2008-10-30
メラミンは食べ物ではありませんΣ(゚□゚(゚□゚*)
こんばんは、かっし~です
写真はサーチナさんより頂きました。
中国の“メラミン入り粉ミルク事件” 以降、何かとお騒がせのメラミン
海外旅行に行った中国人観光客が、日本製の粉ミルクをお土産に買っていくなんていう話もあるそうですよ
最近は、中国国内だけでなく、世界にも飛び火して、 メラミン騒動 が起こっていますよね
10月にインターネットのニュースになったものを、ざっと数えただけでも、13件もありました(大手ファミレスのピザや、食品会社が輸入したカップ春雨スープへの混入etc・・・)
こんなに騒がれているメラミンですが、そもそもメラミンって何 🙄
騒がれているけど、何が危険なの 🙄
何で混入されているの 🙄
ブログメンバーからの「知りた~い 」というご要望もあり、今回は、メラミン騒動を調べてみました
いつも応援ありがとうございます
ポチ っとお願いします
その研究成果、企業に操られている!?
健康食品でもよく見かける
「○○大学の○○研究室の実験結果で証明されています。」
というコピー。
その研究結果が操られているとしたら・・・
いつも応援ありがとうございます
人為的二酸化炭素による地球温暖化脅威説を追及するにあたって
「環境問題」というのは、とりわけ人為的な活動が環境に影響を及ぼす問題を指します。
そのため、環境問題の本質問題に目を向けるには、どこまでが「環境問題(=人為的活動による影響)」なのか、どこまでが「自然活動の挙動」なのかを見極めなければなりません。
状況をしっかり押さえることも無しに、実現性のある方針など立てられませんから。
しかし「環境問題」を見極めていく過程において、環境市場の形成やCO2排出権取引など、到底解決の糸口にならないような現在の風潮に違和感を感じずにはいられません。
るいネットにこんな投稿がありました。
地球温暖化問題と、その対策への違和感から/本田氏
~【中略】~
物が行き渡った’70年以降は、今もっているものを買い換える必要がくるまで、消費を拡大する必要は無くなる。つまり、市場は縮小していくのが本来の姿であったのだ。そうすれば、生産も縮小し、人為的と言われる環境問題は好転した。
しかし、市場が縮小することを許さない、または、縮小したあとどう社会の秩序を守っていくかという新しい課題への答えを考えることをしなかったために、縮小する需要を国債発行によって無理やり拡大に向けていった。
その結果、日本では800兆もの国の借金になった。これらは、貧困が存在していた70年以前はほとんど存在しなかったものだ。そして、市場に金はだぶつき、実体生産と離れた金融や投機経済の時代になった。これらを含めると確かに市場は拡大した。その結末が、現代の世界的金融破綻問題である。
また、市場拡大そのものが環境問題の原因ということは誰にでもわかる。そして、金融や投機経済は、物的需要ほとんどなくなった後、無理やり市場拡大を行うために発生した。その経済が破綻した現在、排出権取引のような市場原理で問題は解決しないということになる。
このように、問題意識と対策方針が大きく断層を孕んでしまった原因は、『持続可能な開発』という言葉の中にある。このなかには、『経済成長が持続可能=市場拡大は止められない』という価値を含んでいるからだ。
しかし、現在の金融破綻の状況からすると、実態の無い経済成長=金融バブルはもう不要という世論になっている。そうであれば、どうすれば、経済が縮小しながら、生きがいを持って働けるのか?という新しい活力源の問題と、それをもってどのように社会を秩序化するのか、というの課題に向かえる。
だから、現在の二酸化炭素による地球温暖化問題は、人々の意識をこのような本質問題からそらすベクトルにあることを、明確にしていくことからはじめる必要がある。
本質問題から意識をそらされない為にも、現在の環境問題、とりわけ地球温暖化問題では「温室効果をもたらす二酸化炭素は悪」というのは本当にそうなのか?先人達が積み上げてきた熱力学や原理原則、自然活動や大気のシステムと照らし合わせたものなのか?といった点を押さえなおしておく必要があります。
これまでも当ブログでは
・温室効果ガスってどんなもの?
