2008-07-24

『地球温暖化詐欺』を知ってますか?-本編④ 報道の嘘

僕チャーリー。
地球温暖化に関するコンピューターモデル、報道の内容、全て嘘ばっかりじゃ、あ~りませんか。
なのに、これらの研究領域には、多額の資金が投入されています。また、地球温暖化に関する最高研究機関であるIPCCも危うい構造となっているようです。
<「二酸化炭素による地球温暖化詐欺」を告発するビデオ>④では、これらの嘘を、多くの教授が暴いてくれています。
るいネットでも山澤さんが、<ビデオ地球温暖化詐欺④⑤~道理を超えた終末思想としての地球温暖化>でまとめてくれていますが、もう少し詳しく、僕チャーリーがその嘘を説明します。
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多くの教授が登場しますが、Jennyが調べてくれた『地球温暖化詐欺』を知っていますか?①-登場人物プロフィール編-をご覧下さい。
【気候予測のコンピューター・モデルの精度は低く、いい加減である】
<ロイ・スペンサー(Roy Spencer)/気象学/>
気候モデルの精度は使われる仮定と同程度しかなく、何百もの仮定がある。また、仮定が一つ間違うだけで予報は大きく外れる。よって、コンピューターで気候モデルを作った人々は気候変化を予測する試みに対し懐疑的だ。
<ティム・ボール(Tim Ball)/気候学者/カナダ>
全ての気候モデルは太陽や雲ではなく、人為的CO2が気候変動の主要因だと仮定している。これは、
①車の調子が悪いときにエンジンを無視して(太陽のこと)
②トランスミッションも無視して(水蒸気のこと)
③右後ろのタイヤのナットを調べるようなものだ。(人類の排出するCO2のこと)。
それくらいひどい科学である。
<イアン・クラーク(Ian Clark)/地球科学/カナダ>
<カール・ビンシュ(Carl Wunsch)/海洋学者/>
<パトリック・マイケルズ(Patrick Michaels)/環境科学者/>
気候システムを理解するということは、宇宙線・太陽・CO2・水蒸気・雲などの全ての要素を理解するということで、全てが揃わなければ、気候モデルには何の価値もない。気候の予測の幅は大きく異なる。この差異は、各モデルが根拠としている仮定のわずかな違いから生じる。
気候モデルを時々面白くなるように調整することもある。数理モデルと合わせて変数を調整すれば、どんなモデルでも作れ、より暖かくすることも冷たくすることも出来る。
あらゆる気候モデルは、人為的CO2を温暖化の原因と仮定しているので、より印象的な予測を出す方法は明らかだ。それは、大気中へ放出される人為的CO2の仮定量を増やすことだ。
過去30年間の増加量は年間0.42%~0.49%だったが、入力する二酸化炭素の増加量を年間1%とした。つまり、気候モデルでは実際の2倍の温室効果ガスによる温暖拡散が起きる。
現実よりも温暖化させた予測で、人々を動揺させるべきではない。
【報道は益々ヒステリックになっており、その内容はプロパガンダである】
<ナイジェル・コールダー(Nigel Calder)/イギリス>
○(報道)暴風雨やハリケーンが来る度に、地球温暖化のせいにすることがメディアでは普通になっている
→(事実)ただのプロパガンダだ。気象学のどの教科書にも書いているが、気象撹乱の主原因は温帯と極地の温度差だ。世界が温暖化すると気温差は縮小すると言われている。つまり、荒天は減り、変動性も減少するだろう。しかし、なぜかこのことは破滅的だとはみなされていない。つまり、(報道とは)正反対なのだ。
<ジョン・クリスティ(John Christy)/大気科学者/>
○(報道)穏やかな気温の上昇でも、北極の氷冠が破滅的な勢いで溶け出す
→(事実)ちょうど千年前、グリーンランドは現在よりずっと温暖だったが、ドラマティックに氷が溶けるような出来事はなかった。
<赤祖父俊一/地球物理学者/日本>
○(報道)大きな氷の固まりが北極大陸から崩落する
→(事実)(氷の範囲が変動する画像:08:21)
1990年代、NASAの気象衛星により、極地の海氷が自然に大きく拡大したり、縮小したりするのが分かった。氷冠は時間経過と共に、常に自然に拡大したり縮小している
○(報道)大きな高波がイギリスを襲うような恐ろしい予測
→(事実)一般的に世界の海水位の変化は、2つの要素で決定される
①「ローカル・ファクター」と呼ばれている海と地面との関係であり、大抵の場合、海ではなく土地の隆起または沈下の影響である。
②「ユースタティック変動」といわれる海水位変化である。海の熱膨張が原因で世界規模の変化が起こるが、氷融解とは何の関係もない。そして、それは非常に遅く長い時間が必要だ。海面で起きた変化に深海が反応するには、数百年から数千年かかる。
つまり、「去年海がこうなったのは、去年大気中で何かが変わったからだ」などと言う人々がいるが、真実ではない。
【報道だけでなく、IPCCの報告にも間違った情報がたくさんある】
<カール・ビンシュ(Carl Wunsch)/海洋学者/>
<ポール・ライター(Paul Reiter)/昆虫医学/パスツール研究所/フランス>
○(報道)気温が緩やかに上昇したとしても、昆虫が媒介するマラリアのような熱帯病は北へ拡大する
○(IPCCの警告の内容)「マラリアを媒介する種類の蚊は、通常、冬の平均気温が16~18℃以下になる場所では生存できない。」
→(事実)蚊は非常に低い気温でも繁殖する。厳密には蚊は熱帯性ではない。北極にも非常にたくさんの蚊がいる。マラリアが最も蔓延したのは、1920年代のソビエトで、北極圏にまで広がるひどい大惨事だった。つまり、熱帯病ではない。
【IPCC報告の実態】
<フレデリック・シンガー(Frederick Singer)/英国ナショナルウェザーサービス/>
科学者のコメントがIPCCの職員により検閲されているため、全てが科学者達に承認されたものではない。科学の章で少なくとも、15項目削除されていた。以下の様な部分だ。
「温室効果ガスの増加が気候変化の原因だという明快な根拠を示していない。」
「今日までの研究で、気候変化の全てもしくは一部分が、人間が作り出した要因が原因であると明示しているものはない」
議論に同意せずに辞めた専門家がたくさんいるが、そういった人々も著書リストに載ったまま、2500人の世界的科学者の一部となっているのだ。
【人為的地球温暖化に関係する研究分野の実態】
人為的地球温暖化に関係する研究は、今や最も資金援助されている科学分野の一つであり、
米国政府だけで年間4000億円以上費やしている。そして、人為的地球温暖化説に異議を唱えた科学者は多くの不利益を被る。
とんでもない嘘ばかりですね。
実態が随分明らかになってきました。
最後に⑤で、nickが更に大きな視点で、これらの構造を説明してくれます。
お楽しみに!

