【2014お盆企画】「“地球を簡単に冷やす方法”から考えるこれからの科学」
暑い!!
夏真っ盛りですね!
なんか年々暑くなっているような気がしますが(気のせい?)、そんな暑い夏を「少しでも 涼しく過ごすには何かいい方法はないのか!? ということで 今回は「地球を簡単に冷やす方法」を見つけたので紹介したいと思います。
世間では「台風が去年より強い」だったり「ゲリラ豪雨多発」だったり「猛暑・酷暑」だったり 気候が少しでも平均と違うと原因は「地球温暖化だ!」と言われます。
そこでは異常気象が起きたらどうなるか、 という視点で怖い話がたくさん出ていて、それを根拠に対策に莫大な資金が投入されています。
でも、はたして温暖化は本当に怖いものなのでしょうか?
考え始めるとキリがありませんが、 『地球を簡単に冷やす方法』と題してその疑問に答えてくれている記事があってので紹介したいと思います。 以下(リンク)引用です。
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「地球を簡単に冷やす方法」
「やたらと心配性の人がいる」 寒冷化より温暖化の方が良いのに,温暖化を怖がるのだから,相当に心配性だ.
温暖化はなにも問題が無いし,さらにCO2が増えるというなら,それにこしたことはないが,それでも「温暖化が怖い」という「いくじの無い人」が可哀相だ.
利権で怖がって見せている人も多いが,本気で怖がっている人もいる。子供もだまされている。 そこで,「地球を簡単に冷やす方法」を教えよう。 ・・・・
もっとも簡単なのが,サハラ砂漠に「銀紙(ぎんがみ)」を敷くことだ.
つまり砂漠に反射板を敷く。 そうすると地球に入ってきた太陽の光を相当,宇宙にだせる。
では,程度問題を計算してみよう。 北極海の氷が融けると,光が反射せずに地球が暖かくなり,「とんでもないことになる」と温暖化恐怖症の学者が言っている。
夏の北極海の氷は多いときで800万平方キロメートル, それが600万平方キロメートルになっても気温は変わらなかった.
この分の氷が融けるととんでもないことになると言う。 つまり,600万平方キロメートルの反射板でも,地球の気温を左右できると言うことだ.
サハラ砂漠は1000万平方キロメートルある.
それに熱帯だから,北極海と違って太陽の光もつよい.
太陽のエネルギーは「太陽定数」という数値で示すが,赤道近くの場合,300w/m2で,極地では多めに見ても100だ.
つまり,北極海の夏の氷の面積は,サハラ砂漠の200万平方キロメートルに相当する.
そのほか,ゴビ砂漠,アメリカのグレイトベイスンなどが協力するだろうから,反射板を置く場所の総面積は世界で2000万平方キロメートルにはなる.
そこで,200平方キロメートルほどに反射板をつけるとすると,世界の砂漠や荒れ地の面積の,たった10分の1だけ,拝借すればよい。 そのままやると,地球は冷えすぎるだろうから,そんなときは銀紙を巻き上げて,反射を止める。そうすれば地球の気温は自由自在にコントロールできる。
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なるほど! 想像以上にシンプルな構造です。
純粋に「事実」や「実感」基盤でものごとを考えて解決策を提示しています。
なんか実行できたらホントに涼しくなりそうですね! さらに記事では、さらなる案も提案されています。
再び以下(リンク)引用です。
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もう一つ,簡単な方法を紹介しよう.
お風呂で判ることだが,「水」と「空気」が一緒にあると,空気の温度は水に近くなる.
それは熱容量が3500倍も違うからだ.
海のそばでは海の温度になるので,夕方になると冷える。沖縄の夏は冷房はいらないで,スヤスヤと寝ることができる.
そして,都合の良いことに海の表面が25℃でも少し海水面の下は冷たい.夏に遠泳していると足がさがると冷たい海水にビックリするものだ.
そこで,海の水を引っかき回す。海の深い水を表面に上げるのだ.
これにはほとんどエネルギーはいらない.風呂をかき混ぜるエネルギーが,風呂を沸かすよりずっと小さいのは日常的な経験で判る.
そうすると海の表面温度は冷たくなり,特に日本など温暖化とはさよならだ.
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寒冷化は怖い.なかなか防ぐことができないが,温暖化は簡単だ.地球を冷やすことは簡単なので,氷河期が長く,温暖な時期は特別な時期なのだ.
温暖化を怖いという学者も,怖いばかりを研究しているのではなく,少しは前向きの研究をしたらどうだろうか.
心配性というのは「アイディアや知識が無い」とも言える.
そして悲観的だから,いつもグズグズ言っている。でも現代というのは,社会が行き詰まり,人のお金を狙う人が威張る時代だから,そんな人が受ける時代なのだろう。
(平成21年7月28日 執筆)
(注) 最初の記述に一部,計算間違いがあり,修正しました.論旨は変わっていません。 武田邦彦
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「暑いから温暖化対策しよう!」出発だったのが、なかなか鋭い視点が出てきました。
たしかに紹介した記事のように メディアにあおられて必要以上に怖がったり、難しく考えすぎたり、絶対無理だ、という“固定概念”に縛られるよりも、いろいろ問題はあっても解決の可能性を感じるアイディアを出したほうが、よっぽど建設的ですね。
また読んでいて思ったのは現在、科学技術を100%信じる「科学技術信奉」時代が変わりつつある、ということです。
例えば、科学基盤でできていた社会の価値観が自然基盤に価値観が変化していたり、 それに伴って、薬品や機械など技術の力を使った解決策から、生物や自然本来の回復力を生かした自然の力を使った解決策に変わり始めていたりしています。
(例えばリンクとか) では、なんでこんな時代が変化が起きているのでしょうか?
一つは
『3.11東日本大震災』 ⇒ 『原発事故』 ⇒ 『技術神話の崩壊』 ⇒ 『科学技術不信』 ⇒ 『実感ベース、事実ベースの社会意識 』
という社会意識の変化が考えられます。
今までの科学のように既存理論を基盤にしすぎるのではなく、もっと純粋に自分が確認して信じられる「事実」や「実感」基盤でものごとを考えると、今の科学では見えてこなかった解決策が見えてくるのではないでしょうか。
東日本大震災の原発安全神話崩壊を発端として、ほかの分野でも科学技術信仰の不整合感がいたるところで顕在化しつつあります。 医療、エネルギー、食、本当の事実を一般市民の普通の実感で捉えなおしてみて、見つけた記事を紹介したいと思います。
それではまた次回をお楽しみに!!
<了>
画像はこちらからお借りしました。
http://affexceed.art.coocan.jp/sea/unit_02/
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