地球寒冷化の構造をめぐって
■氷河期とミランコビッチ理論
現在、地球温暖化(都市温暖化)が言われていますが、少し時間軸を拡げて考えてみると(氷河期の間氷期にあり)寒冷化に向かう事は明らかであると思われます。そして、この氷河期の氷期⇔間氷期のメカニズムは、地軸の変動等の理論(ミランコビッチの仮説)で説明できるようです。(リンクに詳しい。)
■全球凍結など
しかし、大きな歴史の視点に立つと、この仮説だけでは寒冷化等気候変動を説明するには不十分で、例えば全球凍結などは説明できない。地球45億年の歴史で数回しかおきていないので、周期数万年のミランコビッチ仮説では説明できない。
■ポールシフト?
そこで、ポールシフトという仮説を提示するかたもいるようです。リンク
>この磁気逆転現象をどのように解釈するかということですが、定説では上図の左下にあるように、地球の磁場だけがその向きを変えただけであるという解釈になっています。日本が南半球に移動したことなど有得ないことになります。しかし実際には右下図にあるように、地軸が傾いて、日本が南半球に移動する可能性もあるというのがポールシフト(極移動)によって地球磁場が変化したという考え方です<
■他の惑星の地軸(ポール)は?
ポールシフトは地軸が大きく傾く事で、地球上の気候にも大きな影響を与えたということですが、本当にそんなことはあったのでしょうか。
現状の太陽系を見ると、一部例外を除いて凡そ地軸の傾きは同じリンク
であることから、誕生以来ずっとそうだった、ポールシフトはなかっただろうと推測されます。
(金星は逆自転=南北反対、天王星は横倒しで自転だが、それぞれ原因仮説はあるらしい。)
■大気組成、大陸配置
ですから全球凍結など、長周期(?)の寒冷化は、ポールシフトではなく、ほかの構造によってもたらされた、例えば、大気組成の変化、或いは大陸移動→大陸の位置の変化によって起こったと考えられると思います。(http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=128466)
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