2009-08-04

産後の時間は、こんなに充足いっぱい♪~本気でお産を追求したい:その14~

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どこで、だれと、どんな風に産みたい??~お産を本気で追求したい その13~皆さん、読んで頂けましたでしょうか 😀
まだの方はこちらもぜひ
前回では、“産み方 ”の追求をしましたが、今回はいよいよ・・・ 生まれました
生まれてから、産後1週間をどう過ごすかで、お母さんも赤ちゃんも充足度合いがこんなにも違ったんです
 
 
一緒に 充足 を感じて欲しいから・・・ :blush:
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さて、無事生まれましたが、この後もどうやって産むかによって、こんなに違ってくるんです
 
 
産んだあとも大忙し 🙄 病院(分娩台)での出産
分娩台を使った出産は、赤ちゃんとお母さんは別々 になり、産後の30分~1時間の間に、こんなことが行なわれています
赤ちゃん
直ぐに、細い吸引チューブを鼻や口に入れ 羊水をとる
  赤ちゃんは顔をしかめたり、酸欠で青くなっちゃう子も
臍帯(へその緒)を切る   
蘇生措置(念のため、元気でも行うことが多い)
  ・インファントウォーマー(熱で温め体温低下防止)   
  ・さらに吸引   
  ・足や背中を刺激して、泣かせて呼吸させる
沐浴と計測(別室にて)
  お母さんの会陰切開の血でべっとり        
 
 
お母さん
会陰切開の縫合処置
  通常は部分麻酔だけど、状態によっては全身麻酔になることも・・・
 
 
この間、赤ちゃんの処置が優先されるため、赤ちゃんとお母さんが一緒にゆっくり出来る時間はありません 🙁
そして、待ちに待ったご対面 これでゆっくり出来る~ って思いきや、少しだけお母さんとご対面を果たしたあと、赤ちゃんはすぐに新生児室へ
(もし母子別室の場合 退院までずっと、たとえ母子同室でも 翌日までは離れ離れ )
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自然な形で赤ちゃんを迎えると、こ~んな感じ
自然な形でのお産をされている、『分娩台よさようなら』の著者:大野明子先生の明日香医院では、こんなにも違ったんです 😀
処置の前にお母さんの胸の上に乗せ、ゆっくり時間を過ごす(臍の緒付) 
  赤ちゃんは処置をしなくても、自力で穏やかに呼吸し、上手に羊水も吐き出します
      実は、大きな声で泣かないんです
  臍の緒も時間を決めずに、「もういいかな?」と自然と感じた時に切る
  ※臍の緒を早く切るのは、『胎盤の血が、赤ちゃんに流れ込み過ぎることで、黄疸の原因にな    
   る物質△→黄疸悪化を防ぐため』とされているが、そうなるのも、分娩台だから
   (赤ちゃんがお母さんの心臓より下にあるので、流れ込みやすい)!!

赤ちゃんと、ニッコリ目合わせ
  赤ちゃんは、出産時に交感神経が刺激され、産後2時間くらいは、活発に動くんです
      目を合わせたり、周りをキョロキョロ見渡したりもする 至福の時
初乳
  時間は決めず、赤ちゃんがやる気になる(おっぱいを欲しそうに口を動かす)まで、
      待って大丈夫
  最初はどんな人でも僅かしか出ない
      妊娠中にちゃんとおっぱいケアをしていれば、自然とどんな形のおっぱいでも出るよう
      になるので、ご心配なく
毎日一緒にべったり過ごそう
     産後1週間は母子のリズムを作る大事な時間
  おっぱいは欲しがる度に吸わせる。横向きのまま、ず~と吸わせていてもOK
      だから産後もおっぱいケアは大事 マッサージや、粗食をすること
  産後数日間は赤ちゃんと一緒に日光浴
       黄疸の原因となる物質は、光にあたることで、体外に排出されやすくなる
産後を、自宅でゆっくり過ごすこと、こ~んなにも素敵な時間をすごせちゃうんです
何よりも、「家族でこの子を育てていくんだ!!」という、主体性と責任を持ってもらうことに繋がるそうです
 
 
こうやって、現代医療と自然な形でのお産の違いを比べてみると、やっぱり自然な形でのお産がいいなって思いますよね
 
それと同時に思ったことが・・・
現代医療によって、引き離された母子はたくさんいます
でも、一方でそれで救われた母子もたくさんいます
現代医療=悪 と否定するのではなく、現代医療が『母子を繋ぎ合わせるために、自然なお産を出来るようサポートをする』そんな役割に変っていくんじゃないかなって思います

