2008-11-29
食料の輸入が途絶えたらどうなる?part2 ~大豆編~
こんばんは。
先日のfinalcutのエントリーで、
1.ダイズが輸入されなくなったら?
自給率5%台です。わずかな国産品がどこに行っているのかも気になりますが、こいつが無くなったらたいへんなことになります。きっと・・・。
食料の輸入が途絶えたらどうなる?part1
と提起されていましたが、今回はその大豆について調べてみようと思います。
なぜ、大豆を取りあげるかですが、その一つの理由として、栄養上、重要な食品であることが挙げられます。よく「陸の肉」といわれるぐらいに良質のタンパク質を多く含んでいることが知られていますが、他にも様々な栄養素を含んでいます。どんな栄養素が含まれているのでしょうか?
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環境運動がこれほどまでに力を持ってきたのはなぜか?
地球温暖化問題だけでなく、自然保護運動や森林保護運動など、さまざまな環境運動が勢いを増している。そしてそれらは、CO2悪玉説のように事実根拠を問うこと自体が悪とされるくらいイデオロギー化している。
そこには、マスコミによる偏向報道という一次的な原因はある。しかし、画一的で批判を許さない報道内容からして、どこかにその発信源があり、かつ、それらは何らかの強いイデオロギーに則り発信されていると考える方が自然だ。
そして、これらの問題を考える糸口として、『環境活動家のウソ八百』という本を見つけた。タイトルは過激な批判書の様にみえるが、切り口は『環境運動がこれほどまでに力を持ってきたのはなぜか?』と言う内容そのものだ。
著者両氏は、ローマ法王庁立レジーナ・アポストロルム大学で教鞭をとっている。そして、ローマ法王はカトリックの立場から人工中絶や強制的な家族計画には反対姿勢をとっている。このような背景から、現在の環境運動が、第三世界の人口および開発抑制を誘導していることを分析告発している。
この分析は注目に値する。マルサスの人口論から現在の環境活動までを、優生学という隠れた糸で説明する。環境問題の思想的系譜を理解する糸口としては有効な書籍だと思う。
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知ってますか?「発酵醸造食」恐ろしい実態~健康ブームってどうなん?その⑤~
こんにちは
北国出身なのに寒さが苦手 なikuです
納豆や味噌などの日本の伝統食である発酵醸造食は体にいい とお思いの方は、多数いらっしゃるのではないでしょうか
確かに数十年前までは、天然の発酵醸造菌の自然な営みによって作られていたので、安全性の問題などは起こらなかったのです。
味噌や醤油は、味噌蔵や醤油蔵に生息している麹菌の、日本酒は酒蔵に生息している酵母菌の、納豆はわらに生息している納豆菌の自然の力を活用していました。
現在、ほとんどの『食品製造メーカー』は、『種菌メーカー』から買ってきた発酵醸造菌を使っています。
・・・そこに恐ろしい実態が隠されていたのです
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アルカリ性食品が体にいいって、ホント!?~健康ブームってどうなん?その④~
みなさん、こんにちは
冬の気配に、背中が縮こまっている、寒さが苦手なやまずんです :blush:
さて、日本でも、もうすっかり定着している『水を買う』生活。
ほんの20年ほど前は、ペットボトルに入った水が異様に感じたのですが、
今や水道水の蛇口をひねって出てくるお水をそのまま飲むほうが抵抗があります。。
そのうちに、お水にも種類が出てきて、
中でも、『アルカリイオン水』が体にいい など言われていますが、
アルカリって体にいいの
一般的には、酸性食品は血液や体組織を酸性にかたむける(酸化させる≒錆付かせる)から悪玉で、アルカリ性食品は酸を中和する働きがあるので善玉である・・・
と言われているようですが、それってほんと 🙄 ??
人間の体は弱アルカリ性だから、体と同じだからよさそう・・なイメージもあるけど・・・ 🙄
石鹸とかのCMでもやってますよね、お肌と同じ弱酸性 とか。
(ちなみに、人間の体内は、たんぱく質を壊さない弱アルカリ性で、お肌などの外と触れ合う機会の多いところは、細菌やウイルス殺菌して感染を防ぐバリアの役目をするために弱酸性なんだそうです。)
さっそく、調べてみました~~
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地球環境の主役~植物の世界を理解する~⑤海の中に豊かな森をつくる
『ジャイアントケルプ』 はどの様にして陸上の森林に匹敵する森(藻場)を海の中に作る事が出来たのでしょうか?
