2008-05-02

地球の誕生

【微惑星の誕生】

一方、原始太陽の赤道面にはガスや塵からなる円盤が形成されます。これが原始太陽系星雲です。
地球をはじめ太陽の周りを回る惑星、衛星は、原始太陽系星雲で誕生した無数の微惑星が衝突しあって、徐々に成長することで形成されました(シュミットによる微惑星説)。

微惑星とは直径が数キロメートルも小天体を言います。
微惑星の数は太陽系全体で100億個にも達したと考えられています。

この微惑星は、原始太陽に近い方は岩石と金属鉄主体のものが、遠い方は温度が低いため氷(水やメタン、アンモニアの個体)主体のものが形成され、原始太陽のまわりをほぼ同じ平面の上で円をえがいてまわっていました。

それら微惑星は、やがてお互いの引力(重力)によって軌道を乱し合い、衝突しては合体し次第に大きくなっていきます。
その一つが地球です。



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徒然なるままに『12.太陽系と地球の誕生』より

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【地球の誕生】
太陽の周りを物質が回転するうち、密度の高いところから微惑星、惑星が作られていきました。これは前段で述べていることですが、実際の惑星の成分で見てみたいと思います。
ガス成分は太陽風で吹き飛ばされるため、太陽に近い部分では密度の高い原子を中心とした惑星となりました。水星・金星・地球・火星は固体成分が中心で、木星よりも遠い星はガスが中心成分となっています。

微惑星のもっている巨大な運動エネルギーは衝突の瞬間に大爆発とともに熱に変わります。そのため地球の表面は溶け,マグマの海となります。地球の原材料となった微惑星には現在の地球に存在するすべての物質が含まれていました。鉄やニッケルのような重い物質は中心部に沈み,重力エネルギーの解放により高温の核を形成しました。一方,岩石のように軽い物質は表面に残りました。

〔地球を構成する元素〕
重量比でみると鉄=34.6%、酸素=29.5%、ケイ素=15.2%、マグネシウム=12.7%、ニッケル=2.4%、硫黄=1.9%、カルシウム=1.1%となっています。上位4元素で92%を占めています。意外とシンプルな構成なんですね。鉄はほとんど地球の中心にある核に存在しています。また、酸素の大半は大気中や水ではなく、ケイ素やマグネシウムなどと結合して地殻やマントルに存在しています。

データ出典;科学技術振興機構の「理科ネットワーク」

〔地球と太陽の関係〕
地球で大気の成分が残っているのはある程度の大きさまで成長し、重力が大気をつなぎ止めておくことが出来たからです。
また、太陽との位置も微妙でした。太陽にもう少し近いと地球は灼熱の温度になり、もう少し遠いと冷えた星になっていたと言われています。

このテーマは、太陽の構造なども含めて詳しく扱っていきたいと思います。
今後を楽しみにしてください。

〔地球と月の関係〕
ちなみに、月の誕生は地球の誕生と密接に関係しています。
地球がだいぶ形を成し初めてから1億年ほどたった頃、今の火星と同じ大きさほどの星が地球と衝突しました(「ジャイアント・インパクト」と呼ばれています)。
その時に地球のカケラがはがれて出来たのが月と言われています。月は地球の約1/4の半径を持つ大きな衛星です。月自体には生命の証拠は見つかっていませんが、重力により満ち引きを起こしたり生物の進化に少なからず影響を及ぼしてきたと言われています。
月についても今後機会があれば扱ってみたいと思います。

参考; 『太陽の誕生から地球の誕生まで』(るいネットより)
  徒然なるままに『12.太陽系と地球の誕生』
List    投稿者 yoriya | 2008-05-02 | Posted in D01.地球史5 Comments » 

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コメント5件

 アスピリン | 2008.08.10 19:35

>ヒポクラテスの時代にはヤナギの木が解熱、鎮痛作用を持つ事が知られていた。>ヒポクラテスの時代にはヤナギの木が解熱、鎮痛作用を持つ事が知られていた。<
ギリシャ時代は自然の摂理の中での知恵だったものが、
>そのアメリカでは、疾患を持っていなくても日常的にアスピリンを飲む人が多く、現在でもアメリカはアスピリンの大量消費国であり年間に16000トン、200億錠が消費されている。<
こうなると明らかに異常といわざるを得無いと感じます。ね。

 通りすがり人 | 2008.08.11 11:45

紹介の「OTCの王者アスピリンのお話」では、
>ディオスコリデス以来、欧州人は何世紀もの間、通風、リウマチ、神経痛、歯痛、耳痛あるいは分娩痛などの痛み止めとしてセイヨウシロヤナギほか数種のヤナギの葉や樹皮の煎じ薬を用いていた<とある。その成分は、サリシン。
>サリシンを含むヤナギの樹皮の煎液も苦く、欧州人は何世紀もの間その鎮痛作用を求めてひたすら苦さに耐えてきた。<
>サリシンやヤナギの樹皮エキスの苦味は日本人の感覚からすればとるに足らないもの。
サリシンから薬効があって苦味がないものを作ろうとして、
その第一段階が、サリチル酸。このサリチル酸は、胃の表皮を痛めてしまう。
胃の粘膜を痛めない、アセチルサリチル酸(アスピリン)を合成した。
最終合成物であるアセチルサリチル酸を天然薬効のサリシンを比べると、似て非なるものになっている。
>天然成分を化学的に修飾、あるいは全合成により新薬が創製できることが明らかになった。
本当にそう言えるのでしょうか?

 kaz-tana | 2008.08.14 18:23

アスピリンさんコメントありがとうございます。
>ギリシャ時代は自然の摂理の中での知恵だったものが、
>そのアメリカでは、疾患を持っていなくても日常的にアスピリンを飲む人が多く、現在でもアメリカはアスピリンの大量消費国であり年間に16000トン、200億錠が消費されている。<
>こうなると明らかに異常といわざるを得無いと感じます。ね。
確かにそうですね。くすりに頼って、くすり漬けになっている現状が顕著になっています。
世界的な医療市場も急激に巨大化しているようです。

 kaz-tana | 2008.08.14 18:39

通りすがり人さん、コメントありがとうございます。
>最終合成物であるアセチルサリチル酸を天然薬効のサリシンを比べると、似て非なるものになっている。
>天然成分を化学的に修飾、あるいは全合成により新薬が創製できることが明らかになった。
>本当にそう言えるのでしょうか?
当初のヤナギの成分からすると調剤・変遷の結果、変わっていっていることは否めないかもしれません。
ただ、基盤となるある成分から、化学合成によって試行錯誤を繰り返し、新薬を精製していく過程の基盤がこの当時に創作され、現状まで続いていると考えられると思います。

 pirin | 2008.08.18 15:51

アスピリンが最初の合成新薬だったんですね。
いや~バファリンはたまに飲んでますよ~。歯痛とかに効きますから。
しかし、アメリカ人が
>疾患を持っていなくても日常的にアスピリンを飲む人が多く
なのは何で?ビタミン剤代り???・・・まさか?

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