2009-05-12

出産とは?お産を助けるものの役割とは??~お産を本気で追求したい コラム・その3~

こんにちは
いいお天気 が続いていますね
大好評をいただいている、 お産シリーズ
今日は、ちょっと休憩 で、コラムです
ここしばらく(前回まで)、「産科学」にまつわるシリーズでしたが、
それに関して、とってもおもしろい本 を発見しましたので、ご紹介します
すでに、るいネットでも紹介されている、
「幸せなお産」が日本を変える(リンクリンクリンク
という本から、現在の産科学についての考察と、あるべきお産の姿についてです
なるほど 、やっぱり 、がたくさんつまっています
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妊婦を不安にさせる産科学
いまの医者は、妊婦を不安にさせるようなことばかり言います。
あれをやってはいけない、これをするとこんな問題が起こると、マイナスなことばかり言っておどかす。間違っても「あなたは素晴らしい。何の問題もありません」などということはありません。
そんなことをしても、もしお腹のなかの赤ちゃんに何かあったら、「あんたはやぶ医者だ」とか「ちゃんと注意してくれなかったから、こうなった」と非難され、最悪の場合、医療訴訟を起こされてしまう。それが怖いからです。とにかく、悪いことを言っておけば、間違いない。そうすれば、何かあっても、「あのとき私はこう注意しましたよね」といちおうの責任逃れができるからです。
だから妊娠すると、医者から恐ろしいことをたくさん言われます。妊婦は心配になって、ビクビクする。病は気から、といわれるくらいですから、おどかされると、どこかおかしいところが出てきます。妊娠したネズミを、いつもビクビクとストレスがかかる状態にしておけば、妊娠が順調に進みません。医者がおどかせばおどかすほど、おかしくなって、そうすると医者は薬がたくさん出せます。入院させたり、手術もできます。医者はもうかってしかたありません。
産科医がみなそうたくらんで、わざとやっているとは思いませんが、結果として、妊婦をビクビクさせていることは事実です。ビクビクして心配だから、家でゴロゴロ安静にしている。暇だからパクパク食べる。
安産の大敵であるゴロゴロ、パクパク、ビクビクの状態を医者が率先してつくり、リスクの高いお産を生み出しているのです。
だいたい、医者にしてからがビクビクしています。教科書には恐ろしいことしか書いてありません。逆子の何十パーセントかは正常に生まれるが、残り数パーセントはこんなリスクがある、と書いてある。すると、もうその数パーセントしか頭がいきません。
逆子の妊婦が来ると、医者のほうはもうビクビクもので、その数パーセントのリスクを避けたいがために、早めに帝王切開をしようとします。患者のためではない。自分が訴えられたり、非難されたりするのがこわいから、自分のために医学的な処置をするのです。しかもそのほうがものすごくもうかるわけですから、もうこちらを選択しない手はありません。
なぜ医者はあんなに妊婦を叱ったり、不安にさせるのでしょうか。たとえ不安なことがあっても、そこは医者が自分の中にしっかり受け止め、妊婦に対しては「大丈夫、大丈夫」と安心させながら、お産を上手に導くのが医者の務めではありませんか。
でも、叱るといえば、私ほど妊婦を叱る医者はほかにいないかもしれません。診察した際、ゴロゴロ、パクパクしている兆候が見えたときは、めちゃくちゃに叱ります。
私の診察は、医療的な診療のほかに、もっとも大事な母としての心構え、妊娠の哲学的な意味、女がいかなる存在なのか、妊娠・出産の奇跡とその神秘を伝えます。そして、ビクビクするより、いかに生命力をあげるか、命に満ちた生活をすることの重要性を伝えています。
妊婦を不安にさせる医者は、自分の不安を妊婦に押しつけているだけです。そんな医者は、医者の風上にもおけません。

みなさん、どうでしょうか?
私は、これを読んで、お産とは何か?を改めて知った、という想いです
私たち女 に必要なのは、不安や医者への責任転嫁ではなく、
子供を生むということの意味や、女とはどのような存在であるのか?という意味をしっかり学ぶこと、
そして、それらを受けとめられる集団を作っていくことなんだと思いました
女の人には、ぜひ一度読んでほしい本です

List    投稿者 yamazun | 2009-05-12 | Posted in M01.身体の自然環境1 Comment » 

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コメント1件

 kirin | 2009.12.26 22:28

極限の外圧に晒された始原人類は、大地溝帯の形成による乾燥化を迎え、新たな外圧に遭遇する。
そしてその状況に適応すべく共認機能をさらに進化させ、共認機能の延長にある観念機能をさらに進化させ適応していく(猿人⇒原人)。
そしてさらに、寒冷化による乾燥化により更なる外圧に遭遇する。
そしてその状況に適応する為に、脱アフリカを試みる種族とアフリカに留まる種に分かれる。
そして留まった種族は、更なる外圧に適応すべく観念機能をさらに進化させていく(原人⇒旧人)。
人類の進化は、「外圧UP⇒観念機能の更なる進化」による進化であり、その観念機能の進化度合い(≒脳容量)により、人類の種が区分されているのだろう。

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