2012-12-19

【気候シリーズ】気象を操作したいと願った人間の歴史2~偏西風を操作して気象を操作~

%E3%82%AB%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%A9.jpg
(画像はコチラからお借りしました)
前回のエントリーでは、ロシアの気象操作技術について扱いました。発生した雲の水分を薬を散布して凝縮させ、強制的に雨を降らすという方法を紹介しました。
今回のエントリーでは、もっと大胆に気象操作するを紹介します。それはアメリカのテレビ番組で紹介されたHARRP(高周波活性オーロラ調査プログラム)を使った気象操作です。HAARPと言えば、ネット界では地震兵器や気象兵器と噂されていますが、その仕組みについては未だはっきりしていません。
これまで当ブログで追求してきた気候に関する知識からHAARPの気象操作の仕組みを読み解くと、実は偏西風を変化させることで操作が可能ではないかという新たな切り口で記事をかいていきます。
では、偏西風を使ってどのように気象を変化させているのでしょうか?
いつも応援ありがとうございます。

 にほんブログ村 環境ブログへ


■偏西風は気流の大動脈
%E5%81%8F%E8%A5%BF%E9%A2%A8%E3%81%A8%E3%81%AF.jpg
(偏西風:画像はコチラからお借りしました。)
偏西風は地球の気候に大きな影響を及ぼす重要なファクターです。
偏西風は、地球を西から東に蛇行して流れる上空の空気の流れのことです。
上空8 – 13km付近で風速が最大となる。
風速は30m/sぐらいで中には100m/s。時速にすると100~300km/hとなります。
西から東へ向かう航空機は、偏西風に乗ることで燃料と所要時間を大幅に短縮することができるのです。
このように偏西風は地球の空気を縦貫している気流の大動脈と言うことができます。
■偏西風が気候を決定する
では、偏西風が気候にどのような影響を及ぼしているのか?そこで、これまで当ブログで紹介してきた気象シリーズから紹介します。

偏西風は季節によって南北に位置が変化します。南に下がると日本付近にも寒い大気が北からやってくる。逆に北に上がると日本付近には赤道から暖かい(暑い)大気がやってくる。また、上記の写真の画像のように蛇行しており、この動きを『北極振動』と呼び、日本の天気を大きく左右しています。異常気象は北極振動の振れ幅が大きい時、あるいは時期外れな動きをした時に発生するのです。
この夏の集中豪雨について考える」を要約

偏西風がヒマラヤに当たる具合で四季に影響を与えています。

梅雨は中間期には、ユーラシア大陸を吹く偏西風の位置は、ヒマラヤ山脈にぶつかることになります。チベット山塊にぶつかった偏西風は2つに分かれ、丁度、オホーツク海上で合流するすることで高気圧化し、オホーツク気団が形成されます。この冷たく湿ったオホーツク気団とからは暖かく湿った海洋性高気圧である小笠原気団がぶつかると、梅雨前線となり、日本に雨を降らせているのです。
「日本の四季に影響を与えているヒマラヤ山脈と偏西風」を要約

このように偏西風は地球にとって大動脈とも言える気流の流れなのです。
逆に言えば「偏西風をコントロールできれば気候をコントロールできる。」ということでもあるのです。
■電磁波を使って偏西風を変化
偏西風が地球の気象に影響を及ぼすことがわかりました。
では、どのように偏西風の向きを変えるのでしょうか?
①電磁波を使って分子を熱し電離層を上空に押し上げる。
%E2%91%A0HAARP.jpg
(HAARP:画像はコチラからお借りしました)
ELF波という電磁波によりは電離層中の分子構造を変化させることで熱を生み出す。
これにより膨張した空気が電離層を押し上げる。
②押し上げられた電離層に伴って下層の大気層も持ち上がる。
%E2%91%A1%E5%A4%A7%E6%B0%97%E3%81%8C%E6%8C%81%E3%81%A1%E4%B8%8A%E3%81%8C%E3%82%8B.jpg
(電離層の断面:画像はコチラからお借りしました)
押し上げられたことにより低層空気が薄くなり周囲から空気を吸い込まれることで、低気圧が吸い込まれます。
③持ち上げられた上層空気はブロッキング高気圧化する。
%E2%91%A2%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E9%AB%98%E6%B0%97%E5%9C%A7.jpg
(ブロッキング高気圧:画像はコチラからお借りしました)
④ブロッキング高気圧に沿って偏西風の流れが変化する。
%E2%91%A3%E5%81%8F%E8%A5%BF%E9%A2%A8%E3%81%AE%E5%A4%89%E5%8C%96.jpg
(偏西風の変化:画像はコチラからお借りしました)
⑤偏西風の流れが変わることで気候が変化する。
%E2%91%A4%E5%81%8F%E8%A5%BF%E9%A2%A8%E3%81%AE%E6%96%AD%E9%9D%A2.gif
(偏西風の断面)
HAARPによる気象操作は偏西風の流れが変わる仕組み、以前の記事の「偏西風の蛇行と低気圧の異常発達の関係は?」を参照。
ここまで見てきたように、今まで当ブログで扱ってきた気象が変化する構造から見ると、HAARPの人工気象操作技術は決して魔法のような技術ではなく、自然の摂理を利用した技術であると考えられます。
一方で、気象は地球全体のバランスで変化していくものです。人工的に気象に“影響”を与えられたとしても、思いのままに“操作”できるような次元のものではないのも事実です。
つまり、一歩間違えれば大惨事になる危険な技術であることは間違いありません。
■昨今の異常気象の原因も同じ!?
当ブログでは異常気象シリーズを扱ってきた結果、偏西風の蛇行やブロッキング高気圧が大きく影響していることがわかっていました。一方で、その原因についてははっきりしていない状況でした。
今回の気象操作方法が可能だと考えると、昨今の異常気象の原因が人工的に作り出されている可能性も十分あり、決して否定できるものではないということがよくわかります。
■次回
気象操作は今に始まったことではなく、かなり歴史が古い自然科学の分野のひとつです。
次回は、気象操作の歴史的事実を紹介します。

List    投稿者 mineral | 2012-12-19 | Posted in D02.気候No Comments » 

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.sizen-kankyo.com/blog/2012/12/1246.html/trackback

トラックバック(1)

【気候シリーズ】気象を操作したいと願った人間の歴史2~偏西風を操作して気象を操作~ – 自然の摂理から環境を考える | ミリオンハイスクール | ネットビジネス | WordPress
[…] の摂理から環境を考える続きを読む → […][続きを読む]

トラックバック時刻: 2014年6月25日


Comment



Comment


*