2009-09-30

GHQが生み出した「サラダ記念日」

リサイクルの本質を考える(9)~汚泥のゆくえ~
>江戸時代などは糞尿の再利用がなされていた
>では、その汚泥がなぜ再利用しにくくなったのか?

なぜ再利用しにくくなったのでしょうか?

その答えは「ウンコに学ぼう♪~衛生・清潔とは何か?~」にあります。
>そもそも日本では、戦後、生野菜をサラダでGHQの寄生虫撲滅作戦により、下肥を使わない農法がとられ、徐々に下肥文化は衰退していきました。

改めて、それをここで整理してみましょう。
%E3%81%BD%E3%81%A3%E3%81%A8%E3%82%93%E4%BE%BF%E6%89%80.jpg
汚泥の元は下水処理場に流れ込む人糞。下水処理場が出来る前は、肥溜めに集められ、肥料として使用されていた。
その肥溜めによる下肥(人糞を腐熟させたもの)再利用を禁止したのは、第二次世界大戦時の 連合国総司令部GHQなのです。
これにより、人糞は 肥料の元という価値あるものから、 有害なゴミとして処分されるようになってしまったのです。

なぜGHQは人糞再利用を禁止したのでしょうか?

さて続きを行く前に、まずは応援を ポチッ 🙄 とお願いします


(さらに…)

  投稿者 goqu | 2009-09-30 | Posted in L.リサイクル問題2 Comments » 

日本人の身体技法 part6 ~エピローグ:「型」とは何か~

本シリーズでは
日本人の身体技法 part1 ~プロローグ~
日本人の身体技法 part2 ~ナンバ歩きとは何か?~
日本人の身体技法 part3 ~日本人の呼吸法とは?~
日本人の身体技法 part4 ~丹田とは何か?~
日本人の身体技法 part5 ~日本人の服装~
と続けてきました。
日本人の身体技法 part1 ~プロローグ~で、以下のように書きました。

昔の日本人は環境にカラダを合わせて動きの質を変えてきたと想像できます、産業が発達するにつれ、環境の方を人間に合わせるようになってきました。これは洋の東西を問わずに言えることですが、日本人にとっては、これはそれほど長い時間をかけて進行したものではなく、ほんの数十年のことです。
身体の動きは脳の深い所に直結しています。数百年にわたって適応してきた身体技法を失うことは何を意味するのでしょうか?
グローバリズムが進行する現代、身体の使い方まで多様性を失うのは人類の可能性を摘み取る行為に思えてなりません。
日本で培われた身体技法を取り戻すということが次代の可能性収束先なのかもかもしれないのです。
 

 日本人の身体技法といっても、武術や芸能における本格的専門的な世界の秘伝から、大衆全般に見られる共同体の中で伝え、守られてきた所作まで含めて対象は非常に広範です。日本ではそれらを伝達、共有、継承していくために 「型」という概念が生み出されました。
CIMG0435.jpg
「型稽古の様子」  (画像は合気道S.A.戸田様から借用しました。)
本シリーズの最後に「型」についての認識を紹介しておきましょう。
続きはポチッのあとで
↓↓↓
      

(さらに…)

  投稿者 finalcut | 2009-09-30 | Posted in M01.身体の自然環境3 Comments » 

シリーズ新エネルギー①『マグネシウムがエネルギーを生む社会!!』

日本は資源に乏しく、エネルギーは輸入に頼み。これを、自給できるようになれば日本は大きく変わる。それは、過剰消費が続けられるという意味でない。なぜならば、1970以降、日本は物的飽和状態にあり、今不足しているのは物ではないからだ。にもかかわらず、市場拡大絶対という誤った観念のため、国債を投入して無理やり経済成長を続けてきた。その結果が現在の国債残高であり金融破綻なのだ。
   
 
よって、これからは物的需要を越えたところに、新たな需要を創出し、活力のある社会を再生しなければならない。つまり市場原理からの脱却だ。ところが、このままエネルギーを外国に依存したままだと、世界を取り巻く市場主義者の思惑が、脱市場の新しい社会の創造の障害になる。また、経済破局のような事態になれば、貿易停止で日本社会は大打撃を受けてしまう。
   
 
この情況を回避し、活力のある新しい社会を実現するためには、他国に依存しないエネルギーの確保や、食料の自給は重要な課題となる。このような意味で、シリーズで新エネルギー取り上げる。今回その第一弾として、
『石油、石炭もういらない!? マグネシウム・エネルギー社会 東工大教授が提言』を紹介する。
20090703_03.jpg
画像はWIRED VISIONさんよりお借りしました

