2021-09-30

経絡とは、人体と宇宙を繋ぐ、開放系のエネルギー供給路か?

 

81306024014826画像はこちらからお借りしました

中国の鍼灸の思想と技術は、西洋医療からは迷信として蔑視されてきた。しかし、波動治療の研究が進むにつれ、科学的にも極めて重要な認識体系と技術をもつものとして大きく見直されている。

その中心に経絡系があるが、今ではかなりの研究が進み、まだ体系化とまではいかないにしても、示唆に富む事実が多い。

ここで、経絡とは、東洋医学の重要な概念の一つの「気血(≒エネルギー)」の通路網であり、経穴(ツボ)は経絡上の要所にある体表のエネルギーに対する開口部であり、全身に360余り存在すると言われている

ところが、家電製品の電磁波波動などは、簡単に計測できるが、体内を流れる波動エネルギーは測定が無理ではないがなかなか困難である。その理由は、エネルギー的にも波動的にも非常に微細で、人工的な電磁気波動に比べて複雑であることによる。

しかし、微細電磁波を使用した波動治療器などを通して、病気の改善が出来る事実や、キルリアン写真では、高電圧をかけることで、経穴・経絡ははっきりとした電気的特性を示すこと、また、経穴は他の部位に比べ、電気的抵抗が1/20に減少していることなどからも、経絡系は微細な、電磁気的波動の通り道であることは確からしい。

また、この経絡というエネルギーの通り道を遮断すると、それに接続された臓器は変性し、波動治療器などでエネルギーの通過量を増やすと健全さを回復するという事実もある。これらから、経絡系は、物質としての人体に、負のエントロピー、つまり秩序化効果のある、微細な波動エネルギーを体内に供給する、開放系の基幹システムではないかと思われる。

ここで、開放系とは、人間は食物をとるが、あとは体内の閉鎖系システムにより代謝を行うだけという現在の生物モデルに対して、常に人体の外部からエネルギーの供給を受けて代謝等をおこなう、外部と一体になった生物モデルという意味で使用している。

これらの見識は、1960年代、北朝鮮の鍼灸の研究家で世界的に有名なキム・ボンハン教授の、ウサギの経穴経由で経絡系に放射性同位元素を注入する実験によるところが大きい。

当時は激論があったようだが、現在はその後の他の科学者の実験での補強もあり、いまだ色あせていない。これらの見識は、当時の測定技術からして、すべてが正しいとは言わないが、新しい生命観を考える上で極めて重要な、実験結果と推論であることは間違いないと思う。

それでは、もう少し詳細にその構造を見ていこう。

 にほんブログ村 環境ブログへ

☆☆☆ 経絡系の構造

 ☆☆経絡は微細管からできている

 1 経穴から取り込まれた放射性同位元素は、直径0.5~1.5μの細い管状の構造の経絡系に取り込まれ、その経路は、従来鍼灸で言われていた経路とほぼ一致する。

2 直接血管内に同物質を注入しても、経絡系からは検出されない。よって、経絡系は、血管系から独立していると考えられる。これらは別の西洋の科学者の追試によっても確認されている。

 ☆☆経絡をつくる微細管の配置構造

 ☆表在微小管径

1  皮膚の中に存在。

2   所謂、経穴を含む古来より鍼灸師に最も知られてきたも微小管。

3  経穴の下に存在する、

上記表在微小管に沿って経絡から少し離れて散在する特殊な微小体。

 ☆深在微小関係

1  内管系

・血管やリンパ管内を自由に浮遊している。

・入り口と出口で血管や(リンパ管?)を貫通している。

2  内側外管系

・内臓の表面を走行、

・血管系、リンパ管系、神経管系から完全に独立。

3  外管系

・血管やリンパ管の表面を走行。

☆神経関係

1  中枢神経や抹消神経に分布。

※1最終的にこれらの微小管はすべて繋がっており、それぞれの系の連絡性を保っていると予測している。

※2週末微小管は細胞内の核にも到達しているようだ。

 ☆☆経絡の発生時期

 ☆経絡は、すべての器官原基に先行して形成される

 1  二ワトリの観察結果では、従来の発生学では器官原基すら形成されていない、受精15時間以内に、経絡系が形成されることがわかった。

 ☆経絡系を通る微細エネルギー

1  経絡系を通る微細エネルギーは、電気的なものではなく磁気的なもの。しかし、磁気は2次的に電場や電流を発せさせることもある。このエネルギーは「気」と呼ばれているが、それは実際、生命体に活力を与えている。

 ☆経絡系を流れる物質

1  血中に比べてはるかに高濃度の、

・DNA、RNA、アミノ酸、ヒアルロン酸

・16種類の核酸

・アドレナリン(血中の2倍、経穴においては血中の10倍)、

コルチコステロイド、エストロゲンなどのホルモン

※3 経絡系と内分泌系による人体調節機能は連携している。

※4 キム教授は、組織内に存在するすべての細胞の核を結び付けていると結論している。

 ☆☆経絡の機能

 ☆カエルの肝臓に繋がる経絡を遮断すると、

1  切断直後に、幹細胞が腫大し内部の細胞質に濁り。3日後、肝臓全体の血管系が変性。

 ☆カエルの神経に繋がる経絡を遮断すると、

1 遮断後30秒以内に、神経反射時間が5倍に伸び、その後48時間以上継続で戻らず。これら実験は、複数回実施しても同じ結果になった

※5 経絡は、核細胞に様々な物質やエネルギーを供給している。

 ☆☆☆経絡とは、人体と宇宙を繋ぐ、開放系のエネルギー供給路か?

器官形成より先に経絡系が出来上がるということは、経絡系は器官形成を先導する機能を持っているのではないか?

さらに、サンショウウオの未受精卵における将来の姿が生じているキルリアン写真の例からは、経絡も微弱電流や電磁場に誘導されて形成される可能性がある。

また、ソマチッドは血管やリンパ管を突き抜けて体中をめぐる。突き抜けている理由は、その通り道に誘導されて、あとから血管やリンパ系が形成されたからと考えるほうが、辻褄があう。

つまり、経絡系は、ソマッチッドの通り道であり、ソマチッドが宇宙から受信した高秩序エネルギーを、体内の至る所へ送る機能を担っており、これによって生命体は負のエントロピーを実現しているのではないか?

『参考:バイブレーショナル・メディスン』

 

List    投稿者 sinsin | 2021-09-30 | Posted in G.市場に絡めとられる環境問題No Comments » 

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.sizen-kankyo.com/blog/2021/09/5407.html/trackback


Comment



Comment