2009-09-21

産婦人科医不足なの何で?

昨日は、お友達の妊婦さんとたくさんお話して、充足いっぱいもらいました~ :D
本日は、お産の医療現場からの声をお届けします
悲しい話ですが、これが現場の現実です
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産科医不足がどんどん深刻化しています。
その大きな理由は何だと思いますか
激務でしょうか?訴訟でしょうか?
応援よろしくお願いします :D

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一番の大きな理由は訴訟の後ろにあるといわれる十倍の数の紛争、さらにその後ろにある患者と医療者 との齟齬が一番大きな理由なんです。
訴訟というかたちで、表面化していない部分がこれだけあるのです。
最近では、権利意識の肥大した患者をさす「モンスターペイシェント」という言葉も生まれているほど。
そして、医療 はコンビニエンスストアのようなサービスだと考えて、自分たちはお客さまだと考えている人たちが少なからずいます。
まさに「医療消費者」という状態。
その具体的事例を一部紹介します。
お産意識の高い人が来る明日香医院でもそういった人がいます。

●玄関を入ってきた外来者に「おはようございます。」と声をかけても無視される
●診療室に一緒についてきた旦那。
帽子をかぶり、ダウンジャケットも着たまま、机に肘をついて話をきく。
何を言っても「はあ」としか答えない :-(
●内診室のタオルを使用した後、くしゃくしゃのまま放置する
●入院中の赤ちゃん専用のオーガニックコットン製の手作りベビー服を持って帰ってします。
これは盗難です :evil:
●分娩費の不払い :cry:
●平気で夜中や日曜日などに時間外診療にやってくる。(急を要する場合ではないのに)
●生まれた赤ちゃんの呼吸が不安定で、つきっきりで複数の助産師でみていたときのこと。
(その間、ご夫婦は寝ていた。)
夜が明けるころ、やっと赤ちゃんの状況が落ち着き、助産師さんはは朝まで仮眠を取ることに。
その間に、目を覚ましたお父さんは、何のお礼も言わず、帰ってしまったとのこと。

産婦人科医も助産師も、本当はお産が好きです。魅力的です。
だけど、クレームをはじめ、心折れることが多くなってくると、お産に携わることを続けられるなるそう
まさに、「やってもらってあたりまえ」という「医療消費者」という意識陥ってしまっている。
お産は、産む女の人とそれを手助けする助産師さんの協働作業です。
生むのは、その女の人本人なのです。
そこに大きな問題がありそうです。
参考文献:大野明子著 「いのちを産む」GAKKEN

List    投稿者 miwa | 2009-09-21 | Posted in M01.身体の自然環境6 Comments » 

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コメント6件

 daruma | 2010.05.13 23:41

>世論に対して強行に政策実現できる体制が、推進派と反対派の対立を作り出し、とその狭間で地域住民の存在基盤である共同体をことごとく破壊してきた>
 市場拡大のために対立構造を作り出し、共同体を破壊していくという金貸しの世界戦略の縮図が原子力開発体制でもやはり という感じです。
 
 エネルギー問題も、究極の課題は、技術云々よりもこの構造から脱却できるかにかかっていると感じました。
 端的にまとめていただいて、鮮明になりました。
 

 ホイホイ | 2010.05.14 17:43

私は茨城県の出身ですが、茨城県には、日本の原子力の始まりと言われている東海村があります。
原子力の話を聞いていると、沖縄の基地問題と似ているものを感じます。
東海村は、“村”ですが、原子力のおかげで、財政的にも非常にゆとりがあると言われています。
(中学校の社会で「県内で赤字じゃない市町村は、東海村と●●町くらいだ」と教えられたものです)
国からは多くの補助金を受け、原子力関係の企業が集まることで、法人税も村には入る。
且つ、そこの企業に向けて、村民の雇用も確保される。(この点では、村民だけじゃないく、周辺市町村や県内の大学も恩恵を受けています)
私も何度か東海村にいったことがありますが、村内は、原子力エリア以外も道路や歩道など大きく、綺麗に整備され、駅も非常にきれいです。
JCO臨界事故でも分かるように、危険なものを抱えながらも、そこに頼った経済・財政になっているため切れないという事実。
これって、米軍基地に支えられている沖縄と同じ構造のように思います。

 のん | 2010.05.15 18:12

ホイホイさんのコメント、
>JCO臨界事故でも分かるように、危険なものを抱えながらも、そこに頼った経済・財政になっているため切れないという事実。
これって、「麻薬」みたいなものですね。
原子力開発って、一度手を出してしまったら、その地域をどんどん蝕んでいく・・・。
そんなイメージです。

 sinsin | 2010.05.15 21:17

darumaさん、ホイホイさん、のんさん
コメントありがとうございます
>国からは多くの補助金を受け、原子力関係の企業が集まることで、法人税も村には入る。
且つ、そこの企業に向けて、村民の雇用も確保される。(この点では、村民だけじゃないく、周辺市町村や県内の大学も恩恵を受けています)
については、今後連載していく予定です。お楽しみに。

 tiger lily☆ | 2010.05.16 1:49

>国家規模で政策決定していく必要のある事業の推進体制は、エネルギー開発に限らず、官僚を中心とする利益集団の権益実現に収束してしまう
これが現実の大きな壁になっているんですねヽ(*’0′*)ツ
本当に、みんなが安心できる仕組みは、私たち普通の庶民(素人)でないと、作っていけないのかもしれませんね。

 sinsin | 2010.05.17 11:09

tiger lily☆さん
>本当に、みんなが安心できる仕組みは、私たち普通の庶民(素人)でないと、作っていけないのかもしれませんね。
そうだと思います。そのためにも、現制度とそれが出来た時代背景を鮮明にすること。そして、時代はどう変わって、それにあった統合価値は何で、どうすれば実現できるという思考が必要になってくると思います。

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