(さらに…)

  投稿者 sinsin | 2009-09-29 | Posted in E.次代を担う、エネルギー・資源4 Comments » 

人工物質が肉体を破壊してゆく その1 遺伝子組換え食品の影響

自然には存在しない「青いバラ」。(画像はコチラからお借りしました。)遺伝子組換えで作ってしまったそうです。まもなく店頭に並び手に入れることが出来るそうです。(はっきり言って気色悪いです。)

%25E9%259D%2592%25E3%2583%2590%25E3%2583%25A9.jpg

私たちが日常的に食べている食物類は大なり小なり工業技術や科学技術が関与しています。その意味では一昔前の人々が食していた自然に根付いた食物とは全く異なる食物を身体に取り入れているのです。
シリーズではこの工業技術、科学技術が生み出した人工食物・人工物質を扱っていきます。初回は20世紀後半が生んだ最大の成果(?)遺伝子組換え技術と遺伝子組換え食品についてです。

応援よろしくお願いします。

(さらに…)

  投稿者 fwz2 | 2009-09-28 | Posted in N04.人工物質ってどうなん?1 Comment » 

日本人の身体技法  Part 5 ~日本人の服装~

日本人の身体技法を考える上で、Part4~丹田とは何か~に引き続いて、長い歴史と共に身体技法と密接に関係している「日本人の服装」について調べてました。
日本人の服装は明治時代に西洋から洋服が入ってくるまで、歴史の大半をキモノが占めています
ちなみに現在の着物の原型は平安時代の小振りな袖で対丈(ついたけ、着るとちょうどの丈の意)の衣服「小袖」がはじまりといわれています。
%E7%9D%80%E7%89%A9%EF%BC%91.jpg
和裁士がつくるサイト>さんから拝借しました
キモノを着て帯を締めたとき、1本体の芯が通った感覚が生まれる経験は誰にもあるのではないでしょうか。
これらの感覚と長い年月を通してキモノが活用されてきた背景には、日本人の身体技法に適したものであった筈ですし、その中味は何だったのか?を押さえてみたいとおもいます。
続きを見る前にぽちっと 応援お願いします。
               

(さらに…)

  投稿者 kaz-tana | 2009-09-27 | Posted in M01.身体の自然環境8 Comments » 

地球環境の主役 植物の世界を理解する25.米大陸モンゴロイドが見出したトウモロコシ

1年に渡って取り組んできた植物シリーズも、今回で最終回とします。 
 
人類の人口増加は、必然的に、「実のなる植物の活用」=農耕段階を迎えます。
実のなる植物・草として、東アジアモンスーン地帯では稲を発見します。西アジア・乾燥地帯では、麦に行き着きます。 
 
過去の記事をあげておきます。 
西アジアの麦の栽培/農耕部族が見出した一年草の可能性 リンク 
モンスーン地帯の稲の栽培/東アジアの一年草 稲栽培 リンク 
稲作と麦作の基本思想比較/森への同化意識を継続させたアジア農耕部族リンク 
 
ところで、世界の農耕を見渡すと、稲・麦以外に、トウモロコシとタロイモが重要な役割を果たしています。 
 
2007年の世界のコメ(もみベース)生産量は、6.6億トンです。麦(小麦、大麦)は7.4億トンです。対して、トウモロコシは7.9億トンです。
世界の最大の穀物がトウモロコシですね。 
 
そこで、最終回は、「実のなる植物」であるトウモロコシを扱います。 
 
  mayakoon.jpg
  マヤ文明のシペ・トテック像(豊穣の神様)。手にトウモロコシをもっている。 
世界を旅行している2Win Soulさんの「おもしろ博物館で何を思う?!」からお借りしました。リンク 
 
本文に行く前に、クリックを! 
 
