2022-07-24

ガタガタになった欧州・脱炭素、日本はどこに向かう?

現在、環境問題と言えば「気候変動問題」。昨年10月に英国のグラスゴーでCOP26(国連気候変動枠組条約第26回締約国会議)が開催されました。日本へは、開催前から英国首相(既に失脚しましたが)から「脱石炭火力」の圧力がかかり、欧州のNGOからは石炭火力発電を継続する日本へは「化石賞を送る」等の嫌がらせもありました。最終的にCOP26では、当初の石炭火力発電「廃止」の目標から、インド・中国の大反対もあり、段階的な「削減」に落ち着き終了。COP26の議長は、悔し涙・・・

そして今年の年明け早々、ドイツを中心に天然ガスを、フランスを中心に原子力発電を、カーボンニュートラル(CN)達成のための燃料として「認める」という動きがあり、欧州自ら風力や太陽光発電だけでは、生活・生産が成り絶たないことを露呈しました。化石燃料である天然ガスも原子力も「あり」の状態で、2050年のCN達成に向けて進んでいます。参照:リンク

今回は、COP26から半年が過ぎ、現在までの動きをいったん整理し、今後の日本の動きについて考えていきます。

(画像は、こちら からお借りしました。)

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  投稿者 yooten | 2022-07-24 | Posted in G.市場に絡めとられる環境問題No Comments »