2010-12-31
社会期待の歴史(3)~武力時代の東洋の共同体体質⇒秩序収束⇒規範収束~
Kameno’s Digital Photo Logよりお借りしました。 |
今年も残すところあと僅かになりました。除夜の鐘を聞きながらこのブログを見て頂いている方はいらっしゃるのでしょうか?
昨晩から寒さが厳しくなっています。体調管理には気をつけて、来年も当ブログ『自然の摂理から環境を考える』を引き続きよろしくお願いします 🙂
そして、皆様にとっても良い年になりますように
さて、前回は原始時代から部族連合時代、そして、帝国による武力支配時代を見てきましたが、今回は、その武力支配時代における東洋と西洋の違い、特に日本を含めた東洋の構造について見ていきたいと思います。
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社会期待の歴史(2)自然に包摂された精霊信仰、守護神信仰。自然を倒錯させる古代宗教
社会の人々の期待、集団や超集団(国家)の期待、最先端の収束先がどうであったのか。その期待の中身が、自然をどう見ることになるのか、環境破壊が起こっていくのかどうか。
るいネットの秀作投稿 10/17なんでや劇場(2) 原始時代~部族連合時代~武力支配時代をもとにしてみていきます。
部族連合の時代、帝国による武力支配の時代は、主にメソポタミア地域と関連付けてみたいと思います。
精霊樹として信仰されていたバオバブの木
写真は、ブログ「木のように生きよう」さんリンクからお借りしました。
1.原始時代:仲間と精霊信仰による本源充足、自然は仲間であり畏怖と尊敬の対象
2.部族連合時代:富国強兵には自然の霊力も必須、自然に包摂された守護神信仰
3.帝国による武力支配の時代:現実捨象の倒錯観念、自然を倒錯させる古代宗教
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社会期待の歴史(1)~プロローグ~
みなさん、こんばんは 😀
今年もいろいろありましたが、いよいよ2010年も終わりですね。
(少し早いですが)来年も引き続き応援よろしくお願いします。
さて、今年も恒例の年末・年始(12/29~1/5)特別記事シリーズを行います。
(環境を考えるには構造認識が不可欠!<第三弾>)
テーマ: 代償充足から本源充足へ~『社会期待の歴史』~
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『次代を担う、エネルギー・水資源』水生圏の可能性、水力エネルギーの活用9. 中山間地はエネルギー永続地帯! エネルギー永続地帯という概念は、社会を変える有効な指標である
シリーズ9回目は日本における水力の可能性を、新しい指標を軸として探って行きたいと思います
近年、世界経済が揺らぐ中、エコ志向や節約志向の高まりと共に、社会的にも日本の食料自給率の上昇や、食生活の地産地消への回帰の声が大きくなってきています。同様にこのブログ・シリーズのテーマでもあるエネルギーの国産化・自給化に対する関心も、前回の小水力発電への市民団体の取り組みをはじめとして、みんなの意識の中で高まりつつあります。
自然と調和しながら、エネルギーも食料も自分たちの手で自給して生活する。
そんな自立循環型の地域社会の実現を夢みて・・・。
『天空の城 ラピュタより』
そんな中、夢物語ではなく現実に!再生可能エネルギー(自然エネルギー・循環型エネルギー)を用いたエネルギーの自給率がなんと1600%!(電力のみに限れば2600%!!)という驚くべき数字を実現している地域=「エネルギー永続地帯」が既に存在している事をみなさんご存知でしょうか?
それも、なんと現在のこの日本に存在しているのです!
それでは、そもそもエネルギー永続地帯という概念なるものとは? そして、日本国内にもはや多数存在している「エネルギー永続地帯」の実現体のご紹介と共に、再生可能エネルギーである水力の可能性を探って行きたいと思います。
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豊かさ期待とは何か?6 ~破局後の社会はどうなる?~
前稿に記したように、現在の人々には既に新たな意識潮流(本源期待⇒充足期待)が芽生えています。
しかし、現実の社会はまだまだ私権意識に根ざした闘争(戦争)圧力に覆われていて、領土問題や南北朝鮮の緊張、円高、破局に向かう世界経済といったニュースに目を奪われてしまいます。本ブログの主題である自然環境もそのような社会の動きに利用され、翻弄されています。
かつて、私有権の共認が私権社会を成立させたように、人々の新しい意識潮流が社会を変えていく時代を迎えました。社会共認が変化すれば、自然環境に対する人々の意識も自ずと変化していくことでしょう。
本シリーズの最終回、これからの社会、近未来に少しだけ思いを馳せてみましょう。
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のぞいてみよう!昭和39年の暮らしから学ぶ、共同体♪3~みんなの資源、みんなの中での役割~
こんにちは
今日も昭和39年の暮らしからの気づきをお伝えしたいと思います
琵琶湖博物館で水を題材にした展示が多く、この昭和30年代の暮らしを展示している中でも、水をみんなの物として大切に使われているのがよく分かりました
水を大切に使うためのルール、その他、省エネルギーのアイディアが当たり前のように生活に組み込まれており、感動
のぞいてみよう!昭和39年の暮らしから学ぶ、共同体♪1~過剰なエネルギー消費を見直そう~
のぞいてみよう!昭和39年の暮らしから学ぶ、共同体♪2~ごみの出ない暮らし~
これは、水と共に生きてきた琵琶湖の人びとが積み重ねてきた知恵
そして、その資源を大切にする、無駄にしないためのルールやアイディアは、その水を大切にしていく、水を中心とした仕事における人びとの役割と共に成り立っていました
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ありがとうございます
環境問題のパラダイム転換2 ~『二酸化炭素による地球温暖化仮説』から導き出された政策をどう評価するのか? 日本編~
地球温暖化に本気で取り組んでいる国なんて、日本も含めてないのではないかと感じます。
取り組んでいたとしても、それはパフォーマンスであって本音は“経済拡大>温暖化抑制”だと思います。今の地球温暖化論はビジネスのネタであって、地球温暖化なんて起こらないという説もありますが、本当のところはどう思われますか?