・環境問題から地球メカニズムへ(1)~(3)
・赤外線放射吸収には限界がある
などの記事を書いてきましたが、今後数週に渡って、仲間と一緒に追求し、主に気象システムや熱力学の原理などを照らし合わせて、みなさんに分かりやすい記事にまとめなおしたいと思います。
ひとまずは
■地球の気象システムとは?
■『温室効果』とはどんな原理?
■赤外線吸収の飽和限界ってどういうこと?
といった辺りになるでしょう。
期待して待っていてください!
最後に、今後の記事に期待してくださる方は応援宜しくお願いします!
地球環境の主役~植物の世界を理解する~④植物の地球開拓史その1 酸素に覆われた地球づくり
地球を生命豊かな星にしてきたのは、ひとえに光合成細菌・植物の働きによります。
光合成細菌・植物は、地球環境を作り変えていった、地球の開拓者です。
2回にわけて、光合成細菌・植物が、酸素を生成し、自身が動物の餌となり、生物進化の基盤を作り上げてきた事を扱ってみます。
図は、植物進化と地球大気の酸素濃度の推移をみたものです。
●植物進化と地球大気の変遷 ポップアップ
出典:『植物が地球をかえた!』(葛西奈津子著、2007年、化学同人発行)より
・地球誕生は46億年前、最初の生命誕生は38億年前。
・光合成細菌の出現が約35億年前です。
(光合成細菌は、光を利用して有機物を合成しますが、酸素は放出しません。)
・ラン藻(シアノバクテリア)の出現が27億年前です。
(ラン藻類は、光合成で有機物を合成する際、酸素を放出します。)
・25億年前から、酸素の大気への放出が始まる。
(ラン藻類が発生させる酸素は、最初は岩石成分に取り込まれますが、25億年前位になると、取り込む岩石が無くなり、海中の酸素濃度が上昇し、大気中へ放出され出します。)
・海中の酸素濃度が上昇し、酸素優位の海中環境に適応した真核生物の出現15億年前。。
・植物真核生物が、真核藻類です。真核藻類は、現在の海草・のり・コンブをイメージしたら良いです。(この海中植物・真核藻類を餌として、海で動物が繁茂し、進化する。)
・真核藻類が繁殖することで、光合成・酸素放出が一層高まり、大気中の酸素濃度はズンズン高まって行きます。
・大気中の酸素濃度が高まる事で、地球大気の最上層にオゾン層が形成され、地表にまで達する紫外線が大幅に減少する。
(紫外線殺菌装置があるように、紫外線は生命にとって猛毒です。オゾン層で紫外線がカットされる段階で、初めて、地表が生命の環境として開かれました。)
・4億年前に、光合成生物・植物が地上進出します。
(最初に、地上進出した植物はコケ類といわれています。)
・地上進出植物は、コケ類、シダ類(石炭紀の巨大なリンボク)、裸子植物、被子植物と主流が入れ替わって行きます。
・この植物側の主役交代を前提として、地上動物の主役交代が行われます。
植物進化と動物進化の関係は、常に、植物進化が先行し、植物が開拓し形成した地球環境を前提として、動物進化が起こるという関係です。
今回は、<植物の地球開拓史、その1>として、光合成細菌の誕生から真核藻類の繁茂までを扱います。
続きを読む前にクリックを!
アレルギーは市場拡大にともなう植物の適応の結果か
アレルギーシリーズの記事が幾つか続いていましたが、今日はアレルギーの原因を別の角度から見てみたいと思います。
キーワードは『生体防御タンパク質』
??
となった方もいるかもしれませんが、何者かは読んで字のごとく。生体を防御するタンパク質です。
【外圧=内圧】は生物貫通の普遍法則ですが、植物も同様に様々な外圧を受けることで身体の仕組みを変化させていきます。病原菌の感染や傷害、植物ホルモンを含めた化学物質や重金属の適用、オゾンなどの大気汚染物質、紫外線や厳しい生育環境など、様々なストレスを受けた植物は、その外圧に適応すべく、一連の生体防御反応を示します。その過程で生成されるタンパク質群が生体防御タンパク質です。
この生体防御タンパク質とアレルギーにどのような因果関係があるのか?
