2022-07-07

すべてのエネルギーの根本にあるのは磁力か?・・・磁力線とプラズマがつくる宇宙のフィラメント構造

画像は、こちらよりお借りしました

☆☆☆エネルギーとは何か?

この問題はいまだ誰も明快に答えられない。物理学では、運動(または状態変化)の前後で保存される物理量(測定可能な量)が一般的な定義である。つまり、エネルギーを直接定義しているわけではなく、エネルギー総量は運動の前後でも変わらないという『エネルギー保存の法則』を説明するために作られた言葉という意味合いが強い。

また、その中身は力学的、電気的、磁気的、化学的なものまで含み、それらの物理量相互の変換方法は決められているが、これも、エネルギーとは何か?について言及しているわけではない。これらの、実用的な理解としては、『対象』に対して変化を起こすことが可能な『主体』が持つ『力』の物理量(測定可能な量)というところだろうか?

☆☆☆電気(電界)が先か、磁気(磁界)が先か?

磁気も当然のことながらエネルギーをもち対象に作用し、その影響範囲を磁界という。その際、電気(電界)が先か、磁気(磁界)が先かという問題にも決着はついていない。概ね現代では、電気が先で、その変化に伴い磁気が付随的に発生する、もしくは、電界と磁界は同時に発生する、という見識の方が多い。

この理由は、電磁界に関する科学技術が長い年月にわたり、最初に測定したのが電気や電界という歴史に関連している。それは、磁気に比べて測定しやすい電気を測定することで、電気現象から見た科学の体系が先にできており、磁気そのものの本質や作用機序は測定の困難さや、その構造の複雑さゆえに、ないがしろにされてきたという現実がある。

例えば、脳波の測定も心電図も電気測定から出来た技術で測定した結果であり、これを前提に脳や心臓の働きを推察している。それに対して、脳や心臓の微弱磁気を正確に測定できるようになったのは最近であり、それによると、人体からは、その他臓器も含めて、部位ごとの特性を持った磁気が発せられていることが明らかになってきた。

次に、宇宙の中の銀河などの軌道や構造も、従来の万有引力理論だけでは説明できないため、ダークマターなど、いまだ発見もされていない何かを仮定してやっと説明できたことにしているが、磁気・電気をもとにしたプラズマ宇宙論では、ダークマターなどの存在など措定しなくても説明できる理論になっている。しかしながら、これも電気主導論の影響を受けている。

ここでも、電気が先か磁気が先かの議論になるが、宇宙網と言われる、蜘蛛の巣状の構造体に、プラズマが巻き付いているような構造や、『フィラメント構造=すべての銀河を組織化し駆動する壮大な電磁エネルギー』からも、磁気エネルギーが先で、それに電子やイオンが磁力線に沿って巻き付いているはないかと思う。

この現象を更に深く捉えるためには、物質が無いから空っぽという真空という概念すら刷新される必要がある

  投稿者 sinsin | 2022-07-07 | Posted in G.市場に絡めとられる環境問題No Comments »