2007-12-22

遺伝子組み換え作物の問題とは(3)

遺伝子組み換え作物の代表は大豆ですが、その中でもアメリカ産大豆の約7割の作付け面積(2000年度時点)を占めるのがモンサント社です。日本の大豆も多くはこのモンサント産の大豆です。
モンサント社はベトナム戦争での枯れ葉剤撒布という人類史上最大の生物化学兵器被害をもたらした化学(農薬)メーカーでも有名です。枯れ葉剤によって直接死亡したとされるベトナム人は、ほぼ3500人だったといわれていますが、生まれてきた子供たちへの遺伝的な影響を含めて、言語を絶する被害となりました。
その枯葉剤の技術を転用したのがラウンドアップという除草剤で、その除草剤に対して遺伝子組み換え技術によって耐性を持たせた大豆がラウンドアップレディです。
この技術により薬剤耐性作物が出来た事で薬剤使用量が増加し、農薬残留量の増加がまず懸念されますが、1999年10月に厚生省は農薬残留量の基準を大幅に引き上げる(基準を緩くする)事になりました。
この背景にはどんな経緯があったのか?
遺伝子組み換え作物の問題とは(2)でも引用させていただいた河田氏の論文を紹介させていただきます。
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  投稿者 nannoki | 2007-12-22 | Posted in N03.遺伝子組替えってどうなの?12 Comments »