2009-10-15

民主党の温暖化対策ってどんなもの?(3)

民主党の温暖化対策ってどんなもの?シリーズ第3弾
温室効果ガス排出量の推移 はどうなっているのか、まず、抑えてみたいと思います
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グラフをみると、二酸化炭素以外については全てにおいて、1990年値から削減 されています。にもかかわらず、温室ガス排出量が増加しているということは、CO2がそれ以上に増えていることが原因となります。
では、なぜCO2が増えてきているのでしょうか
続きはポチのあと


そもそも私たちが出しているCO2って、一体どんなところからなのでしょうか?
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日本の部門別二酸化炭素排出量の推移(1990~2007年)で、1990年比でみると、
業務その他部門
家庭からの排出量が増加している傾向にあります。
業務その他部門での二酸化炭素排出量の増加の背景には、オフィスビルなどでは、OA化が進み以前より格段に電気消費量が増えている状況で
このような電気の消費量の増加が一番の大きな要因となります。
では、 家庭部門で二酸化炭素排出量が増加しているのはなぜなんでしょう
テレビなどでは、省エネ家電は今や当たり前。省エネ対策として新商品や開発にもには力を入れていたにも関わらず、CO2が増えてるのはなぜ
その原因は、下記の3点にあると考えられます。
機器の増加に伴うエネルギー消費の増大
家電製品等の世帯当たりの保有台数は全体的に増加傾向にあり、特に、エアコンやテレビについては一世帯当たりの保有台数が平均2.5台を超えています。また、パソコン、温水洗浄便座、DVDといった新しい機器によるエネルギー消費が近年増加しています。このような機器の増加傾向は、世帯当たりのエネルギー消費量を増加させる要因となっています。加えて、テレビや冷蔵庫に見られるような機器の大型化や多機能化も進み、エネルギー消費量を増加させる傾向にあるのです。
生活スタイルの変化に伴うエネルギー消費の増大
生活スタイルが深夜化したことによるエネルギー消費量の増加も指摘されています。NHK放送文化研究所による日本人の生活時間の調査によると、1970年以降、日本人の睡眠時間は長期的に減少を続けてきています。これは家庭での機器の使用時間の増加など、様々な側面で家庭でのエネルギー消費の増大につながっていると考えられます。
世帯構成の変化に伴うエネルギー消費の増大
1990年から比較して、現在日本では世帯数が大きく増加しています。一人当たりのエネルギー消費量は、世帯人数の減少とともに大幅に増加し、1人世帯では4人世帯の約1.5倍になるとされています。世帯においては、給湯設備や冷蔵庫、洗濯機などの機器を共同で使用することが多いため、世帯数を構成する人数が少ないほど1人当たりのエネルギー消費量は増加するのです。このような環境の変化も、家電製品等の使用によるエネルギー消費量を増加させている大きな要因になっているといえるのです!
日本では省エネ対策として個々の機器のエネルギー効率を改善する取組は進められていますが、用途別家庭用エネルギー消費量の推移を見ると、我が国では、動力・照明他のエネルギー消費量が、2006年度には基準年度比50%増と、大幅に増加しているのです!
「省エネ」に惑わされ、必要以上に大きな家電を購入したり、利便性を求め、家庭内のものも、何でも機械化、器機化してしまうことで、今まで以上に電気を使う羽目になっていたのです。
ここにも、市場拡大のひずみが見え隠れしますね。
さて、本題にもどり、民主党の新しい政策では、これらの問題をどう捉え、どう解決していこうとしているのでしょうか。
次回はその具体政策の中身を探り、検証していきたいと思います
グラフ、データは全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイトより お借りしました

民主党温暖化対策シリーズ
民主党の温暖化対策ってどんなもの?(1)

List    投稿者 kawano | 2009-10-15 | Posted in G01.二酸化炭素による温暖化って本当?10 Comments » 

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コメント10件

 TR | 2010.07.02 0:09

原子力の問題と土地の問題が絡んでいるとは、意外でしたが、ホントだ~ってハッとしました!
>急速に閉塞空間が増えていき、社会活力の衰弱が進行していく
閉塞し、活力衰弱していく。。
確かに。。
まさに自分で自分の首を絞めている状態ですね(x_x;)。
本質をついた記事ありがとうございます!
続きも楽しみにしていますね☆

 rino | 2010.07.02 4:05

真夜中に失礼します。。。
>いずれにしても、人間の使える土地が地球上からどんどん減っていくことになります。これが、原子力発電の最大の問題点なのです。
こういった視点は一切出さず、”安全に処分される”と原子力団体は言い張り、本質問題から私達の目を欺けていることがこのシリーズを通して見えてきました!
また、
>効率だけを考えて原子力発電を続ければ、確かに目先のエネルギーを得ることはできますが、それと引き換えに急速に閉塞空間が増えていき、社会活力の衰弱が進行していくのです。
この視点はかなりの気付きになりました。
エネルギー問題は決して、技術面、経済面、政治面だけの問題では無く、私達の活力問題まで孕んでいるということなのですね!
ありがとうございました!

