2009-10-19
人工物質が肉体を破壊してゆく その4 牛乳の害・徹底追求 前編、日本人の獣乳飲用とGHQの牛乳指令
グルタミン酸ナトリウムに続いて、今回は牛乳の害です。
牛乳は、牛さんが分泌してくれる「動物の恵み」。「人工物質」といわれると、とても、気になりますか?
少々長い展開になりそうなので、前編、後編に分けて扱います。
日本人は、獣乳飲用の歴史が浅い
採取・漁労民族、穀物・植物食を主体としてきた日本民族は、獣の乳を常食にはしてこなかった。本格的な獣乳が導入されたのは、明治以降の「ヤギ」の移入であろう。
明治の「脱亜欧入」の一角に、ヤギ飼育とヤギ乳がある。中型草食動物である「ヤギ」は、子ヤギを買うとしても値段が安く、飼育の草もただなので、どの農家も飼育が可能だった。だから、「貧農の乳牛」という言葉があるほどである。
ヤギ乳は、明治・大正・昭和と長い時間をかけて、日本人の食物の一角に取り入れられ、農家の自家消費、一部が都市住民の主に「病人食」として扱われていた。
当然ながら、ヤギ乳飲用の危険な側面、不都合な側面は、経験を介して獲得されて行く。(但し、牛乳に比して、危険な要素は小さいのであるが。)
昭和30年代までは、殆どの農家でヤギが飼われていた。実は、筆者leonnrosaも、小学校高学年当時、ヤギの世話をし、毎朝、乳搾りをしていた。
ヤギの乳搾り体験してみませんか?からお借りしました。
ヤギの乳の出方は、子ヤギを出産した直後から、乳を分泌し、2、3ヶ月程度で乳が出なくなる。つまり、子ヤギが離乳できる時期を迎えると、親ヤギは乳分泌を終える。(なお、搾乳用に品種改良されたヤギでは、搾乳期間が6ヶ月に延びている。)
次を読む前に、応援クリックを!