2007-02-14

食の裏側~これって・・・もどき?!~

今、はまっている『食卓の向こう側』という本があります。
それに衝撃の事実がのっていました
この写真、一見普通の「ゆでたまごの輪切り」 に見えますが・・・
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 便利だが、どこか奇妙な「フェイク(もどき)食品」。
 筒状のゆで卵、通称「ロングエッグ」も、その仲間。輪切りすると、金太郎あめのようにどれも黄身と白身が均等。ピザや、外食・中食の野菜サラダの付け合わせなど、「見栄えのいい」ゆで卵の中央部分だけが欲しい業者用に開発された。生卵の黄身と白身を分離して加工。学校給食でも、メニューに生野菜があったころはよく使われたという。
 こうした食品は、消費者を喜ばせたいメーカーの思惑から生まれたのか、それとも消費者のニーズがメーカーを動かしたのか。それはまさに、卵が先か鶏が先か、の関係のように見える。
「要望に合わせ、それなりの商品をつくる。それがプロの技」。かつて食品添加物を扱う商社のトップセールスマンとして、さまざまな食品の開発に携わった安部司(52)=北九州市=は言う。
 安部が明かすテクニック。あるスーパーから特売用の肉団子(いわゆるミートボール)を頼まれたケースでは…。
 普通のミンチは使えないから、牛の骨部分についている肉を削り取った端肉(はにく)をもとに、大豆たんぱく(人造肉)で増量し、欠ける風味は香料(フレーバー)で補う。
 次に歯触りを滑らかにする加工でんぷんや油を加えるが、それと引き換えに失う粘りは結着剤でカバー。油をなじませる乳化剤、色あせを防ぐ酸化防止剤、さらに着色料、保存料、肉エキス、うま味調味料…。
 肉団子にからめるソースは氷酢酸やグルタミン酸ソーダなどで、ケチャップはトマトペーストや酸味料などでこしらえ、真空パックで加熱殺菌。二十種以上の添加物を使い、子どもが喜ぶ味(軟らかくて味が濃く、三口でのみ込める)で、常温保存が利く商品に仕上げる。
 「自分は業界と消費者の救いの神」と信じていた安部は、開発した肉団子を「おいしい」と食べるわが子の姿に衝撃を受けた。「おれんとこのは食べるなよ」。そう忠告する取引先の食品加工工場長と自分が同じことに気付き、会社を辞めた。
 
今、国産の自然塩を扱う傍ら、無添加食品を広める活動をしている安部は問いかける。「なぜその値段でできるのか、なぜカット野菜の切り口は茶色くならないのか…。消費者が素朴な疑問を持たなければ、いい食品は生まれない」 

フェイクゆでたまご・・・今まで疑問に思ったことなかったです
こうやって調べていくと、普段なにげなく食べているあれもこれも添加物まみれなんでしょうね。
安さ・便利さを追求した裏にはこういった目に見えない事実が隠されているんですね。。
こういった食べ物を食べ続けると体にどんな影響を与えるのかも気になるところです

List    投稿者 kado | 2007-02-14 | Posted in N01.「食への期待」その背後には?No Comments » 

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