 daiken | 2010.07.02 11:32

TRさん、コメントありがとうございます。
私達が気づかない間に、原子力発電に関する計画が立てられ、実行に移されていく状態が最も危ないのではないかと思います。
感情論ではなく、「本質問題は何なのか」に照準を当てて、事実を追求していく姿勢が必要ですね。
この後の記事もぜひ読んでください。

 daiken | 2010.07.02 15:01

rinoさん、コメントありがとうございます。
>エネルギー問題は決して、技術面、経済面、政治面だけの問題では無く、私達の活力問題まで孕んでいる
安易に「賛成か反対か」という二元論的な見方に立つのではなく、エネルギー問題の現実を構造的に捉えていくことが、本シリーズを貫通する軸になっています。
こうした地道な積み重ねこそが、私達自身がエネルギー問題を当事者として考える土台になるのではないかと思います。
今後ともよろしくお願いします。

 ホイホイ | 2010.07.02 18:31

私も・・・
>効率だけを考えて原子力発電を続ければ、確かに目先のエネルギーを得ることはできますが、それと引き換えに急速に閉塞空間が増えていき、社会活力の衰弱が進行していくのです。
は、すごい気付きでした!!
本当の意味で社会を良くしていこうと考える時には、≪その活動によって、みんなの活力があるのかどうか?≫という視点が欠かせないんですね♪♪
原子力とか、排出権取引とか、今の環境問題に関わることって、何かスッキリしないと思っていたのは、それが私権的かどうかという以上に、活力があがるものじゃないからということ。
これからの共認原理に基づく社会どう作っていくかを考える時、それが本当に役立つのかどうかは、みんなの活力があるかどうかを軸にしていけばスッキリしますね☆

 もりうむみならい | 2010.07.02 22:45

原発の事故には稼動中のものもあるが、再処理工場で起こるものも多いと聞きました。
再処理工場は現状はほぼ使用済核燃料の貯蔵地ですが、要は貯蔵中に事故が起きている。
人為的なミスも怖いですが、ただ置いているだけの危険性ももう少し言われてもいいと思います。
そういう意味でも「地球上で使用できる土地がどんどんなくなっていく」という問題提起は本質を突いていると感じ入りました。
次回も楽しみにしています。

 daiken | 2010.07.03 1:56

ホイホイさん、コメントありがとうございます。
市場社会の崩壊が確実に迫っている中で、判断軸が「いかに人々の活力を上昇させることができるか」に移っているのは確かですね。
その点、原子力発電は、国家丸抱えでの用地の確保(→金のばら撒き)が行なわれ、その過程で身近な集団内での人間関係が破壊されていきます。それは、人々が求めるのとは逆ベクトルの社会をもたらします。
>それが本当に役立つのかどうかは、みんなの活力があるかどうかを軸にしていけばスッキリしますね☆
まずは、企業や地域などの自らが所属する集団内に人と人との繋がりを再生すること、そして、みんなが充足できる課題や役割を生み出し、拡げていくにはどうするか?を一緒に考えていく場をつくっていきたいですね。

 daiken | 2010.07.03 2:13

もりうむみならいさん、コメントありがとうございます。
>人為的なミスも怖いですが、ただ置いているだけの危険性ももう少し言われてもいいと思います。
よく、放射性廃棄物の管理の杜撰さが取り上げられますが、むしろ、危機の本質は、気の遠くなるほどの長期間に渡り、地球上で自然循環しない物質を人間が管理し続けることそのものにあります。
原子力発電の是非を議論をする上で、こうしたマクロの視点と、現場レベルでの管理方法などのミクロの視点を行き来してこそ、可能性がどこにあるのかが見えてくるのではないでしょうか?

 匿名 | 2012.10.10 16:17

コメントを入力してください3.11以後も大変な災害やなくらいにしか思っていませんでした。その後オイルショックがなぜ超えられたのか(当時は日本人はすごい)疑問を持ち調べて初めて原発だと知りました。それから原発の怖さを知り、原発ゼロに賛成、それだけで済まない代替エネルギーをどうするか問題山積。とにかく若い人に立ち上がってもらわないとと考えて今年7月からツイート始めました。そしてこのブログを見つけました。驚いたのは2年前にこれが出ていることです。なぜ広がらなかったのでしょう。

  | 2012.10.10 16:19

コメントを入力してください3.11以後も大変な災害やなくらいにしか思っていませんでした。その後オイルショックがなぜ超えられたのか(当時は日本人はすごい)疑問を持ち調べて初めて原発だと知りました。それから原発の怖さを知り、原発ゼロに賛成、それだけで済まない代替エネルギーをどうするか問題山積。とにかく若い人に立ち上がってもらわないとと考えて今年7月からツイート始めました。そしてこのブログを見つけました。驚いたのは2年前にこれが出ていることです。なぜ広がらなかったのでしょう。

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