地球の地震は惑星配列に影響を受けている
太陽黒点の少ない時期に大地震が集中しているということを過去記事で書きましたが、その太陽活動周期(11年)には惑星配列が影響していることが分かりました。
ドイツの科学機関が、太陽活動が金星-地球-木星の惑星直列にコントロールされていることを科学的に裏付ける(In Deep)
>「レイリー・テイラー不安定性」と呼ばれる現象による震動であり、これは、ある電流から導電体の挙動を変えることができる物理的な効果で、液体またはプラズマに作用する。太陽でいえば、太陽表面のプラズマに作用することができます。
地球と金星と木星の惑星直列のような、そんなに弱い潮汐力のようなものが太陽のような巨大な星に影響を与えられるわけがないというのが、これまでの考え方だったようですが、しかし、「太陽」というのは、地球などのような「固体の惑星」ではないわけです。全体として「流体」であるわけです。
それは特に、金星-地球-木星が直列する時に、最大の効果となり、その直列がするのが、「 11.07年のサイクル」であり、まさに太陽活動サイクルと同じなのです。<
また、過去の大地震は大潮(満月・新月)の前後で起きていることが多い、という研究結果もあります。
「巨大地震」を「月の満ち欠け」で予測できる可能性(WIRED)
>大潮と小さな地震のあいだの相互関係はほとんどゼロだったが、マグニチュード7~9の大地震になると、月の周期との一致が見られ始めた(過去20年間に起きた大地震(マグニチュード5.5以上)1万以上のデータを検証した結果、2004年のスマトラ沖地震や2011年の東日本大震災を含むマグニチュード8.2以上の巨大地震12例のうち9例は大潮だった。<
太陽よりはるかに小さな地球と金星と木星の連合によって、太陽の磁場を変化させるような作用をもたらすこともできるということを踏まえれば、月が地球の磁場に影響し、地震につながっていることも不思議ではありません。
いずれにしても、地震の要因は宇宙にある、ということが明らかになってきたように思います。
特に、電磁波(宇宙線)が与える影響は大きいと考えています。
調べてみると、地震と電離層と電磁波との関係を調査して、地震予知を追求している研究者がいます。例えば以下の方たちです。
・森谷武男、串田嘉男
『どうする!日本の地震予測4~短期予測を可能にするVAN法~』リンク
・早川正士
『【1週間前に地震を予知】早川教授の最新『WEEKLY 地震予報』①~世界的発見』リンク
・吉田彰顕
『地震前兆やいかに~電波による複眼観測~』(サイバー出版センター)
どれも、地震に関連して特有の電磁波が地震前に発生する。この電磁波が、電離層(地表100~400km、電子密度の濃い層のこと)に変化を与える。この変化を捉えるのに、電波(FM波等)を使って、地震予測をしています。
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