List    投稿者 kasi1106 | 2009-08-04 | Posted in M01.身体の自然環境18 Comments » 

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コメント18件

 とりうむみならい | 2010.02.23 10:28

すごい、わかりやすい!!
>① トリウムは単位重量あたりの、取り出可能エネルギーは大きく、資源としては注目に値する。
② 安全性の問題は、ウランもトリウムも根本的な差は無いので、従来の安全性論議を超えたところでの検証が必要になる。すごい、わかりやすい!!
>① トリウムは単位重量あたりの、取り出可能エネルギーは大きく、資源としては注目に値する。
② 安全性の問題は、ウランもトリウムも根本的な差は無いので、従来の安全性論議を超えたところでの検証が必要になる。< トリウムについては、プルトニウムを生成しないし、安全なものなのかと思っていましたが、安全性の問題は対して変わらないというところがはっきりわかりました(表を見るとむしろ危険物質の割合は多いみたいですね。この表もすごい!) とは言え、何を扱うにも危険はあってそれは原発に限らず技術力で解決しているのだから、「安全性論議を超えたところでの検証が必要になる」にも納得です。 安全か否か、危険か否かの本質はその成立体制のほうにあるのかなと思いました。

 sinsin | 2010.02.24 22:39

とりうむみならいさんへ
コメントありがとうございます
>トリウムについては、プルトニウムを生成しないし、安全なものなのかと思っていましたが、安全性の問題は対して変わらないというところがはっきりわかりました(表を見るとむしろ危険物質の割合は多いみたいですね。この表もすごい!)
そうなんです。放射線に対する安全性については、どちらもあまり差が無いんです。
このあたりを調査してわかったのですが、各種の悪影響に関するデータをまとめたものは見つかりませんでした。いろんなところから、つぎはぎで合成して初めて全貌がわかるというのが、今の現実のようです。
本当に原子力を人々に認知してもらおうという気持ちがあるのなら、我田引水的に物事を簡略化したパンフレットなどより、このような事実を発表するほうが、よほど有効だと思います。
今の意識潮流からすると、どうすればうまくいくのか?本当はやめたほうがいいのかなどの、冷静な議論が求められているのだと思います。そうなれば、閉塞したエネルギー開発に光が見えてくると思います。
今や、反対されるから、秘密主義で進めていくこという方法ほど時代遅れなことは無いでしょう。官僚・電力会社・メーカーの方々には、このことに早く気がついてほしいと思います。

 こめっと | 2010.02.26 1:32

すごい、今回も大作ですね。
グラフまでとてもわかりやすく、勉強になりました!☆
特に気づきだったのは、同じ天然資源質量から取り出せるエネルギー量が、ウランに比べトリウムの方が格段に多いということ、
それから、核分裂生成物はトリウム発電の場合も同じように危険な物質が発生しているのだということです。
これまで恥ずかしながら、、原子力発電で生成される危険物質というと、プルトニウムしか知らなかったのですが、放射性元素とそこから発生する放射線種まで具体的に知ることで、素人にも原子力の仕組みや問題点が理解出来るのだと実感出来て、わかることが楽しいです☆
>本当に原子力を人々に認知してもらおうという気持ちがあるのなら、我田引水的に物事を簡略化したパンフレットなどより、このような事実を発表するほうが、よほど有効だと思います。
このsinsinさんのコメントに、強く共感します。
次回も楽しみにしています。

 daruma | 2010.02.27 12:21

 資源の有効利用という点では、トリウムは圧倒的にウランより優れていることがよくわかりました。
 一方で核エネルギーとしてウラン系の発電がここまで普及し、政策化、制度化、そして安全性の問題が顕在化している今、同じ核エネルギーとして転換するのにも、社会的合意形成の課題の方が大きいように思いました。
 
