2009-01-29

男女別学~女の人たちが集まれる場がポイント~

こんばんは かっし~です
ikuさんのあたり前の難しさ~お産を本気で追求したいその3~の記事、皆さん読んで頂けましたか??
この 【お産】 シリーズ、私も女として、毎回興味津々 いつも楽しみに読ませてもらってます
まだの方は、ぜひこちら を読んで見てください
お産って苦しいものなの?~お産を本気で追求したいその1~
産んでみて思った「これじゃない!!」~お産を本気で追求したいその2~
あたり前の難しさ~お産を本気で追求したいその3~
『カラダは、心の容れ物』~お産を本気で追求したい コラム~
このikuさんの記事の最後にあった、
>制度や病院というガチガチの場から変えるのは難しいけれど、「お産」に対する女たちの意識から変えていくことはそこまで難しくないんじゃないかと思いました。
「そうそう 」ってすっごく可能性が見え、女達が安心して集まったり、考えていける場が必要なんだって思いました。
これから、この場をどう作っていくのかのヒントになりそうな本がるいネット:男女別学-脳の差という視点で考える-で紹介されていたので、ご紹介させて頂きます
いつも応援ありがとうございます 😀
     

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草思社 立ち読みコーナー:男の子の脳、女の子の脳――こんなにちがう見え方、聞こえ方、学び方
レナード・サックス 著 / 谷川漣 訳
より

これまで見てきたように、脳のさまざまな部位は、女の子と男の子では異なる順序で、異なる予定表に従って発達する。同じ音符を大声で歌いながら同時に小声で歌うことはできないように、学校をどちらかの性に合わせようとすれば、いきおいもういっぽうの性が犠牲になる。共学校でも男女別の学校でも教えた経験をもつベテラン教師、アンドルー・ハンターはこういう。「男子と女子がいっしょにいる教室で教えるのは、二つのクラスを同時に教えるようなものだ」

わたしがこれまで訪れたすべての女子校で、教師、管理職、生徒指導員だけでなく、生徒たちも口をそろえて証言していた事実がある。望まない妊娠の起こる割合が、近隣にある公立および私立の共学校よりもはるかに低いということだ。もちろん、ほとんどの学校では、卵が先かニワトリが先かを判断するのはむずかしい。女子校で望まない妊娠が起こる率が低いのは、もともと妊娠しないような女の子が女子校を選ぶからだろうか? それとも女子校には、望まない妊娠を減らす何かがあるのだろうか? リン.ハイの例は後者の可能性を示している。なにしろリン・ハイの場合、生徒そのものにまったく変化はなく、カリキュラムも先生も、学校の予算も変わっていない。ただ男女別の方式に切り替えただけで、妊娠の率が低下したのだ。

これって、女同士が集まって学ぶことで、自然と安心基盤が出来ているということでは
これは近代的な学校教育の場でのことですが、確かに昔の村落共同体の頃から、ある一定の時期を過ぎれば、幅広い年代が揃う
男は闘争存在である男同士の空間
女は充足存在である女同士の空間
で、それぞれの役割を、教えてきてもらったんですよね
きっと、その女同士の安心基盤の中には、自然と女の役割として【お産】も組み込まれていたんだろうな~

List    投稿者 kasi1106 | 2009-01-29 | Posted in M01.身体の自然環境8 Comments » 

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コメント8件

 青苺 | 2009.09.28 17:23

遺伝子組み換え食品の技術って、食糧増産と高品質食品の為の生産技術だって言われていますが・・・・一見、みんなの為になりそうな遺伝子組み換え技術も、
>開発されたGM技術などに対し、企業が特許権利を申請し押さえてしまうことで、いわば世界の食料を一手に握ることも不可能ではないのです。
実は企業のお金儲けの手段にすぎないのだとしたら、いくら技術が進んでも食糧問題の解決策にはならないんじゃないの?みんなのためにはならないんじゃないの?本当は不要な技術なんじゃないの?そんな気がしてきます。

