2012-09-18

【ウコンはなぜ誰にも効き、多種類の病気に効くのか?】科学を身近に☆NewStream

5819230.jpg
 
旬の話題から自然の摂理が学べる!科学を身近に☆NewStreamです。
今週の科学ニュースを紹介します。
 
  
よく体に良いといわれている「ウコン」。
「春ウコン」「紫ウコン」「秋ウコン」などなど多くの種類があり、健康食品や中医学漢方として着目されています。
 
例えば、ターメリックとも呼ばれる「秋ウコン」には二日酔いに効く「クルクミン」という物質が入っています。
クルクミンは強い抗酸化作用を持ち、胆汁分泌促進作用により肝機能の強化やコレステロール低減などによる生活習慣病の予防効果があるといわれています。
二日酔いにウコンが効くのも肝臓に働きかけているためです。
 
 
このほかにも「ウコン」はがんなどの成人病や生活習慣病などにも効くとも言われています。
そこで今回はウコンがなぜ広範囲かつ多種多様な疾患に効くのか考察している記事を紹介します。
 

 にほんブログ村 環境ブログへ


 
ウコンはなぜ誰にも効き、多種類の病気に効くのか?より引用
 

春ウコンが, 体内の各種臓器に生じた色々な種類の病原が引き起こした疾患を, 並行して同時に治癒に向かわせている. これから次の2つのことが考えられる.
① 春ウコンの成分と反応する受容体を持っている臓器細胞が, 反応後に活性化して病原体をおさえることができる物質や細胞を作る. この物質や細胞が体液によって運ばれて, 病原体の活性を抑える.
② たくさんの種類の病原体が春ウコンの多成分と反応する複数サイトを持っていて, このサイトと反応することによって病原体が死滅する.
春ウコンは, 細菌類やウイルス類および病原体不明の癌や成人病などの, 多種多様の病原体に効果を発揮している.
しかし, 多種類の病原体が同じ受容体を持っているとは考えにくい. 春ウコンの多種類の成分が, この広い範囲のさまざまな病原体に反応して治癒をもたらしている, とも考えにくい.
よって, 春ウコン成分の受容体を持っている臓器(器官)が, 多種多様な病原体(細菌類やウイルス類など)を攻撃できる機能を持っている①ということになる. これは, 免疫系細胞以外にはあり得ない.
ウコンが抑えた多種多様な疾患は, 健常者なら治まっている疾患である.
また, 健常者の範疇にある人も罹患している蓄膿症のような慢性疾患も治っている.
春ウコンの摂取により, 加齢に伴って低下した免疫機能が発病以前の状況より良くなり, [健常者をはるかに超える, 高い免疫状態]の体になったと考えると, これらの現象は理解できる.
免疫力の低下は, よく知られているように, 加齢,過労,ストレス,寒さ,投薬(制癌剤,ステロイド等)などにより起こる. 免疫力が一定レベル以下まで低下したときに, さまざまな疾患が, 順次, 発症してくる.
春ウコンの広範囲の適応性から見て, 春ウコンは免疫系の広範囲な活性をつかさどる基幹部分に作用していることを示している. どの人にも殆ど同じ効果を示すのは, ヒトの免疫系, とくに, 基幹部分の個人差が全くないからだと考えられる.
特に, 基幹部分の差異は全くないことと, 各種の癌と免疫系との関係が同じために, 春ウコンによる免疫賦活で, 多種類の癌からの極めて高い回復率を示すのであろう

体に良いと聞くと、一見「ウコン」が直接病原体を無くしていると思いがちですが、実は「ウコン」は人の体の持つ免疫力を向上させて、間接的に病原体を無くしていたのです。
 
免疫力=自然治癒力を向上させる治療法はホメオパシー医学と呼ばれ、昔から存在していますが、科学的根拠が無いからと一蹴されてしまいがちです。
 
要素還元的科学信仰からの脱却 1・・「科学と医学」より引用

ホメオパシー医学の特徴は過去の治癒統計を重視することにあると思います。
具体的方法としては、ある病状にたいして何々病としてカテゴリー分けを行い、その病種に対して共通の薬を処方するという近代医学の方法とは異なり、症状を何時間もかけて徹底的にヒヤリングし、健康な人が服用するとまったく同じ症状が出る薬物(毒物)を過去統計から抽出します。
そしてそれを、極端に希釈して服用させます。
近代医学でいう病種が異なっても同じ薬になることがあるわけで病種という概念は重要視していません。
その結果、患者は一時的に病状悪化しますが、希釈された薬物に対して刺激された自然治癒力はもとの症状そのものも取り去り、近代医学のように体内に高濃度の薬物を充満させることなく治癒していくのです。

これは『自然治癒力』を刺激して、それを活性化させる治療法です。
 
その根拠は生命機構そのものなのです。
 
それゆえ科学的根拠が無いと無視されてしまいがちですが、抗がん剤などの化学療法の問題点が浮彫になってる今、こういった自然の摂理に則った治療法にも着目すべきではないでしょうか?

List    投稿者 nkm- | 2012-09-18 | Posted in M.心と身体の自然の摂理1 Comment » 

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.sizen-kankyo.com/blog/2012/09/1190.html/trackback


コメント1件

 天変地異 | 2013.11.21 23:24

いや~、面白いですね。脱水した水分がたまって滑り易くなる、というのは直感的にもありそうな気がします。ただ、次々と疑問が湧くのですが、
(1) 図では、脱水した水分がマントル中を上方へ移動するような矢印が示してありますが、これの意味は?岩石中の水分に浮力は働かないでしょうから、何らかの結晶構造の変化が上方へ伝播する、という意味でしょうか?
(2) 東北地方では、マントルと水との接触でマグマ溜まりができて、結果として火山フロントが形成されると言われますが、西日本でマグマ溜まりができないのは、何か温度、圧力等の条件が違うからでしょうか?
(3) 雨の日に地震は起きにくい、という経験則があります。これは、地殻の間隙に水分が入りこむと岩石同士の急激なすべり(地震)が起こりにくくなるためと言われます。これと上記の理論とは矛盾しないのでしょうか?地殻中の深さが大きく異なるので、全くメカニズムが違う気はしますが。
(4) 意外だったのは、兵庫県南部地震が、東西圧縮力で発生した、という点です。これは太平洋プレートからの圧縮力なのでしょうか?
(5) 四国を横断する中央構造線との関係はどう考えればよいのでしょうか?構造線から南側の地殻が、全て南洋から来た付加体であるなら、淡路島の下には付加体が何層にも横たわっている気がします。この部分に水分が溜まっているというイメージで良いのでしょうか?
(2) については次回、聞かせて貰えそうですね。他は、可能ならば触れてもらえると助かります。以上、長文失礼しました。

Comment



Comment