2007-12-18

沖縄男性の平均寿命に異変!!日本人皆への警鐘②

前回、沖縄男性の平均寿命の「異変」について投稿しました。リンク
今回は、その原因と思われる戦後沖縄の、食文化の変化について投稿します。(幕内秀夫氏「美味しい食事の罠」より引用。)

もともと、琉球の文化は台湾などと非常に近く、油脂で炒める食文化でした。それでも、基本的な食材はイモや野菜、魚。そうした伝統的な食生活は、日本一の長寿をを誇る沖縄の人たちの健康を支えてきました。

じぁ、なぜ異変が起きたの?
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引用を続けますね。

ところが、そこに、アメリカの食文化が入ってきた。
1972年までアメリカの占領下にあり、日本に返還された後も、在日米軍の大半を抱える沖縄には、衣食住にいたるまで、アメリカの文化が大量に入り込みました。
実は今、人口10万人当たりのハンバーガーショップの普及率は、沖縄が全国トップといわれています。ついで東京。東京も、駅前にファストフード店のないところはあまり見かけないほどですが、その東京以上に、ハンバーガーショップが普及しているというのです。
また、総務省の昨年の「家計調査年表」によると、ハンバーガーに支払っている金額(年間)は、全国平均が3418円なのに対し、沖縄は4533円、ダントツのトップです。ほかにも、沖縄の食文化を表すものとしては、油脂にかけているお金も、全国平均が4312円なのに対し、沖縄は6266円と全国一。食用油も全国平均が3478円なのに対し、沖縄は5525円と、これまたトップ。まさに、ハンバーガー王国、そして、炒め物、揚げ物づくし、ということです。(中略)
さらに、食材を見てみると、豚肉は物価の安さが関係して、金額としては22857円と、全国平均の23431円を下回っていますが、消費量は全国平均の17kgを上回る21kgで、全国トップ。ベーコンは、全国平均の1.2kgの2倍、2.3kgも消費しています。そのほか、調理食品の缶詰は全国平均の299円に対し、沖縄は1842円。なんと約6倍です。
ここから、現代の沖縄の食卓がかいま見えてきませんか?
それは、私たちがイメージする、スクガラスに、海ぶどうに、ジーマミー豆腐、というような沖縄食文化とは異なる、現代の沖縄食文化なのです。
たしかに、琉球の食事は、もともと、ゴーヤチャンプルやソーミンチャンプルなど、炒めるものは少なくありませんでしたが、そこに、動物性食品が急増した。かつては、滅多に食べていなかった豚肉を、そばの上にもご飯の上にも載せています。ラフテなどの煮込みもしょっちゅう食べます。豚肉の消費量が劇的に跳ね上がりました。(中略)
もともと、台湾文化の影響の強かった琉球ですから、油脂で炒めることに慣れていた食文化だったのでしょう。それでも長いこと、何の問題もなく、元気なオジイ、オバアたちが多かったのは、彼らは、食事にハンバーガーを食べることも、フライドポテトを食べることも、連日のようにギトギトの豚肉や缶詰の肉やカリカリに炒めたベーコンを食べることもなかったからです。
しかし今や、沖縄の食卓風景は一変しました。今の若い世代の人たちは、肉もしくは油脂の入っていない食事を食べることはほとんどないのではないでしょうか。急増する男性の肥満の背景には、そうした沖縄の食卓事情があるのです。

後半の現代沖縄のギトギト食事の件は、私たちの食事と大して変らない気もします。現在の、「おいしさ」「便利さ」だけを求めたる食事をしていたら、きっと私たちも、沖縄と同じようになってしまうのでしょう。
次回は、もともと沖縄の食事はどんなだったか、長寿の沖縄の食事とはどんなものだったのかを書いたサイトがあったので、そちらを報告します。
ご期待ください

List    投稿者 fwz2 | 2007-12-18 | Posted in M01.身体の自然環境, N01.「食への期待」その背後には?11 Comments » 

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コメント11件

 hihi | 2008.05.24 18:12

おお、謎の中心に迫ってきましたなあ。
水内部と表面で分子同士の結合が違う・・・これは初めて知った。

 摂氏華氏 | 2008.05.24 22:53

 なるほど、そういうことなんですな。ところで、以前テレビのエスキモーの暮らしを紹介する番組で、「常に氷点下のこの地では、洗濯物はカチカチに凍ったまま乾くのだ。」といっていました。ナルホド、と思いながらも「氷が直接乾くってどういうことだろう?」と思いました。これも実は表面が僅かずつ融けているんでしょうか。

 waterboy | 2008.05.24 23:20

今まで常温で乾燥することを当たり前に思っていたことも、言われれば確かに・・・・・。水素結合のもたらす水の特質、初めて知りました。

 fwz2 | 2008.05.25 21:53

hihiさん、摂氏華氏さん、water boyさんコメント有難うございます。そして鋭い指摘有難うございます。仰るとおり「表面が少しづつ融けている」んです!!。
凍っていても、常温=液体の時と同じように、表面はクラスター構造が形成しにくいので、分子は容易に飛んでいってしまうということです。この場合、固体からいきなり気体になってしまいますから、「融ける」というのは当てはまらないかもしれませんが。

 SNTT | 2008.05.26 15:10

初めまして。
突然失礼いたします。
毎年8月に「消費者環境教育“指導者”育成研修会」というセミナーを開催しています。
興味がございましらた、ホームページへぜひ遊びにいらしてください。
よろしくお願いいたします。

 fwz2 | 2008.05.28 17:00

ありがとうございます。拝見させていただきます。

 わっしー | 2008.05.29 11:33

洗濯物が常温で乾くことも、100度で気化することも、何の疑問も抱かずに今までいましたが、確かに矛盾してますよね・・・(汗)。
分子構造の違いでそんなに性質を変える「水」。
水無くしては生きていけない私たちにとって、とても身近な存在なだけに興味シンシンです!
また次も楽しみにしてます~☆

 さあさ | 2008.05.29 11:38

シリーズ1,2に続き、今回も「なるほど~(¥o¥)」と思いながら読ませていただきました。
水の表面と内部で水の分子構造が違うんですねえ。
明日から洗濯物を干すとき、この話を思い出してしげしげと見てしまいそうです(^^)
面白い記事ありがとうございます☆

 fwz2 | 2008.05.30 17:56

わっしーさん、さあささんコメントありがとうございます。この話はある方に教えていただいたのですが、水の「クラスター構造化」の話が、沸騰と蒸発の違いに繋がったときは私も驚きでした。
それはさて置き、最後にチョコット触れましたが、水→水素結合が、私たち生物にとって極めて重要な働きしているところが、さらに重要です。また、その話も書くと思いますのでよろしくお願いします。

 tutu | 2008.12.08 7:27

今朝、頭を乾かさないまま出勤中疑念がわきました。
夏と冬では乾き方がどれぐらい違うのか。
そもそも、冬(0℃近く)に沸点100℃の水がなぜ乾くのか
このページを読んで、目から鱗でした。大変参考になりました。
ありがとうごさいまでした。

 匿名 | 2013.01.17 18:49

ためになる

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