2008-11-26

知ってますか?「発酵醸造食」恐ろしい実態~健康ブームってどうなん?その⑤~

こんにちは
北国出身なのに寒さが苦手 なikuです
納豆や味噌などの日本の伝統食である発酵醸造食は体にいい とお思いの方は、多数いらっしゃるのではないでしょうか
確かに数十年前までは、天然の発酵醸造菌の自然な営みによって作られていたので、安全性の問題などは起こらなかったのです。
味噌や醤油は、味噌蔵や醤油蔵に生息している麹菌の、日本酒は酒蔵に生息している酵母菌の、納豆はわらに生息している納豆菌自然の力を活用していました。
現在、ほとんどの『食品製造メーカー』は、『種菌メーカー』から買ってきた発酵醸造菌を使っています。
・・・そこに恐ろしい実態が隠されていたのです
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ありがとうございます
種菌メーカーと食品製造メーカーとの間でやり取りされる「発酵醸造菌」は、
遺伝子操作されたもの人工培養されたものがほとんどです。
そこに危険が潜んでいました。
何が危険かと言うと・・・
人工培養菌は単一菌がほとんど
例えば、よくパンを作る際にイースト菌が使われたりしますが、酵母菌の中で特定の一つの酵母を単一分離し、人工培養されたものなんです
これは、自然界では存在し得ないものを作り出していることになります。
パンを膨らますことはできても、パン独特のおいしい味や香りを引き出すことができないので、かわりにマーガリンや香料を入れなければならなくなるのです
そこまでして単一菌を使うメリットは何か?
天然菌に比べて、
発酵に時間がかからない→扱いやすい・加工しやすい
例えば、イースト菌でパンを作る場合は4時間程度でできるが、天然酵母菌だと菌が冬眠状態にあるため、24時間かけて生種という発酵に使える状態に戻す必要があり、さらに発酵力が弱いためパンを焼き上げるまでに7時間以上もかかってしまうのです
こうなると“大量生産”の必要に迫られた大手企業は、天然菌なんて効率が悪すぎて使ってられない!!となりますよね
そして、さらに恐ろしい実態が隠されていたんです
“大量生産”が絡んでくると、危険な添加物が使われるようになり、
「菌」さえ使わずに、発酵醸造食らしきものが作られているんです
「丸大豆しょうゆ」と「新式醸造しょうゆ」は何が違う?にもあるように、
みりんとみりん風調味料
しょうゆとしょうゆ風調味料
原材料をよ~く見ると、みりんや醤油を作るのに必要な麹(こうじ)は書かれておらず、
そのかわり沢山の化学調味料が加えられていることに気付くはずです。
元来、発酵醸造食は食品保存の知恵から生まれたものです
(味噌や醤油の製造は、“塩”を保存するために編み出された方法のようです)
本来かかるコストや手間、時間は決まっている。
それをどこかで捻じ曲げているから“大量生産”が可能になる。
“食の安全”をもうちょっと身近なところから見てみようと思います
最後まで読んでくださってありがとうございます

List    投稿者 sugaiku | 2008-11-26 | Posted in N.健康・医療・食品13 Comments » 

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コメント13件

 hihi | 2009.07.04 22:22

砂漠から生まれた宗教=キリスト教、からくる価値観だけでなく、農業形式=生産様式からくる価値観が大きかったんですね。
でも、麦作は循環系に依存しないというのは、一面的な捉え方だと思いますよ。現に、中国は国土はボロボロな訳ですし。

 finalcut | 2009.07.04 22:27

古来、日本人は水とともに生きてきました。ときに氾濫に悩まされても水辺に住み続けてきました。
日本人が水を大切にしてきた理由のひとつに「稲作」があったのですね。
戦後、経済成長を旗印に自然(森、水系)を破壊してきた現代人は、もう一度「生命の源」を見つめなおす必要があります。

 kz-2022 | 2009.07.04 22:30

自然の循環を維持する農耕と、自然に依存できない生産重視の農耕。この違いが、ひいては、日本人の好む自然模倣型の庭園と、アングロサクソンの作る自然支配型の庭園の違いに代表されるような、指向の違いを生み出したのかもしれませんね。

 monkeybanana | 2009.07.04 22:47

稲作・漁猟系民族と麦作・牧畜系民族の農耕様式の違いが自然環境に大きな影響を与えていることや自然環境の見方にまで影響を与えているだろうことがよくわかりました。
これからは、稲作・漁猟系民族的な自然の循環系を維持する方法で暮らしていきたいものですね。

 kasahara | 2009.07.04 23:07

hihiさん、コメントありがとうございます!
>現に、中国は国土はボロボロな訳ですし。
中国は稲作発祥の地ともいわれ、稲作農耕のイメージが強くありますが、同じ中国でも北と南で気候と農耕作物が大きく異なっています。つまり中国と一言でいっても、気候風土においては2面性があるんですね。
南の長江流域はアジアモンスーン地帯であり、湿潤で昔から稲作中心なのですが、北の黄河流域は乾燥地帯であり歴史的にも麦作農耕中心なのです。
これは地理的には気候を含めて准河を境界に、見事に中国を北と南に2分します。
実際に麦作黄河流域は確かに仰るようにボロボロですが、稲作長江流域は比較的多くの緑が残存しています。(黄河流域については近年では水の枯渇問題=農業用水・工業用水利用の地下水の汲み上げも大きな環境破壊の問題になってますね)
というわけで、中国でも北は西アジア的気候に基づく麦作農耕。南はモンスーン気候による稲作農耕。やはり歴史的にも地理的にも農耕様式の違いで森林の破壊度合いが異なっているというわけです☆
ただ、現在の中国における環境破壊については、急速な都市化・近代化による影響の方が大きいのではないでしょうか?

