてきました。
そして現在では、健康食品としても考えられています。
梅干を見ただけで、唾液の分泌が促進されることは皆さん経験がありますよね。 これによって消化が、より促進されることになります。
また病人食はおかゆと梅干が定番であるように、ごはん との組み合わせで梅干には様々な効用が期待できるのです。
今回はこの梅干の効用について考えてみたいと思います。
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人類の出産、他の動物と何が違う?~お産を本気で追求したい その12~
本日は、進化の視点から、お産を紐解いてみたいと思いま~す 😀
他の動物は、メス一匹で出産しますよね。
人間の場合は、他の人の援助を介して出産します 😀
これには、理由があるのです
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地球環境の主役 植物の世界を理解する⑱ 東アジアの一年草 稲栽培
日本をはじめアジアの多くの国々で主食として栽培されている稲はいつ、どこで生まれたのでしょうか?
東アジアの農耕部族は、なぜ湿地帯に生育する1年草(稲)に行き着いたのでしょうか?
今回は、アジアモンスーン地帯の気候変動と稲の栽培開始を取り上げてみたいと思います。
稲作起源については、最近のイネのDNA研究により、長江中下流域が発祥地という事になっています。
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リサイクルの本質を考える(2)~ペットボトルをジャンジャン使えばリサイクル??
リサイクルの本質を考える①に続き、容器包装リサイクル法のはなしです。
>廃棄物処理法は’70年「公害国会」おいて制定されています。
ちょうどこの時代は高度経済成長で、その弊害として公害の激化など環境汚染が深刻化しており、工場から排出される有害物質=ごみの処理に対する規制が求められていました。
1970年には「ごみ戦争」宣言した東京都をはじめ、川崎市、横浜市、広島市が ごみの非常事態宣言 を行ないました。
ごみの最終処分場確保 が自治体の大きな問題として顕在化してきたのです。そうしてごみの減量化に向けて国家が動き出したのです。
ごみの最終処分場の確保が大問題⇒どうする?⇒最終処分量の減量化
まず最初に登場したのが、91年「再生資源の利用の促進に関する法律」です。そして95年に今回の主役である「容器包装リサイクル法」が制定されました。
ごみはイワユル産業廃棄物と一般廃棄物に分かれます。その量でいえば、圧倒的に産業廃棄物の方が多いのですが、今回は一般廃棄物(家庭等で出るごみ)で、そのうち、多くを占める容器や包装に関わる容器包装リサイクル法を取り上げてみます。
ペットボトルや段ボール、ビールやジュースなど、リサイクルと言えば直ぐに思いつく、みなさんに最も馴染みの深いモノのリサイクル法ですので、一緒に調べてみましょう。
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日本人は何を食べてきたか 第三部part1 ~ 漬 物 ~
前回までは、日本人と米=ごはんとの関係についてエントリーしていきました。
今回からのシリーズは、その日本人にとって、なくてはならない、ごはんと共に食されてきた副食、おかず類にスポットをあてて、少し詳細に紹介追求していきたいと思います。
そうだ京都へ泊まろう HPより
さて、その第一回目は、漬物です。「えっ、なんで漬物からなんだ!?」 とお思いの方もいらっるかもしれませんが、漬物は、日本人の食生活とは切っても切れない関係にあるんです。
ところで、漬物といわれて、どんな漬物をイメージしますか?
たくあん、野沢菜漬、奈良漬、はてまた梅干やキムチなんて想像されたかたもいらっしゃるかもしれませんね。
実は、地域地域によって、漬物の種類は異なっており、その地域ほどの漬物の種類があるといわれています。
案外、いまこのエントリーを読んでいただいてる方の出身地での特産となっている漬物を思い出された方も多いのではないでしょうか?
漬物マップ 旭漬物味噌株式会社HPより
実は、漬物はこれほどに、地域地域の食生活に密着した食物なのです。
これほど多様な種類がある漬物ですが、全体像を把握するために、まずはその大きな分類について見ていきましょう。
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お産を追求しているのは、何で?~お産を本気で追求したい その11~
お産シリーズもはや11回目を向かえます 😀
今までは、こちらをご覧下さい。 Z1.身体の自然環境
このお産シリーズは、主に女性6人 で追求しています。
ちなみに、みんなまだ未婚で妊娠している人もいません
そんな女たちが、なぜ、お産を追求しているのか?
疑問に思いますよね
今日は改めて
「お産を追求しているのは、何で?」
を扱います。
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地球環境の主役 植物の世界を理解する⑰ 農耕部族が見出した一年草の可能性
みなさん、こんにちわ 。
前回に引き続き今回も、『草』について注目したいとおもいます 😮 。
今回はその中でも特に、『草=食料』と農耕の歴史について迫ってみました 。
上の『小麦の収穫期(エジプト)』画像はここからお借りしました 。
ちなみに『草=食料』と言われて、ピンとこない人がいるかもしれませんが、この草の進化(農耕=品種改良)の歴史内で、世界の人々が主食にしている稲やトウモロコシが生まれてきたのです 。
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【人口問題】6~ニホンザルからみる、同類闘争圧力が低下すると数が減る~
■はじめに
これまでに、原モグラ:本能態→原猿初期:本能態→原猿後期:共認態への移行期→真猿:共認態
と猿が進化する過程での個体数△について見てきたが、日本で親しみのある猿といえば・・・
そう!ニホンザルですよね♪
ということで今回は、ニホンザルについて考えていきたいと思います。
■ちなみにニホンザルってどんな動物?
・体長は50-60cmくらい。最大では全長1.3mに達する。雌より雄の方がやや大きい。同じ仲間にくらべて、尾が短いのが特徴である。また、顔と尻が赤い。手足の皮膚はむしろ黒い。日本ではサルの顔や尻が赤いのは当たり前だと思われているが、これは実際にはニホンザルの特徴である。
・北は下北半島から、南は屋久島まで、本州、四国、九州の各地に分布している。本州北部下北半島のニホンザルは、ヒトを除いた全世界の霊長類の中で、最も高緯度に生息していることで有名である(北限のサル)。サルが雪景色の中に生息しているのは珍しい光景であるため、ニホンザルのことを英語でSnow Monkeyと呼ぶこともある。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
サルの尻や顔が赤いのはニホンザルだけだったんですね。なぜ赤いんでしょうか?
『交尾期になると、メスは発情して顔やお尻の周辺が鮮やかな赤色になります。
オスも顔やいんのうがまっかになります。
発情したメスはそわそわと落ち着きをなくし、
独特の声をだしてオスを交尾に誘います。
オスもメスにたいしてさまざまなディスプレイをして交尾に誘います』。
これを見ると、ニホンザル解脱埋没(性埋没)していった結果に赤くなってきたのではないでしょうか?
またなぜニホンザルは雪景色の見える辺境に生息しているのか?推測ではあるが、サルの同類闘争に敗れて、漂流してきたのではないだろうか?漂流は無いにしろ、同類闘争に敗れて逃げてきたと思われる。
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