生体防御タンパク質とアレルギーが密接に繋がっている例にラテックスアレルギーというのがあります。
続きをクリックお願いします
漢方って何だろう~漢方の特色 西洋医学との違いから~
こんにちは。前回は、漢方の医療法においての位置の話でしたね。今回は漢方の特色を、西洋医学との違いの観点から述べてみたいと思います。
伊東玄朴銅像
佐賀県神埼郡神崎町 玄朴旧宅
もともと日本に漢方という言葉はありませんでした。江戸時代に入ってきたオランダ医学を蘭方といい、両者を区別するため、初めて漢方という言葉が出来たのです。
安政五年(1858年)にお玉が池種痘館を開き、同年蘭方医として初めて幕府奥医師になったのが伊東玄朴です。種痘館はその後変遷を経て、現在の東京大学医学部となりました。
続きを読む前にクリックを
『水資源』の危機!!どうする?⑬:3.水資源危機の原因は?2)市場第一の国際資本(グローバル企業)の戦略~世界支配の黒幕は?~
今回も 『水資源』の危機!!どうする?⑫:3.水資源危機の原因は?2)市場第一の国際資本(グローバル企業)の戦略~急成長している水市場~に引き続き、水道事業とその背後関係について調べてみたい。
『世界の〈水道民営化〉の実態: 新たな公共水道をめざして』より借用
水道民営化の時代であったともいえる90年代を経て世界各地で多くの水道民営化事業が推進された。しかし、水道というインフラ事業には多額の資金が必要となる。ここで、国際金融機関(世界銀行、IMF等)の協力が不可欠となってくる。ちなみに、世界銀行は1990~2002年の間に200億ドル、276件の水供給ローン案件を融資。その30%に水道民営化を義務付けており、その大半が1997年~2002年の間に集中している。では、その世界銀行が行なってきたこととは?
続きに行く前に応援よろしくお願いします。
無痛分娩って、いいの?わるいの?~女の自然の摂理その12~
コンバンワ タマゴ丸です
つい最近、友達に元気な赤ちゃん 産まれました
赤ちゃんって、ほーんと、可愛いですよねぇ
今日は、そんな「お産」にまつわる話
みなさん、「無痛分娩」って、知っていますか?
「麻酔」を使って、お産をすることです。
「それって、いいの ?わるいの ?」
と、気になった皆さん。。
続きをクリックお願いします
地球環境の主役~植物の世界を理解する~③<植物の水分屈性、光屈性、重力屈性>
“ど根性”菜の花、アスファルトの隙間にしっかり根を張った菜の花、凄い生命力!! 🙄
(鈴木はり灸院の健康日記gからお借りしました。)
植物は自分で光合成するので動く必要が無い。動かないから、じっとそこにいるだけの静的な存在というイメージを持ってしまいがちですが、前回「植物のコミュニケーション編」で紹介したように、実は植物も環境に対して力強く「動的に」対応しているようですね。今回も続けて、植物も活発に環境対応しているのだ!!という例を紹介します。 😀
ポチッとお願いします。
『水資源』の危機!!どうする?⑫:3.水資源危機の原因は?2)市場第一の国際資本(グローバル企業)の戦略~急成長している水市場~
前回の内容を振り返ると、『水資源』の危機の根本原因は、
◆大衆の快美欠乏(快適さや利便性の追求)が市場拡大の原動力
◆必要以上に工業生産を拡大→都市化、人口増加、農業生産の拡大
◆「水消費量の急増」「淡水の汚染」「水の循環系の破壊」という深刻な事態
であり、これを加速したのは中世以降の市場拡大を目的とした西欧列強による侵略戦争(略奪と騙し)に起因している。そして、現代でも市場拡大第一の国際資本(グローバル企業)がこの路線を引き継いでいるのだ。
『水資源』の危機さえも、国際資本(グローバル企業)はエネルギー、食糧に引き続いて「水は21世紀の石油」と位置づけ、支配戦略を着々とすすめている。今回はその実態に迫ってみたい。
(資源としての「水」問題より借用)
では、続きに行く前に応援よろしくお願いします。