2007-11-19

ヒトの身体も自然の摂理で出来ている

ミネラルウォーターが浸透していますが、最近は大阪の水道水も結構マシになったと思いますよ。
その水道水について色々調べていくうちに、ヒトの体の仕組みの興味深い内容に行き着いたので報告します。

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そもそも日本の水道水の安全性検査は、近代水道(淀橋浄水場)が誕生した明治31(1898)年から。そのときの上水判定標準に検査項目は細菌数、大腸菌、アンモニア、亜硝酸、硝酸、過マンガン酸カリウム消費量、鉄、銅、塩素イオン、そして温度・色度・臭味・pHです。

当時は「病原菌対策」が中心であり、三つの窒素化合物(アンモニア、亜硝酸、硝酸)や過マンガン酸カリウム消費量は微生物汚染の指標で、これらが検出されたら微生物がいるということ。
したがってアンモニアや亜硝酸を含む水は飲用不可になったのです。
硝酸も微生物が「アンモニア→亜硝酸→硝酸」の経路で作られるが、火災や落雷など微生物がいなくても発生するので「不検出」ではなく、硝酸性窒素5ppm以下という値になった。

昭和33年に新しい科学知見を取り入れた水質基準が制定され、病原菌対策に加えて、普通の処理では除けない水銀やヒ素、カドミウムなどの重金属類、シアンなど致死毒性の強い物質が検査項目に入ります。塩素消毒をするようになり、微生物汚染の指標である「アンモニア」「亜硝酸」「過マンガン酸カリウム」は必要なくなった。
しかし今尚、硝酸・亜硝酸を合わせて10ppm以下というのが各国共通の水質基準となっている。

確かに亜硝酸は、非常に毒性が強く、例えば遺伝子の情報を狂わせ、突然変異を生じさせたり(遺伝子損傷性や染色体異常など)、魚に含まれる天然成分(ジメチルアミン)と一緒になると、最悪発ガン物質(ニトロソアミン)に変わります。また青酸カリ並みの毒性とも言われています。

他方、硝酸については私たちは、野菜から、大量にとっています。しかし野菜を食べすぎで硝酸の害を受けたという事例は、今のところない。

飲み水だけ基準が厳しいのは な ん で だろう?
実はそれにはある乳児がかかった奇病の解明によります。
1940年アメリカで、夫婦に女の子が生まれました。
しかし退院後に、人工乳の嘔吐、激しい下痢、ひきつけで入退院を繰り返し、ついに興奮状態から、チアノーゼ (皮膚が青紫色になる状態。血行障害や呼吸障害で血液中の酸素不足時に起きやすい。)が出て意識混濁。
診断の結果、ヘモグロビンの酸化より酸素を運ぶ能力がなくなる、「メトヘモグロビン血症」と分かった。

アイオワ州立医大小児科コムリー医師が、両親がミルクに使用していた井戸水を分析。
ミルクを溶く井戸水には大腸菌があったが、煮沸しているので問題なし。
硫黄酸化物も含まず、亜硝酸も極微量。しかし、硝酸イオンが619mg/Lも含まれていたことが判明。
この高濃度の硝酸が、原因と推測されました。
この報告によって全国から似たような症例が、多数集まり、メトヘモグロビン血症硝酸の因果関係は強くなった。しかもその症例の93%4ヶ月未満の乳児でした。

さて体内の硝酸がどのようにして有毒な亜硝酸に変わるのか?

ヒトは硝酸を亜硝酸にかえる酵素を持たないので、それをするのは微生物の酵素であろうと考えられました。
それはど の 部 分 で ?

長くなるので、続きはパート2へ

List    投稿者 goqu | 2007-11-19 | Posted in M01.身体の自然環境3 Comments » 

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コメント3件

 匿名 | 2010.01.19 11:05

nakamenniuv

 匿名 | 2012.01.30 10:58

ありがとう

 俺様 | 2012.01.31 18:29

理解できました

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