 
 

 sinsin | 2010.02.27 15:35

コメットさん・darumaさんへ
>>本当に原子力を人々に認知してもらおうという気持ちがあるのなら、我田引水的に物事を簡略化したパンフレットなどより、このような事実を発表するほうが、よほど有効だと思います。
>このsinsinさんのコメントに、強く共感します。
・・・
>一方で核エネルギーとしてウラン系の発電がここまで普及し、政策化、制度化、そして安全性の問題が顕在化している今、同じ核エネルギーとして転換するのにも、社会的合意形成の課題の方が大きいように思いました。
・・・
社会的合意形成の課題も大きな視点は見えてきました。
現在の原発開発と反対運動は、国家権力を取り込のんだ、官僚・電力会社・メーカーの私権(利権)集団と、その権力に対して、批判・要求するだけの反の意識の集団の対立という構図です。この狭間で、本源的な地元の共同体は、ことごとく解体されてきました。
どちらも現実否定意識に、根ざしているため、両者は非充足かつ否定的な対立だけを浮き彫りにしてきました。これは現在の、充足基調の潮流からすると、一般人は引いてしまうような、暗い内容です。
ここを超えるためには、政策の中身はもちろんのこと、その推進方法も重要になります。つまり、科学の未明部分も含めた事実の発表、真摯な議論、その上での共認形成、という流れに移行することが重要課題になると思います。

 どんきち | 2010.03.02 22:25

【トリウム発電でも危険物質は問題になるんですね】
上記本文でも言及されていた、問題となる危険物質の具体例を燃料サイクル毎に簡単に整理すると・・・・
1.フロントエンド
 ・トリウム自体が自然性、毒性をもつ
2.発電過程
・プルトニウムは生成しないが、結局のところU233という核分裂性物質に変換してそのエネルギーを利用するので、ウラン燃料による発電と危険性の本質は変わらない。
・冷却材として使うナトリウムの危険性
3.バックエンド
■使用済燃料に含まれるタリウムの有害性、再処理困難性
・廃棄物量の少なさが、トリウム炉優位説の根拠となっているが
・使用済燃料に含まれるタリウムの毒性と、再処理の困難性を指摘する資料もある。
・毒性の高いγ線を放出するタリウムはKGB工作員殺害にも使用されたことがあるらしい。
・再処理過程におけるタリウム分離工程が、高度な技術と大がかりな設備が必要
→核兵器への転用を困難にしているメリットもあり、プルトニウムを生成しないこととあいまってトリウム優位性を根拠付けているが
→逆に、適正な再処理の容易性、安全性を困難にしている

これらバックエンド処理技術の目途がつかないことがトリウム炉の実現性を妨げている大きな要因の一つ
が大きな要因のようですね。
トリウム炉の優位性を根拠づける最大の利点として「プルトニウムを生成しないこと」が挙げられますが、上記2.の通り、分裂性物質を生じる点ではウラン燃料と変わらず、上記3.の通り、バックエンド段階では、ウラン、プルトニウム燃料よりもさらに、再処理の困難性というハードルのため、より実現性の見込みが低い。
ということですね。

 sinsin | 2010.03.03 10:52

どんきちさんへ
追加情報ありがとうございます。今回の追求まででも、いままでいわれてたようなトリウム優位説は揺らいできました。
さらに、
>上記3.の通り、バックエンド段階では、ウラン、プルトニウム燃料よりもさらに、再処理の困難性というハードルのため、より実現性の見込みが低い。
この問題は、トリウムに限った話ではなく、どの原子炉でも共通する問題だと考えています。
たとえば『再処理』という言葉が曲者で、この言葉によって何か安全な物質に変換されているような錯覚を受けてしまいます。
しかし現実には、再利用できそうな(いまはまだ再利用できていませんが)ほんの一部の物質を分離するだけで、殆どの物質は、単に永久?封印しているだけです。
かつ、表のように核分裂後は殆どの物質が危険側に変化して、ほぼそのままの量が残ってしまいます。使った分だけ危険な物質に変化して、永久?封印のスペースが増えてくるという状況です。
よって、再処理に関するこのあたりの情報も調査していきます。
>・冷却材として使うナトリウムの危険性
これについては、高速増殖炉などで問題になっています。ナトリウム自体が反応性高く、かつ、微小な継ぎ目でも通過してしまうので、漏れると大事故になるという問題のようです。
だだし、それではこまるので、現在では、低反応のフッ素系混合化合物であるフリーベ溶融塩という物質を使い、ある程度改善されているようです。

