温かくなっているのは地球大気か、都市気候か
気象庁のHPよりhttp://www.data.kishou.go.jp/climate/cpdinfo/index_temp.html
下のグラフが地球温暖化の基礎的なグラフです
はっきり気温は上がっている。
でも、その算出方法は?
1880~2000年までは,米国海洋大気庁気候データセンター(NCDC)が世界の気候変動の監視に供するために整備したGHCN(Global Historical Climatology Network)データを主に使用し,使用地点数は年により異なりますが,約300~3900地点です。2001年以降については,気象庁に入電した月気候気象通報(CLIMAT報)のデータを使用し,使用地点数は1000~1300です。
注:世界の観測所については、都市化による昇温を考慮して除いていません。
ん?気になる方はクリックを↓
もう少し詳しく見てみると。
観測地点ごとに月平均地上気温の平年差を作成し、5度格子内に位置するすべての地点の平年差を平均した値を、この5度格子の月平均地上気温の平年差とします。・・・
各5度格子の月平均地上気温平年差に、緯度による面積の違いを考慮した重みをつけた値を、世界全体について平均したものをその月の世界の月平均気温の平年差とします。
世界の観測所が都市部近くにあれば、その都市気候が世界平均気温に影響するということですね。
どこのグラフでも、1970年以降、急激に温暖化しているという結果を出しますが、この基礎データはどこまで信用していいのでしょう?
この地球温暖化を表すグラフは、地球全体の温暖化を表しているのでしょうか?それとも都市部の温暖化を表しているのでしょうか?
下は2006年平均気温規格化偏差階級分布図です。
やっぱり、ほとんどが都市部、工業発展地域の温度が上がっているように見えませんか?
人間の営みが、少なくとも広範囲で温暖化させているのは間違いないでしょう。
でも、いったい地球そのものは、本当はどうなのでしょう?
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コメント4件
leonrosa | 2007.09.29 22:12
Kazuoさんへ
世代的には、科学信仰真っ只中で育った世代ですから、少々、既存の科学的知見に依拠しすぎて、見えなくなっているものがありそうです。
地球のマクロな構造が、現代人類にどう係わってくるのか、その視点をどう見出すかですね。
hirasawa | 2007.11.15 21:48
日本のフォッサマグナだったかなにかは、は北アメリカプレートとユーラシアプレートがぶつかっている場所だとか記憶しているのですが、どうして石油が出ない!!
地震なんかいらねーぜ
匿名 | 2008.04.16 3:09
幼稚なコメントばかりで、悲しくなりますね
日本の科学知識のレベルは急低下し
オカルト好きのひとが跋扈してるのでしょうか
サイトを運営しても、これではやりがいがないでしょう
同情します
kazuo | 2007.09.26 15:25
はじめまして、地質学科を卒業しています。私が大学にいたころはプレートテクトニクスはまだ一般化していませんでした。
現在でもプレートだけで説明しきれない現象が数多く存在します。科学はあまり信じないほうがいいのかもしれません。