衝撃!本来野菜は、「腐る」のではなく「枯れる」!?
みなさん、冷蔵庫に使っていない野菜 入ってませんか~?
放っておくと「腐ってどろどろ になりますよ~。臭って きますよ~。」
こうなるのが普通って思っていますよね??
私も、この本 を読むまではその腐り方が普通って思ってました。
河名秀郎著 「ナチュラル&ハーモニックスタイルのすすめ」 花書院
なんと、本来 野菜 は、『腐る』のではなく『枯れる』のです。
えっ 、どういうこと
と思う方は、まずは下記の実験を見て下さい 。
左:自然栽培 中央:有機栽培(農薬使用) 右:一般栽培
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この写真はきゅうりをスライスして、煮沸したビンの中に詰め、フタをして実験したものです。
1日1回、フタを開けてという単純作業を繰り返しただけのものです。
同じ環境下に置き、時間の経過によってどのように変化していくかを実験したものです。
これは夏場十日くらい経った頃の写真です。
有機栽培と一般栽培は、溶けて腐ってしまっていますが、自然栽培のものは、漬物のような香りがして、発酵していっているのがわかります。
一般栽培のものは、ケミカル臭の鼻を突くような臭い、有機栽培は家畜糞尿のような臭いがします。
つまり「発酵する又は枯れる」ものと「腐敗する」ものとに分かれることが分かります!
この実験さらに驚きなのが、なんと一番先に形が崩れていったのが、「有機栽培」のきゅうり。
え~、意外 なんで なんで
どうやら使用した肥料成分の量と質によっては有機といえどもこのようなことになってしまうとのことです。(これについてはまた扱いたいと思います。)
この実験を始めたのは
「植物 は、どの山や野原を見ても枯れて朽ちてゆくものなのに、どうして野菜 だけは腐ってしまうのだろう?」という疑問からです。
悪臭を放ちながら腐っていく野菜は、もしかしたらお腹のなかでも同じように腐って悪臭を放っているかもしれない、人間が病気になる原因の一つなのかもしれないと考えるようになったからとのことです。
その他こんな実験が載っていました。
左:自然栽培 右:一般栽培
カットした柿をビンに入れ、10日間放置した状態。
一般栽培の柿はカビが生えています。
自然栽培のものは発酵して甘い香りを漂わせた後、柿酢になります。
で、で、その「枯れる」野菜を作り出す「自然栽培」って何なの
気になる~
自然栽培とは、化学肥料や有機肥料、牛糞、鳥糞、豚糞、馬糞、人糞、魚粉、肉骨粉、油粕、海草、米ぬかなのど資材、そして漢方系も含めて農薬などを一切使用しないで 自然の摂理 に即した栽培方法示す言葉です。
簡単に言えば、土をきれいにしていくことを目標に栽培する方法です。
不純なものが一切入っていない、そういう土作りを目指して行こう、これが自然栽培です。
農薬の肥料もいっさいなしで本当に育つの~ 🙁
経済的に成り立つの~
といった疑問が。
収量は普通に肥料をやる人の7~8割かそれ以上、中にはほとんど変わらないくらいの農家の人もいるとのこと。
そして、なんと肥料をやらない栽培だと、虫も病気も寄らなくなるし、栄養価も抜群にアップするとのこと!!
この著者の方はこう言っています。
自然栽培を理解するためには、頭を1回白紙に戻さなければ始まりません。そして、野山の木々や庭先の柿に真摯に目を向けいく必要があります。
「なぜ、肥料も与えられていない柿は、病気や虫の被害を受けることなく毎年、実るのか?」など、私たちの周りには今まで、気がつかなかった答えがあるようです。
気になる自然栽培については、引き続き追求していきます!
&実験と聞いたらやらずにはいられいない私。
この腐敗実験も実際やってみたいと思います。
みなさんお楽しみに~
さんぽ でした。
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コメント3件
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