 素人1 | 2010.03.03 14:48

なんかすごく勉強になったって感じです。
放射能は全くの初心者なのですが、核分裂生成物の表を見ていて疑問が涌いてきました。
廃棄物が%表示になってますが、これって廃棄物全体に対する残存比率ですね。
とすると、廃棄物の総量はどうなるのでしょうね。
例えば何処かでトリウム熔融塩炉は30年燃え続けるようなことを読んだことがありますが、これが正しいとして、では30年でウラン原発とトリウム溶融塩炉で、天然ウランと天然トリウムそれぞれの必要量が何トンで、そこから出る廃棄物がそれぞれ何トンで、その廃棄物総量の中に核分裂生成物が何%づつ含まれていますという説明ですと自分にももう少し理解できるかなと思いますが、そんな説明というのは放射能の世界では無理でしょうか。
変な質問で申し訳ありません。的外れでしたら無視してください

 どんきち | 2010.03.03 23:15

素人1さんへ
ウラン燃料に関しては
[原子力の過去・現在・未来  山地憲治著]P.85(図3.8 現在の軽水炉におけるウラン燃料の利用のされ方)
に参考になりそうな図解が載っていました。
ただし、これは天然ウラン→濃縮→核分裂までの過程における含有量・率の遷移に関するもので、廃棄物量に関する含有量・率ではなく、直接の答えにはなっていないのですが、もしよろしければ参考にしてください。
この表の要旨をフローにしてみます。
5.5Kgの天然ウラン

 ⇒4.5Kgの劣化ウラン(濃縮テイル)
 ⇒1Kgの濃縮ウラン燃料
     →235U=30g
        →燃残の235U 8g
        →236Uに変換 4g
        →核分裂して消滅 18g
     →238U=970g
        →プルトニウムが核分裂して消滅 10g
        →燃残りのプルトニウム 9g
        →超ウラン元素約 1g
        →238Uが高速核分裂して消滅 2g
        →燃え残りの238U   約950g
すなわち約30gが核分裂する(=石油約60トン分)ので、1万倍帝都のエネルギー密度となる。
ということです。
まとまった図解のようなものはなかなか一般に公表されている資料は入手しにくいかもしれないので、私の方でも、何らかのデータを統合・整理したものを作ってみます。
(あまり期待しないで下さい。 当ページの編集スタッフさん達に期待したいと思いますが・・・)
   
        

 sinsin | 2010.03.04 20:48

素人1さんへ
はじめまして、なかなか難しいですね
まず、
>例えば何処かでトリウム熔融塩炉は30年燃え続けるようなことを読んだことがありますが、
これは燃料補給なしで30年反応し続けるという意味ではありません。必要燃料量を連続的に追加していく(液体燃料)システムなので、創業途中に固形燃料炉のような燃料交換のための休止期間は不要である(と現在予測される)という意味です。燃料は同じように取り出すエネルギー分だけ必要です。
>廃棄物が%表示になってますが、これって廃棄物全体に対する残存比率ですね。
>とすると、廃棄物の総量はどうなるのでしょうね。
おそらく、トリウム溶融塩炉が30年燃え続けるのならば、廃棄物は少なくなるのでは?という疑問ではないかと思います。
最初は大雑把に捉えていったほうがわかりやすいと思います。(というより、ご質問の内容については、エネルギーを取り出すことが主な開発動機ですから、おそらく正確なデータは無いと思います)
まず、燃料としてのウランやトリウムが核分裂しても別の物質に変わるだけで、無くなりわけではありません。その際に、たとえばウランであれば1%にも満たない質量が減ります。これに光速の2乗をかけたものがエネルギーに変わりますから、大変大きな値になります。
このような事情から、燃料物質は反応後に物質は変われども(気体になったものも含めて)同じ量だけ残ると考えても、核廃棄物の量を算出する上ではさほど問題はありません。
そのような前提で、物質がどのように変わっていくのかを、表Ⅰ・Ⅱ出表しています。グレーの帯の放射性廃棄物と書いてある部分が最後に残る量です(このうち、1%くらいは少なくなりますが。)
次に、必要量は、単位燃料物質から取り出せるエネルギー量によってきまりますが、表Ⅲのようにウランとトリウムの1原子あたりのエネルギー量はほぼ同等です。
そうすると、燃料の中の反応成分の量で差が出てくるのですが、表Ⅲのように、天然ウランより天然トリウムのほうが150倍ほど大きい、つまり同じエネルギーを出すのに燃料の量≒廃棄物の量は、ウランに比べトリウムのほうが150の1程度で済むということになります。