  
 

(さらに…)

  投稿者 leonrosa | 2009-09-26 | Posted in D.地球のメカニズム4 Comments » 

【人口問題】10~人類500万年の99.9%以上を占める洞窟の極限生活のなかで、人口増大につながる観念内容が形成された?!③『新たな逆境:“出産”“育児”

【人口問題】10~人類500万年の99.9%以上を占める洞窟の極限生活のなかで、人口増大につながる観念内容が形成された?!②『脳容量増大に可能性収束』では、観念機能獲得のために、人類がどのように脳容量増大を実現したかをみてきた。
しかし、脳容量増大と引き換えに、人類には新たな問題が起こった。
それが、“出産”“育児”である
 
%E3%83%9B%E3%83%A2%E3%82%B5%E3%83%94%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%80%80%E8%A6%AA%E5%AD%90.jpg
 
 
いつも応援ありがとうございます
     

(さらに…)

【人口問題】10~人類500万年の99.9%以上を占める洞窟の極限生活のなかで、人口増大につながる観念内容が形成された?!②『脳容量増大に可能性収束

【人口問題】10~人類500万年の99.9%以上を占める洞窟の極限生活のなかで、人口増大につながる観念内容が形成された?!①『観念原回路の形成過程』では、人類が、極限生活の中、新たな可能性収束先として、新しい機能=観念機能をどのように獲得したのかを明らかにした。
 
その観念機能の発達に欠かせないのが、 である。
現代人の脳は1200ml~1500ml程度(体容積によって変わる)と言われており、初期新人と大きな違いはない。
脳の大きさは、全体の2%足らずだが、エネルギー消費量は、全体の18%を占めており、大きくなればなるほど、より多くの栄養が必要となる。
動物以下の極限状態で生き延びていた人類は、生きるためのわずかな可能性を実現するために、リスクを犯してまで、新機能(観念機能)の獲得⇒脳の発達をさせてきた。
 
この実現のために、人類に起こった変化とはどのようなものだったのか
そしてそれが、人口増大につながる観念内容の形成にどうつながっていったのか を明らかにしていきたい
 
 
%E6%B4%9E%E7%AA%9F%E5%86%85%E9%83%A8.jpg  %E6%B4%9E%E7%AA%9F%E5%86%85%E5%9C%B0%E5%BA%95%E6%B9%96.jpg
南アフリカ:スタークフォンテン洞窟内で、約250~200万年前の人類と思われる骨 が発掘されている。
この頃の人類は、真っ暗な日の入らないジメジメ とした洞窟に住んでいたようだ

 
応援ポチっとお願いします 😀
     

(さらに…)

リサイクルの本質を考える(9)~汚泥のゆくえ~

前回シリーズでは主に一般廃棄物のゴミの実態をレポートしてくれましたね。
今回は引き続き、主に産業廃棄物に焦点をあてて、レポートしていきます
一般廃棄物の約8倍もの量となる産業廃棄物。
その内訳を見てみましょう。
種類別排出量グラフ
%E7%A8%AE%E9%A1%9E%E5%88%A5%E6%8E%92%E5%87%BA%E9%87%8F%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%94%E3%83%BC.jpg
汚泥が44%と最も排出量が多く、次いで動物の糞尿(20.9%)、がれき類(14.5%)とこの3品目で約8割を占めています。
産業廃棄物排出量の推移
%E7%94%A3%E6%A5%AD%E5%BB%83%E6%A3%84%E7%89%A9%E6%8E%92%E5%87%BA%E9%87%8F%E3%81%AE%E6%8E%A8%E7%A7%BB%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%94%E3%83%BC.jpg
また、平成2年度からの暦年推移を見るとほぼ横ばい(若干の増加)となっています。
最終処分量
%E6%9C%80%E7%B5%82%E5%87%A6%E5%88%86%E9%87%8F%E3%81%AE%E6%AF%94%E7%8E%87.jpg
次に、最終処分量でみると汚泥が32%と最も多く、ついてがれき類(14%)、ばいじん(13%)、鉱さい(9%)の4品目で全体の約7割を占めることになります。
動物の糞尿が排出量としては多いのに、最終処分量になると少なくなるのは95%が再生利用されているからです。
汚泥も9割弱は中間処理によって減量されますが、絶対量が多いので最終処分量も一番多い結果となっています。
ではこの『汚泥』とは一体何者なのでしょう?

(さらに…)

  投稿者 kawano | 2009-09-22 | Posted in L.リサイクル問題1 Comment » 

産婦人科医不足なの何で?

昨日は、お友達の妊婦さんとたくさんお話して、充足いっぱいもらいました~ 😀
本日は、お産の医療現場からの声をお届けします
悲しい話ですが、これが現場の現実です
%E5%8C%BB%E7%99%82.jpg
産科医不足がどんどん深刻化しています。
その大きな理由は何だと思いますか
激務でしょうか?訴訟でしょうか?
応援よろしくお願いします 😀

(さらに…)

  投稿者 miwa | 2009-09-21 | Posted in M01.身体の自然環境6 Comments »