☆☆☆地球温暖化対策の政策への違和感
この質問が表しているように、多くの人々は、工業生産を活性化させ消費を促進する「経済対策」と、環境破壊を食い止めるための「環境対策」が同時に成り立つのか?という、違和感を持っています。
日本は、2020年までにCO2排出量を1990年比で25%削減する目標を明記した「地球温暖化対策基本法」を制定しようとする一方で、CO2の排出量を削減するために、主に以下のような政策を進めています。
①グリーン家電(地上デジタル放送対応テレビ、冷蔵庫、エアコン)、ハイブリッド車などのエコカー、太陽光発電設備などの省エネ製品の普及を目的とした補助金制度
②CO2を排出しないとされる原子力発電・太陽光発電などの開発促進
③環境対策の財源確保のため、環境税の導入
例えば自動車の生産を取ってみると、環境にやさしいという触れ込みで、エコカーやハイブリッドカーの売り上げを大きく伸ばしていました。最近では、エコポイントなどの補助金政策もそれを助長しています。これは、薄型テレビも同じです。その結果はどうだったのでしょう?
『環境問題のパラダイム転換1 ~CO2地球温暖化仮設を題材にして』に続き、今回は日本で取られている地球温暖化対策について、具体的な政策の実態を見ていきます。
いつも応援ありがとうございます
豊かさ期待とは何か?5~新たな期待とは何か?
前稿で見たように、70年以降、どんどん私権意識は衰弱し、00年代に入り、特権階級を除き、私権観念も消滅し始めました。これから、大衆はどこへ行くのか?
豊かさ期待のような、社会全体が収束する目標を失いました。しかし、人々の意識はますます現実の社会とイコールとなっていきます。
その新しい意識は、環境を考える上でどう影響していくのか?
画像は歴史大辞典 さん からお借りしました
よろしければ↓くりっくおねがいします。
のぞいてみよう!昭和39年の暮らしから学ぶ、共同体♪2~ごみの出ない暮らし~
みなさん、こんにちは~
前回の記事に引き続いて、今日も 昭和39年の暮らし をのぞいでみましょう
昭和39年の暮らしは、すべてのものが循環していて、無駄なもの=ごみがありませんでした。
ではさっそく 、その事例をご紹介します
おうちの庭には、桶やタライがいくつもありました
こちらの桶には何が入っているのでしょうか・・ 🙄 ?
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(ありがとうございます )
のぞいてみよう!昭和39年の暮らしから学ぶ、共同体♪1~過剰なエネルギー消費を見直そう~
新エネルギーの追求が進んでいますね!
こちらから↓気になる記事をCKして下さいね。
■H.エネルギー問題ってどうなっているの?
■H1.次代を担う、エネルギー・資源
■H2.化石燃料の起源ってどうなってるの?
■H3.代替エネルギーってどうなの?
■H4.原子力発電ってどうなの?
これからのエネルギー問題を考える上で、私たちの「過剰なエネルギー消費社会」を見直していくことは必須です
電気のボタンを入れたら、機械が食器を洗ってくれる。
勝手にドアが開くetc
あったら便利だけど、本当にそれって必要なもの?
なくても意外にいける?
と思えるものがいっぱいですよね。
「どこまでエネルギーを削減できるか?その時、私たちの生活レベルは?」etcを追求していくことも、エネルギー問題を追求していく上で欠かせません。
その生活イメージをリアルに想像するために
このブログを運営しているメンバー(男:4人女:5人)で、「琵琶湖博物館」に行ってきました!!
いつも応援ありがとう