 素人1 | 2010.03.05 20:54

 どんきちさん、sinsinさん、素人のわけのわからない疑問にこんなに親身にお答え下さってありがとうございます。
 私の知識ではお答え戴いた事すら2度3度読み返して少しずつ理解を進めております。
 大雑把に天然ウラン5.5kgから235Uが30gで他ははいきぶつですか・・・・・。
 こんな僅かな物しか燃料にならないんですね。
 あと、ウランとトリウムで150:1もビックリですね。
 エーと・・・ウランの廃棄物量150年分とトリウム1年分の廃棄物量が≒ってことなるんですか?
 なにか、今の段階はまたまたご迷惑な質問をしそうになってきましたので、ひと休みしてもう少し良く読ませて頂きます。

 どんきち | 2010.03.06 23:26

素人1さんへ
上記、本文ので出典先資料として引用されている
・ウラン系の物質変化とその比率
内閣府原子力委員会 燃料サイクルの比較 -エネルギー、廃棄物および経済性の観点から- 
の3ページ目以降で、
①軽水炉で直接廃棄処分の場合
②軽水炉でプルサーマルサイクルの場合
③高速増殖炉の場合
の3通りのサイクルにおける物質量変化を量的にまとめている図がありました。
恥ずかしながら、見落としていました。
こちらをご参考ください。

 素人1 | 2010.03.07 7:57

どんきちさん、ありがとうございます。
これはいいですね。私のレベルにはとても良い教科書になります。
本当に感謝します。

 素人1 | 2010.03.07 18:00

どんきちさんから教えて頂いた資料を読んでみました。
どうも軽水炉ワンススルー、軽水炉プルサーマル(1回リサイクル)、FBR(3回リサイクル)、FBR(無限回リサイクル)どれも廃棄物量はほぼ同じと思えてしまうのですが、sinsinさんの 燃料の量≒廃棄物の量 がどの方式でも当てはまるのでしょうかね。
電気エネルギー発生量が変わるだけなのかな・・・?

 k | 2011.04.25 15:53

溶融塩炉はトリウムを考えているのですが
ウランを溶融塩にすることは
可能なのでしょうか?
ちょっと気になったので、書いてみました。

 feynman | 2011.06.27 21:57

核分裂生成物ですが
矢ケ崎教授の引用とおおきな差があります。
http://blogs.yahoo.co.jp/kikitata3/28353668.html
の18セシウム137は核分裂生成原子のたったの3.1%
をご覧ください。

 匿名 | 2011.07.15 10:40

トリウム原発が事故を起こした時の危険性は、放射性各種の量や種類だけでは判断できません。微粒子が飛散する意味でウラン-プルトニウム系の方がかなり危険度が高いのでは?トリウムは、溶岩のように固化してしまうそうです。

 匿名 | 2011.09.23 9:08

はじめまして。
原発は今後の電力需要を考えてみても必要だと思います。
問題は情報を捻じ曲げられた現状にあるのではないでしょうか。
トリウム炉 導入すべきだと思います。
いち早く実用化にこぎつけるであろうと予測さえているインド、中国に負けないためにも。
トリウム炉はやはり原発なので核廃棄物は発生しますが、いろいろ利点が多い。
福島の原発事故は余りにも悲惨だが、それをもって全ての原発を否定してしまっては希望がない。
水力・風力・地熱・太陽光・波力 どのエネルギーも不安定か、エネルギー密度が小さいのでとても原子力の代替エネルギーにはならないと思います。
水素エネルギーにしても水素を生成する過程のエネルギーはどうするのでしょうか。
私が有望だと思っているのは『日本海側』のメタンハイドレートとトリウム溶融塩炉です。
トリウム炉の利点は以下の通りです。
①燃料の地殻中存在比が高い
 U235:Th232=1:430
②濃縮工程が不要
③核反応による超ウラン元素の発生が極微量
④廃炉においても廃棄物量がウラン炉に比べ少ない。たとえば炉心の構成材である黒鉛は表面の0.1mmを削れば再利用できる
⑤放射性廃棄物の実用的な消滅処理に使える
⑥今回のF1(福島第一原発)のようなメルトダウンは起こさない。
⑦炉の構造が単純
つかれたので後半は手を抜いてます(笑)
元々、燃料となる同位元素(Th232)の濃度が高いので再処理も格段に省けます。副次的な作業が少ないからそれに尾もなって発生する低レベル放射性廃棄物はかなり少なくなるようです。
また、核廃棄物も超ウラン元素がほとんどないので、現在の10万年管理を300年管理まで引き下げることができます。
※長半減期の放射性同位元素は超ウラン元素であることが多いため
間違いがあったらご指摘ください。
多分あると思います。

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