2009-12-01

ウィルスはどこから来たのか?~ワクチンってどうよ①~

世の中、インフルエンザで大変です。ウクライナはパンデミックだとか、ワクチンが足らないとか。
インフルエンザを引き起こすウィルスって何なんでしょう?ワクチンって何なんでしょう?
門外漢ですが、ちょっと調べてみようと思います。
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写真は憂channelhttp://blog.livedoor.jp/usach/archives/986937.htmlさんからお借りしました
ウクライナ首相のティモシェンコさん、マスクしても美人ですなぁ
まず、ウィルスって何なんでしょう?
ウィルスが生物ではない、って知ってました?
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ウィキペディアから

ウイルス (virus) は、他の生物の細胞を利用して、自己を複製させることのできる微小な構造体で、タンパク質の殻とその内部に詰め込まれた核酸からなる。ウィルス、ビールス、ヴィールス、バイラス、ヴァイラス、濾過性病原体、病毒と表記することもある。生命の最小単位である細胞をもたないので、生物学上は非生物とされている。

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画像は生物史から自然の摂理を読み解くhttp://www.biological-j.net/blog/2008/05/000474.htmlさんからお借りしました
ウイルスは生物が持っている細胞とか自分たちだけで複製出来る能力とかを持っていません。
生物とは言えないのです。でも、「生物的な物」と言われています。
(ちゃんとした生物とウィルスの間にもリケッチア、クラミジア、ファイトプラズマとかいうややこしいのが居ますが、今回は無視しますね)
じゃ、何か?
簡単に言うと遺伝子の切れ端なんですね。
遺伝子がタンパク質を獲得して膜で自身を覆い、細胞の外でも生きられるようになった「物」です。(生物じゃないのに「生きられる」って変ですけど)
でも、遺伝子の複製や、タンパク質の合成は出来ません。生物の細胞に取り付いて、やってもらうんです。(詳しくはhttp://www.biological-j.net/blog/2008/05/000473.htmlを)
細胞が無ければウィルスは存在出来ないのですから、細胞が生まれる前から存在したとは思えません。
では、どこから来たのか?
細胞の中から出てきたんです。
細胞の遺伝子が複製されるときにミスコピーされた切れ端、のようなものです。
また、プラスミド(細胞中にある、独自の遺伝子を持った塊。ミトコンドリアとか)が細胞外に飛び出しちゃった物、という説もあります。
つまり、細胞の元部品です。
だから、生物にあるような「生きる」意思を持っているようには思えません。
エントロピーに逆行する、秩序化していく、といったベクトルが無いように思います。
だって、そもそも部品なんですから。全て行き当たりばったりにミスコピーの続きを繰り返している。
困った存在なのはそのせいではないでしょうか。
そして、「部品」だから、その素材を集めれば作れちゃうそうなんです。
るいネットhttp://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=220787より

スペイン風邪ウィルスが人工で再現されていた!
 タウベンバーガー博士の研究チームは、1918年にスペイン風邪で死亡し、アラスカの永久凍土に埋葬されていた女性から取り出したゲノム情報を解析した。解析された情報はマウント・サイナイ医科大学(ニューヨーク)の研究者たちに提供され、この研究者たちがリバース・ジェネティクスという技法を用いて、解析された遺伝情報を元にプラスミドと呼ばれる微小遺伝物質を作成した。
 その後プラスミドはアトランタにある米疾病管理センター(CDC)に送られ、ヒトの腎細胞に注入された。これで、ウイルスは再現された。
 「腎細胞内にプラスミドを注入すると、ウイルスは自然に生まれる」と、ウイルスを作成したCDCの研究者、テレンス・タンピー博士は話す。「作成にはわずか2日しかかからない」

任意のプラスミドを細胞に入れると、ウィルスが出来ちゃうそうなんですよ。
恐ろしくない?一応、「生物的な物」なんですけど。

List    投稿者 hihi | 2009-12-01 | Posted in N.健康・医療・食品No Comments » 

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