2008-05-04

水の特徴、物性を探る。その1 何でも溶かす親和力

地球は、水の惑星といわれます。 
 
地球の表面は、海水、淡水水面、氷河に覆われ、大地も湿った土、水分を沢山含んだ植物に覆われています。 
 
大気中にも大量の水蒸気が蒸発し、雨や雪となって水が循環しています。 
 
水は、地球の環境要素の中で、もっとも重要な物質ですね。 
 
また、生命体は水の中で生まれ、進化してきました。水に秘められた力が働いていそうです。 
 
そこで、水の特徴、水の物性に秘められた「自然の摂理」を読み解いて行こうと思います。 
 
いくつか、水の特徴をあげておきます。 
 
①水は多種多様な物質を溶かしこむ力(親和力)をもっている。
②水は、通常の温度帯(マイナス数度~110度程度の幅)で、固体(氷・雪)、液体、気体(水蒸気)という3つの状態をとる。この温度帯で、固体、液体、気体の状態をとる物質は他にない。
③水の気化熱、溶解熱が非常に大きく、水は、温度変化を緩和させる力がある。 
 
では、最初は「何でも溶かし込む親和力」です。 
 
コンプロネットさんの「水の話」から。 
 
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水は他の物質に比べて非常に多くのものを溶かす 
 
(気体の溶解)
水はいろいろな物質を溶かす力があります。雨は大気中の気体、すなわち、大気そのものや二酸化炭素、硫黄化合物、窒素化合物といったものを溶かし込んでいます。
水をどんなにきれいにしても、大気に晒しておく限りこのような気体が多量に溶け込みます。 
 
(有機物の溶解)
第2次大戦後発展した合成高分子は別として、有機物の多くは水に溶解するか、微生物等の作用を受けて水に溶ける形に変化します。 
 
エタノールやメタノールは水と無限に混ざり合いますし、脂肪酸などの酸類はよく水に溶けます。また、タンパク質も炭水化物も水に溶けるか、あるいは簡単に水に溶ける形に変えられます。
さらに完全に分子の形で溶けていなくても、微粒子状態で懸濁しているものが多量にあります。多くの微生物が懸濁状態で水に「溶けた状態」になっています。 
 
(無機物の溶解)
一般に無機物は金属にしてもセラミックスにしても水には溶解しにくいのですが、どんなものでも微量には溶解すると考えた方がよさそうです。
多くの岩石は水に不溶とされていますが、河川水に溶解して運ばれた無機物が集積して、海水は食塩NaClをはじめとして、金、銀、ウランに至る60種類以上の元素を1リットル当たり35gも溶かし込んでいます。
無機物はイオンの形になりやすく、イオンになればいくらでも水に溶け込みます。 
 
水ほどいろいろな物質を溶かす働きをもった物質は、自然界には他にありません。

では、この溶かし込む力は何処から来るのでしょうか。 
 
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(さらに…)

  投稿者 leonrosa | 2008-05-04 | Posted in D.地球のメカニズム1 Comment »