List    投稿者 kumakei | 2008-07-24 | Posted in G01.二酸化炭素による温暖化って本当?4 Comments » 

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コメント4件

 なでしこ☆ | 2008.12.16 19:34

『沈黙の春』を読んで、これは氷山の一角で、「なんだかとてつもなくヤバイことがおこっていそう」だと、恐怖感を抱いた一人なので、この一冊には思い入れが深いです。
>カーソン女史の遺志をひきつぐならば、まず、根本原因たる市場経済システムによる世界的な支配構造を転換していくべきなのだと帰結します。かれらの欺瞞の核心を暴くことが不可欠です。
同感です。

 雑草Z | 2008.12.16 22:27

TB有難う御座います。
 環境問題を掘り下げていくと、経済成長を前提とした社会システムの問題に行きつきますね。
レイチェルカーソン女史も確かにそこまで考えていると思われますね。
 

 y.suzuki | 2008.12.16 22:32

なでしこ☆さま、コメント有難うございます。
>、「なんだかとてつもなくヤバイことがおこっていそう」>
と感じた人がまわりにもたくさんいます。そのヤバイと思った奥深い核心部分を解消していきましょう。

 y.suzuki | 2008.12.16 22:43

雑草Zさま、いつも、コメント有難うございます。
 この「沈黙の春」の直後にローマクラブ(財界のトップクラスの集まり)による「成長の限界」が発表されましたよね。時代は物質経済から金融経済へと転換していくまさにその契機となったエポックメイキングだったと思っています。その経済モデルもいま破綻してしまいました。
 ここからが、時代のおおきなターニングポイントの正念場になってくるのだろうと思っています。
 これからも、よろしくお願いします。

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