 リンゴヨーグルト | 2009.09.29 14:19

食物の遺伝子を組み替えることで、継続的な需要と供給を同時に生み出すこのシステム(特許)をこのまま野放しにしていると、仰るとおり世界の食料は、モンサント社等の化学薬品メーカーに支配されてしまうでしょう。
一度使うと、その使用から中々抜け出せなくなるその仕組みは、さながら麻薬のようだと感じます。

 leonrosa | 2009.09.30 12:31

知的所有権・特許権は、恐ろしい権力を発揮します。
『バイテク企業がGM作物の独立研究を阻む 26人の害虫専門家がEPAに直訴』という記事が、(農業情報研究所にあります。
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/gmo/news/09022101.htm
以下抜粋引用・・・・
 ニューヨーク・タイムズ紙によると、26人のトウモロコシ害虫専門研究者が、遺伝子組み換え(GM)作物の有効性と環境影響の完全な研究をバイテク企業が阻んでいる、「多くの決定的に重要な問題に関するいかなる独立研究も、合法的に行えない」と書いた声明を環境保護庁(EPA)に提出したそうである。
 研究者たちは、問題は、農業者やその他のGM種子のバイヤーは、栽培者が企業の特許と環境規制を尊重しなければならないとする協定に調印しなければならず、この協定が研究目的で作物を栽培することを禁じていることだと指摘する。
 従って、大学研究者は、研究目的で農薬や非組み換え種子を自由に購入できるが、GM種子についてはこれができない。その代わりに、種子企業から許可を得なければならない。企業はときにはこの許可を拒否する。あるいはいかなる発見も、公表前に[企業が]審査すると言い張る。このような協定はずっと前から問題になっていたが、もはや堪忍袋の緒がきれたと、公表に踏みきったというのである。
・・・引用終り
研究用の「遺伝子組換え種子」は、バイオ企業自身から入手するしかない。栽培している農家やバイヤーが、もし研究者に種子を提供すると、バイオ企業から「特許権のある種子」の無断流用として訴えられるのです。

 fwz2 | 2009.09.30 16:07

>遺伝子組み換え食品の技術って、食糧増産と高品質食品の為の生産技術だって言われていますが・・・<
青苺さん、こんにちは。ここの所に着目されるとは鋭いですね。そもそも「増産」って、ぜいたく品を作るための飼料だったら「食糧増産」っていえるのか?高品質食品って一体何なのか、疑問に思ってしまいますね。

 fwz2 | 2009.09.30 16:11

リンゴヨーグルトさん、コメント有難うございます。遺伝子組換えの問題は、漠然と、技術の暴走と市場構造の問題と思っていましたが、たちかに「特許」というシステムが、この問題の核心にあるんですね。leonrosaさんのコメントで良く分かりました。

 fwz2 | 2009.09.30 16:29

leonrosaさん、コメント有難うございます。リナックスのようにシステム設計図公開の流れがある一方で、現状は「特許」システムが事実認識→意識生産の足かせになっているということですね。
>『バイテク企業がGM作物の独立研究を阻む 26人の害虫専門家がEPAに直訴』<
アメリカもバブル崩壊を経て、金融部門に限らず市場や私権の横暴は許せないという空気が出来つつあるのかもしれません。どうでしょう。

 violetnyanco | 2012.11.24 21:14

え?引用元についてますが、この写真は「こんなバラ見たいなぁ」の方のバラで、現実には藤色を少し含んだピンクですが?
「青いバラ」と騒がれたのは15年くらい前だと記憶しています。欲しいと思ったけど高くて手が出なかった。遺伝子操作なんてない時代の話ですよぉ

 violetnyanc | 2012.11.25 9:29

ぐぐってみたら2004年の作出でやっぱりバイオテクノロジーでの作出みたいですね。
随分前の記憶だったのですが・・・
すみませんでした。

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