2012-09-12

地震予知の現状(2)・・・日本の地震予知の歴史について

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地震予知の現状(1)・・・地震予知とは?に引き続きまして、今回は日本の地震予知の歴史について紹介します。
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◆日本の地震予知研究のはじまり
日本における地震予知研究は1891年の濃尾地震の直後に明治政府が設立した「震災予防調査会」にさかのぼる。地震による災害軽減のため、地震予知の可能性を調べるための研究と、建物の耐震性の研究という2つの柱によって進められた。
◆地震予知のブループリントと地震予知計画
・ブループリント・・・1962年 地震予知の実現可能性を明らかにするためにその程度の観測研究が必要であるかを提案したもの
・地震予知計画は、1995年の兵庫県南部地震による阪神・淡路大震災を契機に、大きく見直された。よって便宜上、旧地震予知計画と新地震予知計画と定義する。
・旧地震予知計画は、地震に先行する現象の把握と解明による直前予知が目的である。
・旧地震予知計画において確認された前兆現象は、1978年伊豆大島近海地震における伊豆半島の各所の現象である。地下水位、地下水温や地下水中のラドン濃度の低下。地震発生とともに元のレベルに回復している。
・1999年から始まった新地震予知計画は、地震を発生させるプレート境界や活断層にどのように力(応力)が集中していくか、地震の発生にむけてどのようなことがプレート境界や活断層で起きているか、さらに地震が発生したときのプレート境界や断層の滑り方についての一連の過程として理解し、定量的なモデルに基づいて予測をすることを目的とする。
◆地震予知の概念の転換
旧地震予知においては、前兆を捉え地震発生だけを予測することが目的であり、その前兆をもとに組み立てた予測の成否は地震が発生するまで答えが出なかった。
一方、新地震予知は地震にいたる過程そのものを予測する、つまり地震が起きるときの現象と起きないときの現象を予測すること。
そのような過程を予測し、理解していくことで精度の高い地震予知が可能となると考えられている。
次回は、世界の地震予知の歴史について紹介します♪

List    投稿者 Hikaru | 2012-09-12 | Posted in D03.地震No Comments » 

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