2015-04-09
「フォッサマグナ」に異変が起こっている~地殻変動の前兆か~
日本列島は最初から今のような弧状列島だったわけではない。溶岩などの地磁気を調べると今の方位と異なる向きになっていることから、中新世の2100~1100万年前の地殻変動で大陸から切り離され、西南日本は時計回り、東北日本は反時計回りと真逆の回転を行い合わさって、今の日本列島が形成されたと考えられている。
「観音開きモデル説」
その後、中新世になると今度は日本列島が大陸から引き裂かれる地殻変動が発生し、大陸に低地が出来始めた[17]。2100万 – 1100万年前にはさらに断裂は大きくなり、西南日本は長崎県対馬南西部付近を中心に時計回りに40 – 50度回転し、同時に東北日本は北海道知床半島沖付近を中心に、こちらは反時計回りに40 – 50度回転したとされる。これにより今の日本列島の関東 – 北海道は南北に、中部 – 沖縄は東西に延びる形になった。いわゆる「観音開きモデル説」である。そして、およそ1500万年前には日本海となる大きな窪みが形成され、海が侵入してきて、現在の日本海の大きさまで拡大した[18]。 1600万年前から1100万年前までは、西南日本(今の中部地方以西)のかなり広い範囲は陸地であった。東北日本(今の東北地方)は、広く海に覆われ、多島海の状況であった。その後東北日本は、太平洋プレートなどによる東西からの圧縮により隆起して陸地となり、現在の奥羽山脈・出羽丘陵が形成されるにいたった[19]。
この現在の関東平野を含めて南北に縦断する西南日本と東北日本の合わさり目は、「フォッサマグナ地帯」と言われる。
「フォッサマグナ」
フォッサマグナ(Fossa Magna)はラテン語で、「大きな溝」という意味です。
左の図にように、古い時代の岩石(おもに中生代・古生代、「薄い茶色」)でできた 、ほぼ南北方向の溝の中に、新しい時代の岩石(新生代、「緑色」)がつまっています。
この溝は、上空から見下ろしてわかるような、地形的な溝ではなく、山々をつくっている地層や岩石を知ってはじめてわかる「地質学的な溝」です。この「地質学的な溝」を、ナウマン博士は「フォッサマグナ」と呼びました。
ナウマン博士は、フォッサマグナの西縁を糸魚川 -静岡構造線、東縁を直江津-平塚線と考えました。このようにフォッサマグナは 三次元の地質構造(二次元の広がりを呼ぶ場合もある;フォッサマグナ地域など)をさすものです。したがって、糸魚川-静岡構造線は、その西縁の境界面(断層面)ですから、「フォッサマグナ 」と「糸魚川-静岡構造線」は同じ意味ではないことに注意してほしいと思います。
また、フォッサマグナのもう一つの地質学的な特徴は、フォッサマグナの真ん中に南北方向の火山列があることです。北から代表的な火山をあげると、新潟焼山・妙高山・黒姫山・飯綱山・八ヶ岳・富士山・箱根・天城山などです。
フォッサマグナの地下には、フォッサマグナの部分が落ち込んだ時にできた南北方向の断層があって、それを通ってマグマが上昇し、南北方向の火山列ができたと考えられています。
この関東平野を含めて南北に縦断し日本列島を二分するフォッサマグナに異変が起こっており、それは大きな地殻変動が発生しているからで、そしてこのことは関東平野を含むフォッサマグナ地帯の大地震や火山噴火の前兆かもしれない、という記事を紹介します。
抹殺された治療法(12)ソマチッドは燐酸源か!?燐酸基の役割
前回(ソマチッドは本源的な物質か!?)は、原始海洋の水磁場、この「水磁場」の中での生物・ソマチッドが誕生をみてきました。
そこでは燐酸基が大きく影響しており、ソマチッドの運動能力は燐酸基の持つ能力であると言われています。
現在、細胞膜の糖鎖の研究や、リンタンパクの研究が盛んに行われていますが、その研究とは早い話が体物質と係る燐酸基の研究だと言っても過言ではないのです。
また、燐酸基と言えばATPに象徴されるように“エネルギー供給体”というイメージが強いのですが、では燐酸基の一体何がエネルギーなのでしょうか?
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抹殺された治療法(11)ソマチッドは本源的な物質か!?
『生命の起源は地球磁場圏から添付される「組み立て情報」か!?』では、生命の誕生に遡ってみてきました。
そこでは、原始海洋の水磁場の中で、天体磁場に冥伏した「生命創造作業の記憶情報」に基づいた創造作業が行われています。
この「水磁場」が生物誕生、ソマチッド誕生及びその性質には大きくかかわっていると思われます。
例えば、血液もこのような“命の場”に磁化された特殊な水、目に見えない命を反映する「命の象徴」ではないでしょうか。
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