海の中にも50mにも成長する植物がいました 。
その名は 『ジャイアントケルプ』 ・・・コンブの巨人ですね。
生息域は、海流が強くよく荒れる寒い海域 です。カリフォルニア沖は冬場に大嵐が起きる海域です。
このような荒々しい海域に適応したのがジャイアントケルプなのです。
その結果が、水深20mの海底から1日に50~60cmも立ち上がり、あっという間に水面を葉で覆いつくし森の様な景観を作り上げるのです。
海の植物にとって一番重要なのは光です。
光合成を行う植物プランクトン、浮遊性の藻類、固着性のコンブ類は太陽光をめぐり争奪戦を繰り広げてきました。
海流が穏やかで海面が安定している海では浮遊性の生物が有利ですが海流が速く荒れる海では浮遊性が不利で、固着性が有利です。
そこで、より深い所に固着して一気に海面へ葉を広げ、他の海藻を排除する作戦があり得ます。
その最大の成功者が 『ジャイアントケルプ』 です。
それでは、ジャイアントケルプの巨大化を支えている仕組み、構造を見てみましょう。
それでは、続きを読む前にクリックを 😮
妊娠初期の胎児の状況からアレルギー体質を考える
生後のアレルギーの起こしやすさですが、下記の4項目で主に決まるようです。
1.両親の遺伝(アレルギーの起こす頻度・食物や毒素の分解能力・遺伝子)
2.妊娠初期(器官形成期)、母親の体脂肪に蓄えられている環境汚染物質や、現在の生活環境・食物に残存する汚染物質の影響
3.胎盤完成後、母親の食べた食物・生活環境中の物質の影響(胎内感作)
4.生後、食物・生活環境中の物質への接触(触る・吸入・食べるなど)
~中略~
生後のアレルギーの起こしやすさは、特に2の時期にほぼ決まるそうで・・・・・
『なぜ、2.妊娠初期』の時期に生後のアレルギーの起こしやすさ(アレルギー体質かどうか)が決まるのか?』
今回はこの疑問の答えを探るため、妊娠初期の胎盤の形成と、胎児が自ら免疫を生産する過程について調べてみました。
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ありがとうございます
『水資源』の危機!!どうする?コラムその3~共認で成り立つ水利用:岐阜県郡上八幡の水船~
こんにちは、かっし~です
『水資源』の危機シリーズ 楽しんで頂けましたでしょうか
今日は、人々の共認によって、自然の循環の中で今も水が大切に利用されている、日本のある街をご紹介です 😀
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食料の輸入が途絶えたらどうなる?part1
2008年、金融危機→基軸通貨崩壊の大波に世界が揺れています。
「ブレトンウッズⅡ」といわれる金融サミットがついに開かれますね。日本の円は強いというものの、なにがしかの影響を受けることでしょう。世界の勢力図が更新されると、当然外交関係や貿易の均衡状態も変化します。
さて、そんな世界情勢の中で、主要食品の60%を輸入に頼っている日本は、これからも安定した食糧供給を続けられるのでしょうか?
画像は『地球データマップ』さんから拝借しました。
かつて(ホンの40年ぐらい前まで)、日本人はほとんどの食料品を自給していました。1960年でカロリー換算79%だったのです。それぐらい日本の食糧事情は良かったのです。
(『農林水産省 食料自給率資料室』 参照)
そこで、現在の日本人の食卓にのぼる食材、またはその原材料がもしも輸入されなくなったらどうなるのか?を考えてみたいと思います。
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水資源の危機!!どうする?水のコラム2 ローマ水道
水の消費量が増え、節水が叫ばれている現在ですが、過去に今より大量に水を使っていた都市があります
それは、約2300年前、世界で初めて水道を作った古代ローマです
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内分泌系攪乱のメカニズムが明らかになった~「奪われし未来」より
環境問題と言えば地球温暖化問題に焦点があてられますが、旧くは産業革命以降の大気汚染に始まり、1960年代は酸性雨、化学物質のホルモン的作用が注目されました。
その後、2度の石油危機を経て、1980年頃からはオゾン層破壊、90年代冷戦終結の頃からは、内分泌撹乱物質という新しい人工物質問題が登場しましたが、みなさんご存知でしょうか?。
内分泌攪乱物質については、当ブログでもkanonさんが
環境ホルモンってどんな問題だったのか~その1、その2、その3
で詳しく書いていますよ。
一方、1995年フロンガス全廃が決まりオゾン層問題が解決へと向かった頃から、温暖化問題が顕在化し、1997年の京都議定書を持って世界の環境問題の焦点はCO2原因温暖化対策へと移ってきていますね。
現在、環境問題は温暖化問題ばかりが注目されますが、もともとは人工物質が生物の体内でホルモンのように振る舞い内分泌系を攪乱する現象の発見により、人類が今だかつてない異常な事態に曹禺する可能性が高くなったという危機感こそ、今日、環境問題が全世界的に注目されるようになった出発点だったのです。 🙄
従って、環境問題を捉える視点として、このような危機感はどこから登場し、それらの問題がどのような変遷をたどっていったのか?を先ず明らかにする事が重要ではないかと思い、
今回から数回に渡り、これら全世界的な環境保護運動のきっかけとなる有名な書籍、レイチェル・カーソン著「沈黙の春」 、その後、30年を経て1996年に登場したシーア・コルボーン著「奪われし未来」、デボラ・キャドバリー著「メス化する自然」を紹介する中で、これらの問題を整理していきたいと思います。
今回は、シーア・コルボーン著の「奪われし未来」の紹介です。
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