2011-09-09

【気候シリーズ】自然の摂理から‘気候’を考える(後編)

前稿の続きです)
さて、このような異常気象を金貸したちが人工的に引き起こしているとすれば、その狙いは何でしょうか?それは恐らく、貨幣秩序のリセットの引き金を引くための食料高騰→ハイパーンフレの誘発でしょう。
●破局後の経済は?そのとき秩序は維持できるのか?
リンクより
米国債のデフォルトを皮切りに、世界中の国債が暴落すると、まずパニック買いや銀行取付騒ぎが始まり、デフォルトから1~2週間で預金封鎖が強行される。国債暴落とは貨幣価値の暴落と同義であり、あらゆる物価が2倍→3倍→5倍と跳ね上がっていく。この超インフレ状態が、1~2ヶ月続くだろう。物価が日毎に上昇してゆく超インフレが演出される。預金封鎖も紙幣を紙屑化するための一手段であり、それによって人々の貯金は霞のように消えてしまったも同然となる。そういう状況に追い込んでおいて、1~3ヶ月後に世界中で一斉に新紙幣が発行される。これは、新紙幣によって金融経済(=国債経済)をリセットして、実物経済に再転換させ、それによって市場を延命させようとする計画だろう。
そのためには、物価とりわけ食料価格を2倍から5倍へと段階的に超インフレ化させる必要があり、そのために、1ヶ月毎に人工災害が引き起こされる。(そのような人工災害の実験の一つが東北大震災と原発事故であった疑いが濃厚である。) すでに、ケム・トレイルと呼ばれる気象操作のための化学物質が数年前から盛んに航空散布されており、その頻度が年々増えている。

つまり追い詰められた金貸し(国際金融資本)の生き残り戦略としてのハイパーインフレによる貨幣秩序のリセット→そのための食糧危機の演出→そのための気象操作という視点である。
写真は干ばつの被害が続く中国湖北省で人工的に雨を降らせる試みとして雲を撒くためのロケットを発射する中国兵。湖北省の1400の貯水池の水位は、運用レベルを下回っており、飲料水不足や電力不足により100万人以上が今も苦しんでいるという。
こちらからおかりしました。
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もしこの仮説が間違っていたとしても、異常気象がそれこそ天体サイクルの影響だとすれば、もっと大きな問題だということも考えられる。従って、
① 気象操作技術の解明
② 現在の異常気象は天体サイクルの異変によるのかそれとも気象操作によるのかの解明
③ そもそも現在の「異常気象」はどう「異常」なのか?の解明
④ そもそも地球環境における気候(大気候~小気候)はどのようにしてうまれたのかの解明

が目下、最重要課題ということになる。
●循環型社会の実現に向けて日本の気候を追求しよう!
そして、課題はまだある。気象操作であれ天体サイクルの異変による異常気象であれ、いずれにせよ、今後、食糧危機という現実がやってくる可能性は非常に高い。だとすれば、破局を乗り越えていけるか否かは自給自足社会(共同体ネットワーク)の構築にかかっている。
●破局後の経済は?そのとき秩序は維持できるのか?
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=254952 
リセット後は、農業や介護や新エネルギーに対する大型の助成が必要になり、直ちに財源が問題になる。しかし、旧国債と旧紙幣が紙くずになったばかりであり、新国債の価格など誰も信用しない。新紙幣が信認されるかどうかは、食糧価格を沈静化できるかどうかにかかっている。しかし、またぞろ赤字国債を発行しているようでは、新紙幣も信認されず、従って物価は鎮静化しないだろう。彼らは、HAARP(電磁波兵器)を使って人工災害を起こす計画であるが、実は、どれくらいの出力ならどの程度の災害を引き起こせるかという段階まで、その技術は確立していない。従って、この最悪のケースも想定しておく必要がある。その場合、米・麦の生産高は、2割以下(イモ類に切り換えてもカロリー換算5割以下)に食糧生産が激減する。そうなると、食糧を求めて人口の半分は農村に移動するが、その農村でも、餓死者が出るのは不可避だろう。そのような状態では、大半の農村は、政府に食糧を供出しなくなる。従って、中央政府は崩壊し、都市部は無政府状態と化して、略奪の果てに壊滅してゆく。おそらく農村では、自給自足的な共同体が建設されてゆくだろう。日本の場合、うまくいけば、人口の1/2は生き延びられるかもしれない。当然この場合も、リセット前に共同体企業のネットワークが構築され、ある程度機能し始めていた方が、農村への移住と農村共同体の建設を実現できる可能性が高くなる。
最終的に生き残れるかどうかは自給自足可能な農村共同体の建設が可能かどうかにかかっている。
写真は生物多様性のホットスポット世界地図。緑豊かな日本列島は、モンゴロイドの故郷スンダランドの系譜をひく生物多様性に溢れた地。この生物学的豊かさが日本の自給自足可能性の基盤をなしている。
http://www.tbs.co.jp/newsbird/lineup/tsukio/dr_tsukio20091113.html(”>こちらからおかりしました。
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確かに、日本はかつて江戸時代に優れた自給自足経済、循環型社会をつくりだした。問題は、この現代において高度化された自給自足経済が実現できるかどうかである。そのためには江戸時代に循環型社会をつくりだした日本の気候・風土の秘密を知る必要がある。従って
① 江戸の循環型社会をつくりだした日本の気候・風土の特徴とは?
② そうした日本の気候・風土を先人たちはどのようにとらえていたのか?
③ これから想定すべき日本の気象的危機には何があるのか?そしてそれを乗り越えるにはどうしたらいいのか?

といった課題が挙げられるだろう。残された時間はそう多くない。というかもしかしたらもう手遅れかもしれない。それでも、みんなの叡智を結集して、なんとかこれらの課題を乗り越えていきたいと思う。
ということで、これからの「気象グループ」の追求に期待下さい!
バックナンバーはこちら
【気候シリーズ】自然の摂理から‘気候’を考える(前編)

List    投稿者 staff | 2011-09-09 | Posted in D02.気候No Comments » 

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