2021-10-27

体内での水の役割 ~生命を活性化する「水和」の力~

「人体の60%は水でできている」とよく言われます。
以前ブログで、水は柔軟な構造をしていて、結合するモノによって様々な性質に変化することを紹介しました。(http://blog.sizen-kankyo.com/blog/2021/10/5474.html
今回は生命と水の関係性を探る中で、水が体内で様々に性質を変えることで、エネルギーを生命に巡らせる媒体になっていることが分かってきました。

■タンパク質に水和した水は性質が変化し、タンパク質を活性化する働きをもつ
・タンパク質の周りの水は凍らない

タンパク質分子の表面には-OHや-NH2、-COOHが分布していて、水分子と水素結合、もしくはクーロン力によって結合している。この力は水分子同士の水素結合よりも強いため、温度変化による水素分子の動きが抑制され、タンパク質の表面で水和している水は摂氏190度まで凍らない。(下図、A層の水)

【参考文献】生命からみた水(上平 恒 著)
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■水中の物質表面にはエネルギーが生じる層ができる

物質の表面、0.1mmくらいの厚さの層には、マイナスに電荷されたH3O2が生じる(排除層)。
この現象を発見したジェラルド・ポラック博士は、排除層を「EZウォーター」と名付けた。

(中略)

ちなみに、乾電池は電気をためているのではなく、化学反応で電気を起こしている。電気を通す液体のマイナス極とプラス極をつなぐと、電流が流れて豆電球がつく。
EZウォーターとバルク水にも同じことが起こる。エネルギーが生じるんだ。

(中略)

EZウォーターのエネルギーは、光エネルギーでもあるし、運動エネルギーにもなる。
たんぱく質は、「熱揺らぎ」にさらされながら構造を巧みに変化させることで、機能が活性化する。この揺らぎを生むエネルギーが、EZウォーター(水和水)にあるのではないだろうか。

【引用サイト】https://note.com/norichora/n/n0e8b1a14d933
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これらの研究や考察から、体内、特にタンパク質の周りの水は、

1.タンパク質と強く結びつき(水和し)、熱エネルギーがかかっても状態変化せず、液体の状態を保ち続ける。エネルギーをためることができる
2. マイナスに電荷されたH3O2となり、エネルギーを生み出すことでタンパク質を活性化している。

ことが分かった。

EZウォーターが、通常の水以上にエネルギーを受けることができる構造をしていて、EZウォーター自身も周囲のバルク水や熱環境の中でエネルギーを生みだし、タンパク質を活性化している。
水が体内のあらゆる物質と結びつくことで、生命の進化→安定と変異の実現基盤になっているといえるだろう。

 

List    投稿者 二鳥土入 | 2021-10-27 | Posted in M01.身体の自然環境, 波動と生命エネルギーNo Comments » 

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