2008-06-26

地球は300万年前から寒冷化傾向にある?

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現在、 地球温暖化が社会問題となっています。
これはおもに、ここ100年間程度を対象としています。
では、更に長期スパンで見るとどのような状況なのでしょうか。
suzuki さんの10万年スパン(『気候変動は急激だから大問題となる』)に引き続き、500万年までさかのぼった場合の変化を調べてみました。
データは『ウキペディア』より引用しています。
グラフは過去500万年の気温変化を示します。
横軸は現在からの過去の年数(ex 1.0は100万年前)であり、左端が現在です。
世間で言われていることと違いますね。グラフをみると、温暖化どころか、むしろ寒冷化傾向 であるように見えます。地球温暖化が叫ばれていますが、本当はどうなのでしょうか
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上記グラフの根拠はLorraine E. LisieckiとMaureen E. Raymoにより発表されました。<リンク
横軸は現在からの過去の年数(ex 1.0は100万年前)であり、左端が現在です。縦軸は気温変化をしめします。また、0℃の軸は現代の温度(1950年頃)としています。
まずは以下の3項目について説明します。
【1.データの測定方法】
下図に示す世界の57箇所で測定箇所しています。データはリンクより引用。
各地点の採取方法は、深海の堆積物コアを採取する方法です。また、温度の測定方法は、採取されたサンプルに遺された微生物(有孔虫)化石の酸素同位体比から得られます。
※詳細な分析方法は、るいネットで土屋さんが投稿されています。<地球温暖化問題 ~太古の温度測定とは?~
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【2.グラフの作成方法】
①の各測定箇所で、下図に示すような記録が得られます。データはリンクより引用。
そして、それぞれの記録の山と谷の位置が一致するように調整しながら、コンピューターを使って結合することで作成しています。
但し、この方法は地球の温度変化が地球全体で一様であることが前提となっていますが、実際には、同じ年でも地域によって気温は異なります。よって、その精度には注意が必要です。
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【3.氷河における氷床の全体の世界的な量の代表として用いられている理由】
データは世界中の57箇所で採取した資料から作成しています。これらの記録を結合した結果が、記録が存在する42万年間の南極ボストークの氷床コア(プティー他作成)で記録される温度変化と驚くほど似ていることから、全世界の気温変化の代表として用いられています。
ただし、温度変化量(絶対値)はこの温度変化に合わせることで作成しています。従って、温度変化量の絶対値は概算であると考えられていなければなりません。
以上より、温度変化の精度には注意が必要ですが、温度変化の傾向は全世界の気温変化を代表していると考えられています。
改めて最初の図を見ると、300万年前くらいから寒冷化の傾向があります。
また、同時期から、周期変動が大きくなっています。緑のラインは、4.1万年、10万年の周期変動が認められる期間を示します。
なお、ミランコビッチサイクルは、(『二酸化炭素による温暖化って本当?第4回 ~地球は数万年サイクルで温暖化・寒冷化する~』)で紹介されています。
300万年前くらいから寒冷化の傾向については、以下の2つのサイトで説明されています。
以下、『ウキペディア』より引用。

長く続く第四紀氷河期の中で、氷期/間氷期の顕著なサイクルが始まったのは地質学的には最近のことである。この現在まで続く氷河期は、およそ4,000万年前の南極での氷河作用の開始と共に始まり、300万年前の北半球の大陸氷床の拡大により、周期を伴った大きな振動を示すようになった。このように徐々に起こる気候の変化は、地球の歴史45億年の間頻繁に起こり、大きな原因としては大陸と海洋の配置の変化がある。

また以下、『第四紀の氷河期を語る』より引用。

第四紀は、260万年前から現在までの期間を指す地質時代の一つであり、更新世と完新世に分かれている。第四紀は寒冷な気候が特徴である。
このため、第四紀を通して極地には氷河が残っている。
氷河が維持されている時代を氷河期、または氷河時代という。
現代は氷河期なのである。
氷河期は、非常に寒冷な氷期と比較的温暖な間氷期が交互に繰り返される。
過去100万年の間に、氷期・間氷期が7~8回繰り返された。
最後の氷期は1万年前に終わり、今は間氷期である。
現在の間氷期の開始とともに、完新世が始まった。
現在の間氷期が終われば、また氷期に突入すると考えられている。

測定精度には検討の余地があるが、この結果からは300万年前から寒冷化傾向であると考えられます。そして、このことについて言及しているサイトや研究者がいることもいます。
しかし、この様な情報は報道されることがなく、我々には一切知らされることはありません。
むしろ、温暖化していることのみがクローズアップされてしまっています。
まずは、これらの事実を大衆が認識した上で、現実には地球の温度はどのようになっているのかを追求する必要があります。

List    投稿者 kumakei | 2008-06-26 | Posted in G01.二酸化炭素による温暖化って本当?2 Comments » 

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コメント2件

 y.suzuki | 2008.11.09 0:01

この間の金融破綻をみても、市場原理の支配者としての国際金融資本に対する風当たりがますます強くなっています。庶民の価値転換が表面化するのも時間の問題かと思います。
 だからこそ、それに変わる、自然の摂理の解明が急がれるのでしょうし、その追求が既に始まっているのだと思います。
 
  

 しのぶ | 2008.11.11 22:52

>根源的な危機意識を顕在化させる水資源枯渇の危機は、人々が目先的な市場拡大に立ち止まり、「脱市場拡大」へと「市場拡大絶対」の支配観念を脱する絶好の機会である。
ということは、水資源枯渇の危機をもっと訴えていった方がいいのでしょうか?

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