 kasahara | 2009.07.04 23:28

finalcutさん、コメントありがとうございます!
>戦後、経済成長を旗印に自然(森、水系)を破壊してきた現代人は、もう一度「生命の源」を見つめなおす必要があります。
本当ですね。
現在の工業生産の方が遥かに自然の破壊度は大きいと思います。私たちの生産様式と自然に対する意識=生命の源を見つめ直す時期に、今やさしかかっているのだと思います。
このブログを通して一緒に答えを出していきましょう!

 kasahara | 2009.07.04 23:42

kz-2022さん、コメントありがとうございます!
仰るように、自然と同化する日本人の自然感は、自然を模して象徴化された枯山水等の日本庭園や文化の中に今でも息づいていると思います。
稲作農耕生産は、そういった日本人の自然感を比較的温存させてきた生産様式なのであろうと思います。

 kasahara | 2009.07.05 0:06

monkeybananaさん、コメントありがとうございます!
>これからは、稲作・漁猟系民族的な自然の循環系を維持する方法で暮らしていきたいものですね。
同感です☆
そのためには、私たちにとってどのような生活スタイル=食生活スタイル・生産スタイル・消費スタイルが最良の方法なのか?ひいては、どのような価値観へと社会は転換しなければならないのか?
事実をもって明らかにしていく必要がありますね。
これからもよろしくお願いいたします☆

 maikeru | 2009.07.06 22:12

日本人の危機だ。選挙に行こう
あなた「韓国人&中国人の奴隷」になりたいですか?
(日本人の生活の危機のため、拡散運動中です。すみません)
民主党に政権交代した場合、まず民主党が成立させる法案
「戦時性的強制被害者問題の解決の促進に関する法律案、外国人参政権、人権擁護(弾圧)法案
、沖縄の中国共産党への譲渡、国立国会図書館法改正、東アジア共通通貨の設立、
東アジア共同体推進法案」が、続々と通されるでしょう。いずれも日本を外国(特に中国と韓国&北朝鮮)
に、都合のいいようにするための法案です。(詳しくは検索を)
・ちなみに民主党の支援団体:日教組、部落解放同盟、自治労、在日本大韓民国民団、中国共産党
国民が知らない民主党政権で治安崩壊 !?(URLが表示されない場合は、ユーチューブで検索を)
「国民が知らない反日の実態」(URLが表示されない場合は検索を)
こんな状況なのに「なぜマスコミは報道しないのか?」という疑問には、
「反日マスコミの正体」(URLが表示されない場合は検索を)
(私も2008年10月の国籍法改悪騒動までは、日本が、こんな危機的状況にあるとは知りませんでした。
この危機感をみなさんに共有してもらいたい。
ともかく、今の民主党執行部に政権を取らせるというのは最悪の選択です。
(詳しくは検索を。今のうちに調べないと、民主政権成立後、多くのサイトが消されてしまいます)
一度でも政権を渡すと、上記の闇法案をバシバシ通してくるでしょう。
日本は独裁国家となり、あなたとあなたの子どもや孫は北朝鮮の農民レベル(家畜レベル)の生活に
間違いなくなります。それを防ぐためには、今、選挙に行くしかありません。
長文、読了ありがとうございました。(ネットで調べていただければ多くの日本人が不幸になる
ことが分かってもらえると思います。もし、よろしければ拡散協力お願いします)

 kasahara | 2009.07.07 12:19

maikeruさん、コメントありがとうございます!
スルーさせて頂きます。

 『 集まれ!環境井戸端会議 』事務局 担当:清水 | 2009.07.08 21:07

こんにちは。株式会社ジャパン・プランニング 『 集まれ!環境井戸端会議 』事務局の清水と申します。突然申し訳御座いません。ご連絡の方法が御座いませんでした為、失礼ながらコメント欄にお邪魔致します。
弊社が運営する『 集まれ!環境井戸端会議 』は、環境問題等のテーマを選び、多くのブロガー様からご意見を頂くキャンペーンを行っております。今回のキャンペーン内容は、6月10日に決定した「地球温暖化対策の中期目標」(温暖化ガス 2005年度比-15%を目標)に対し、下記URLより企画ページをご覧頂き、素朴なご意見やご感想をブログにUPして頂く事となります。記事をUPされた方へ、御礼のクオカード1,000円分をお送りしております。ご参加方法や詳細は下記URLよりご確認下さいませ。
http://www.jpla.jp/epcj/epcj_doui.html
ご不明な点が御座いましたらご連絡下さい。 ご応募、心よりお待ち申し上げております。  株式会社ジャパン・プランニング 『 集まれ!環境井戸端会議 』事務局 担当:清水 TEL:03-5447-5838 Mail:ecobata@jpla.jp

 リンゴヨーグルト | 2009.07.11 23:31

知られざる歴史の一面:北海道の森の文化を破壊したクラーク博士

ブログを読ませてもらい、改めて、農耕様式による森に対する意識の違いを考えさせられました。
特に日本における、
>■ 稲作・漁猟は自然の循環系を維持…

 地下水 | 2009.07.29 22:03

 近所の桐畠が皆伐されたのですが、大きな切り株が残っていたので、半年で3メートルほど新枝がでました。この勢いだと10年もすれば、完全に再生します。湿潤地域では、日本の様に少子化になって、基本的に問題はなさそうです。
 アメリカ中部や大陸の内陸部は、動力ポンプで地下水を汲み上げ、穀倉地帯を作っていますので、地下水が減り、2030年頃から確実に減産になります。中東では、千メートル掘っても地下水が出ず、ついに海水淡水化プラントを建設しています。
 水が足りないのは恐ろしい事です。

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