2008-10-14

無痛分娩って、いいの?わるいの?~女の自然の摂理その12~

コンバンワ タマゴ丸です
つい最近、友達に元気な赤ちゃん 産まれました
赤ちゃんって、ほーんと、可愛いですよねぇ
今日は、そんな「お産」にまつわる話
みなさん、「無痛分娩」って、知っていますか?
麻酔」を使って、お産をすることです。
「それって、いいの ?わるいの ?」
と、気になった皆さん。。
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ありがとうございます
さてさて、賛否両論の「無痛分娩」一応、短所・長所調べてみました。

短所
麻酔による危険性(母子共に、麻酔の影響がある。)
無痛分娩には欠かせない陣痛促進剤の危険性
長所
痛みが軽減され、長時間の陣痛などを避けられ、母体の回復がはやい。
母体への負担が減ることで、子供への負担も減らせる。

と、まとめるとこんな感じです。。。
(「痛みが伴わないとお産とはいえない」という論点は、「お産の痛みがあまりにもひどくて、子供を可愛いと思えない」と、いう意見もありますので、いったんは議論からはずします。)
と、無痛分娩を調べると、「長所・短所(メリット・デメリット)」を調べることとなってしまいます。。
でもね・・・・「いい。わるい。」の前に・・・・
そもそも、無痛分娩の是非(無痛分娩の選択)ってなんで生まれてきたの?
1つ目は、やはり利便性・快美性を求める思想
     「できれば、痛い思いなんてしたくない。」という、思想性から、辛いものは一切排除。。
2つ目は、女力(おんなじから)の低下
     「女の機能低下により、お産は”重く”なっている」みたい。。。。
     ⇒無痛分娩にしろ、陣痛促進剤にしろ、「使わざるを得ない」状況も発生しているのが、
      現代の女たちの現実。
ううう~ん。。 🙁 確かに、利便性・快美性を求める意識だけで、無痛に飛びつくのも安直だけど、とはいえ、自分達の体力が低下している事実もあるみたい。。。
じゃぁ、どうしたらいい?
いい。わるい。の価値判断をする前に、事実の共認を!
     「目先の、無痛分娩だけにこだわるのではなく、今、自分の身体はどうなっているのか?
      ”私”という個人ではなく、”女”という次元で捉えた状況把握が必要です。」
上記、状況を捉えた上で、”なにが一番いいのか?”と、みんなが自ら考えること。
     「もはや、”お産”は、個人課題ではありません!どれだけ女たちが”みんなの課題”として、
      真剣に考えられるかが、重要です。」
この、2つが第一歩 です。。
そして、じゃぁ、
具体的方法ってどうしたらいいの?
気になりますよね 😀
やっぱり、共同体の再生だと思うのです。
 

昔、お産は女たちが、自分達がもっている援助したり、分け合ったりする力をお互いに使い、知恵をしぼって、行っていました。
 そこには、何人も子供を取り上げた、おばあさん、いつも支えてくれるみんなの励ましにより、安心して子供を産んでいたのでしょう。
 また、そこには、評価ももちろん存在し、「自分の痛みだけを軽減したい」というワガママもまかり通らなかったハズ。。
 産婆さんは、時には、この先生きていけない子供が産まれてきたときは、即座に窒息死させ、母親には「死産だった」と告げることもあったそうです。
 無痛分娩・自然分娩どちらとも、母子共に健康であることが当たり前で議論されていますが、そもそも、出産は死亡率が高いものでした。
 自らの命、子供の命、両方を含め、女たちは、集団に全てを委ねていたのでしょう。

こんな、集団規範・女共認が、出産を にしていたのだと思います。
と、言うことで、遠回り なんて、思わないですよねっ。
お産を「幸」にするのは、 女共認の再生、共同体の再生
これが、全てなんです。
そして、これなら、今、子供がいないあなたも。出産していないあなたも。したことがあるあなたも。
全ての女たちで、今すぐに担っていける課題なんです 😉

List    投稿者 nisi-miw | 2008-10-14 | Posted in M01.身体の自然環境5 Comments » 

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コメント5件

 ☆ティンク☆ | 2009.04.30 15:21

わぁ~、絵入りでわかりやすいー(*’-‘*)!!
なんでもかんでも機械任せ・医者任せで、不安要素を排除するのではなく、産む力・育む力を持つ「女」を信じてお産ができれば、充足度も、安心度も、今よりずっとUPするんだろうなぁって思いました♪

 かっし~ | 2009.04.30 19:23

>産む力・育む力を持つ「女」を信じてお産ができれば、充足度も、安心度も、今よりずっとUPするんだろうなぁって思いました♪
そうなんですよ!!
帝王切開ナビさんにも、帝王切開経験者の方の体験談があったのですが、2回目は無事自然分娩だったという人の「自然分娩の何と良いことか!!」というコメントが印象的でした。
女にとっても、これだけの充足を味わえるお産。
もっと大事にしていきたいですね

 ぺティー | 2009.05.02 15:37

3割が異常分娩なんて驚きです!
そういえば、おばあちゃんや曾おばあちゃんの時代は子だくさんだったけど(10人兄弟姉妹とか!)、何人かは生まれる前に亡くなってしまう事がふつーによくあったと聞きました。子どもの頃お墓参りにいくと、小さいお墓がたくさんあって、これ誰?と聞くとそんな話をしてくれました。
自然というのは、いいこともたくさんあるけれど、時にはつらい状況や選択も受け入れなければならないものなのかもしれませんね☆
ひとりだったらつらいけど、昔はいつも女達が一緒だったから大丈夫だったのかも!

 イちご | 2009.05.02 23:30

>女の力をもっともっと信じましょう
この言葉響きました~!!
おばあちゃんの時代は、こうやって女自身が身体のこと、お産のことをよく知っていて、時間をかけて幸せな時間を迎えていたんでしょうね~☆
赤ちゃんと力を合わせるお産に臨みたいです♪

 惨婦 | 2009.05.08 15:41

 こうした医学的処置がなぜなされるようになったか考えたことがありますか?。それがなかった時代の産婦や新生児の死亡率がどれくらいだったかというデータも示さなければ、都合のいい情報で煽っているだけとしか思えませんね。
 全ての個体がリスクも無くこどもを産めるなんて生物としてありえなーい。
 あなたにそうした生物としてのリスクを受け入れる覚悟はありますか?

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