【おかわり自由コーヒーが安いのは?何とリン酸塩の食品添加物で三倍に…】科学を身近に☆SewStream
旬の話題から自然の摂理が学べる!科学を身近に☆NewStreamです。
今週紹介する科学ニュースは、「食品に含まれる人工添加物」です。
古い中国の言葉に「医食同源」という言葉があります。また、「腹八分目」という言葉があります。
この二つの言葉を足せば、食べ過ぎず、自然の恵みを受けた食材を日常的に食せば、人工物質の薬など必要とせず健康を保てるという意味になるのではないでしょうか。
つまり、『食べ過ぎ、人工物質は万病のもと』ということです。
しかしながら、現在の私たちは、健康意識が高まり食に気をつかいつつも、人工添加物が含まれる食品をついつい飽食してしまっています。
特に外食に対してはまったく無頓着ですが、みんながよく利用するファミリーレストランのコーヒーまでもが、人工物質に犯されているという記事を紹介します。
お得と思ってしまうサービスにつられて、ついつい“おかわり”するのは、万病のもとである「飽食+人工添加物」につながっているのです。
以下、「食品添加物の危険性.com」より引用です。
おかわり自由コーヒーが安いのは?何とリン酸塩の食品添加物で三倍に…
2013年6月14日 17:36
ファミリーレストランなどでおかわり自由のコーヒーを飲むと、「なんてサービスが良いのだろう」と、感心してしまいますよね。でも、そのサービスにはそれなりのカラクリがあるんです。
食品添加物のリン酸塩が増量剤として混ぜられ、失われた風味はコーヒー香料で添加しごまかしているのです。
リン酸塩のとり過ぎは要注意です。体の治癒力や免疫力が低下する恐れがあります。
以下、「ニセモノ食品」(p64~)作り最前線 宝島社 “コーヒー 驚きの水増し抽出法”より紹介します。
■通常の3倍作れるが、食品添加物が必要
普通、喫茶店ではコーヒー豆の粉100gからコーヒーカップ10杯分をとるのが普通です。
利益を上げようと15杯もとろうとすると、カフェインの含有量が多くなって苦いだけで体によくありません。
コーヒーおかわり自由の店では、果たして採算がとれてるのでしょうか?
しかし、そんな心配は無用なのです。実は、ある食品添加物を使うと、コーヒー豆の粉から通常の3倍弱はとれるのです。
普通、ファミリーレストランではコーヒー豆の粉を10kg単位で購入しています。通常コーヒー豆の粉10kgから1,000倍のコーヒーがとれるので、その3倍の3,000杯のコーヒーがとれる勘定です。
使われる食品添加物というのが「リン酸塩」です。これを増量剤として食品添加物に混ぜるのです。
そうするとリン酸塩の抽出作用で、コーヒーが何倍も作り出せるのです。
ところが、何倍も作ることができる代わりに、コーヒー独特の苦味と香りがなくなってしまいます。
そこで、また食品添加物の助けを借りることとなります。
どのような食品添加物が使われているのでしょうか?
コーヒー香料として、
・酢酸ベンジル
・ジメチルチオエーテル
・B-ナフトールエチルエーテル
などの合成香料です。
また、これらの合成香料をミックスしたコーヒー苦味量という便利な製品も販売されています。
さらに、こうした食品添加物で増量するやり方のほかに、コーヒー豆の代わりにチコリーの値を使ったおかわり自由の「コーヒーもどき」もありますから、ビックリ仰天です。
【出典】食品のカラクリ 別冊宝島編集部編
■リン酸塩の弊害リン酸塩は骨の石灰分をつくるという重要な働きをしていますが、多くとり過ぎると鉄分の吸収を阻害したり、体内のカルシウムと結合して対外に排出されカルシウム不足を招くなどの弊害があり、それによって体の治癒力や免疫力が低下するという悪循環に陥ってしまいます。
こんな処まで食品添加物が活躍しているんですよね…。嫌になっちゃいますよね。
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